歴史タイムスリップもの、中でも織田信長との接触を中心にした作品はいくつかありますが、本作は新しい切り口から切り込む斬新さから、非常に読み応えのある作品です。
主人公の女子高生・静子が、農業から戦国の国をみるみる改善していく様に、爽快感が半端ないです。
個人的な推しポイントは、農業に関する現代知識を振りかざして村民に仕事をさせるのではなく、
自らが先陣を切って頭と身体をフルに使い、姿勢と結果で人を魅了する主人公・静子のリーダーシップ。
当然ですが、時代錯誤から「女に仕事ができるわけねえ!」といった心無い言葉が飛び交います。
そんな中でも老人や子供たちとも力を合わせながら、まさに地道な働きから実を結ぶまでの様、
男どもの見る目が変わり、徐々に頼られる描写は心がスっとします。
戦国、タイムスリップ、スカッとに興味のある方におすすめです。
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遂に、
静子さん、戦場へ。
…取り敢えずは観閲、て感じですが。
真っ当な厭戦感覚を持つ人にとっては
辛いですよね…(T_T)
何故日常的に使われてない?
ファイヤーピストン
この本を読むまで知らなかった
なんで今の世の中で日常的に使われてない?
究極のエコ装置じゃない
こんなことまで教えてくれるこの本はすごいなー
火薬とか火種とか
料理とかだけでなく火を扱う重要物資も量産するという。軍需物資だけでなく布団もできて織田の周辺は暮らしやすくなったんだろうな