【感想・ネタバレ】サプリ 2巻のレビュー

あらすじ

社内恋愛はムツカシイ。服とか流行とかおいしいものとか…武器はいっぱいあるのに、たったひとつ、「かわい気」だけがない――。不器用なオンナ、藤井ミナミに訪れた新しい恋。うまくいきそうに思えたが、荻原には女の影が…? 仕事と恋のリアルストーリー!

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「仕事は女を救わない」
オンナにとって仕事とは何だろうか。いつかは自分の家庭をもって子供を育てることがオンナの幸せだとするならば、生活に仕事が入り込んだオンナは不幸なのだろうか。
広告代理店で働く藤井ミナミは、27歳にして7年間つき合っていた彼氏に振られる。惰性で付き合っていたとしても、悲しいものは悲しい。傷ついた彼女に残されたものは、憧れを抱いて入社した会社での激務と新しい恋への可能性! 限られた人生で、彼女は一体何を選び、何を捨てるのだろうか。

仕事をどれだけ頑張っても男性にはなれず、仕事に入れ込めば入れ込むほどその溝は深まる。女性として扱ってくる社会と自分自身に刷り込まれた女性としての幸せへの希求は止まらない。何も間違っていないのに何も正しくもない。そんな気持ちを抱えながらもがく主人公に共感し、勇気をもらい、明日も頑張ろうと思える作品だ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

折角美容院に行っても、仕事に差し支えないようにと思うあまり
大して変わらないスタイルのままお店を出てくるような
藤井さんの不器用な真面目さが、リアル過ぎて痛々しくすらある。

「正攻法以外を身につけなさい。そろそろそういう年齢よ」
「25すぎたら赤ずきんも食べられるためにワナをはる」
名言だなと思う
朝帰るシーンの切なさ、いつも綺麗にしている田中さんを見てすごいと思う気持ち、
とても共感した。

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2021年02月15日

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