感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
着物を着たくなる!という点においてはすごくわくわく可愛いお話になっている。
ただどこかにもやもやがある…。
何かしらと考えまして「乙女」というところに思い至りました。
まぁもちろん私が既に外見に乙女要素は残っていないためであるのは重々承知の上意見させていただきます…。
引っかかっていたのは元カノさんとの件。
元カノさんが全てを手に入れたいという貪欲さと向上心をお持ちで、そこのバリキャリ感が個人的に好きになれないなとは思うのですが、頭の中の多くを恋愛と好きな着物に埋め尽くされて頭にお花が咲いてる(失礼!)主人公にも感情移入できない…。
色んなお砂糖を散りばめた胸キュン要素を取り除きますと、男は社会的に自立した女よりも「好きなことに一直線」と言いながら元は会社の受付嬢の実家暮らしで好きなことに多くのお金を費やすか、自立して暮らすほどの稼ぎのない女の方を選んでいるという話としても読めるわけで、「あなた本当にあの人のことが好きなのね」と言われて.顔を真っ赤にして「はい、大好きです」とか言っちゃえる幼さは好きになれません…ていうかイヤ。…おまけにぶちまけると男も仕事できる風の体で書かれてるけど要所要所に垣間見れる「社会人的にそりゃねーだろ」感とのギャップにイラりとしたり…(例。いくら美味しいとはいえその店女の子に紹介しますか?的なところとか…)
ただこのお話の目的は「散りばめられた砂糖」の方にあるべきなので、そーいうところにだけ目を向ければとても楽しめるお話です。
着物
休日にお天気や行く場所、その時の気持ちに合うお気に入りな柄を着てお出かけを楽しむ、とっても可愛らしい着物女子と泣きぼくろの読書青年との物語。
Posted by ブクログ
表紙が気になって試し読みで購入即決。おばあちゃんから受け継いだ着物でお出かけするのが好きな主人公もも。喫茶店で一目惚れした男性と少しずつ近づいていくのがいい。出かける先でたびたび会えるなんてすごいけど、着物着てるだけで気付かれないのか… 次巻はふたりでお食事デート! 着物だけじゃなく和装下着も可愛いよね。
Posted by ブクログ
自分も時々普段着で着物を着るが、
だいぶ数を絞って持っているので
こんなに選べるほど
たくさん着物も帯もあるのは羨ましい。
おばあちゃんの形見で思い出もあって、というのがまた素晴らしい。
ももちゃんは休みの日にお土産を会社に持っていくのが
すごいなと思う。よほど会社の人間関係がうまくいっているのだろうな。
自分だったら折角の休みに会社に寄り付きたくもない。
椎名さんは自分から誘って連絡先も伝えておいて
日程の連絡を自分からしてこないのが印象が悪い。
どうしても二回目に会った時、どんな事情があろうと
「邪魔」は有り得ないと思っているので
中々印象が好転しない。
せっかく普段着の着物漫画なのに
レビューなどではいまいち伝わっていない感想を見かけて残念だが
現代の日本は装道などと言って着物が道になっていたり
ハレの日用の着物(成人式や結婚式など)しか残っていなかったりして
ケの日の文化がきちんと伝わっていない。
単に服で和洋があるだけで、現代人は洋服ばかり着ているが
昔の人が中華料理だから着物は着られない、
雨の日だから着られない、
着替えるのに時間がかかるから朝着られない、
ひとりで着られない
なんてやっていた訳がないのだ。
堅苦しい偏った着物知識を着物だと思いこみ
これは漫画だからこういうことができるのだ、ではなく
普段着なのだから好きに着れば良いと思って欲しい。