【感想・ネタバレ】乱と灰色の世界 7巻のレビュー

大人サイズのスニーカーを履くと、グッと背が伸びて美しい女性に変身!
とっても純粋な小さな魔女・乱(らん)が、様々なものに触れて成長していく物語です。

友達のいない小学校生活から、スニーカーを履いてオトナになるのが日課だった乱。
魔法のことは秘密だったのに、変身後の姿をプレイボーイ・凰太郎(おうたろう)に気に入られてしまい…。
そんなキラキラした魔法ファンタジーから始まりますが、物語は徐々に深刻に――。

個性豊かなキャラクターが何人も登場しますが、人物描写が巧みで、どのキャラも主役になれそうなくらい濃い!
そして魔法の描写と画風があまりにもピッタリで、モノクロとは思えないほど鮮やかに輝いています。
(これはもう入江亜季先生の魔法だと私は思っています!)

ハラハラドキドキ、涙なしでは読めない熱い作品。
魔法少女…といえばそうなのですが、大人の女性にも、男性にも、幅広く読んでもらいたいです。
きっと大切な人を、もっと大切に想えるようになります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本当に最高の漫画でした.*・゚
慈愛の心をこの漫画から学べたと思います。
乱の素直で純粋な姿が本当に可愛くて愛おしくて。
よく人と比べてしまう私でしたが、この漫画を見て自分自身をちゃんとみてあげたい、大切に育てていきたいと思いました。
乱と共に、見た目だけじゃなくて心も美しい人間でいられるように毎日を大切に生きようと思います。
入江先生に出逢えて本当に良かったです。
ありがとうございました!

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2023年01月16日

Posted by ブクログ

完結。一言でいって素晴らしい作品でした。とくにこの最終巻が一番素敵でした。大きな戦いは6巻で終わり、この巻ではその後の灰町のみんなが描かれていました。日比くんの家のシーンと最後のシーンがものすごく好きです。あの乱ちゃんが自分から旅に出るといった時はワオと思いましたが、とにかくいろいろとジーンとしました。「大人になる魔法」というこの作品のテーマがきちんと最後まで一貫していて、最後にちゃんとその魔法を教えてくれました。素晴らしい作品をありがとうございました。

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2021年08月05日

購入済み

面白かったです

少女だった乱がだんだん成長していくさまにウルッときました。不思議な世界観に気がつくと引き込まれていました。とても面白かったです。

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2020年05月10日

Posted by ブクログ

最終巻。雰囲気が好きな作品だったので、もうちょっとダラダラと引き延ばしてくれてもよかった。子供っぽさと達観した感じが混じった乱がよかった。

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2016年01月26日

Posted by ブクログ

読み始めた最初は絵にくどさを感じることもあったけれど、読みすすめるうちにこの絵じゃないとダメだと思うようになった。とても魅力的な作品

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2015年12月09日

Posted by ブクログ

様々な展開を経て大人へと成長しつつも尚純粋さ、真っ直ぐさを濃厚に描写するといふのは稀有な物語かもしれない やはりファンタジーなのかもしれない だが、だが美しいと思ってしまふ

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2015年10月11日

Posted by ブクログ

あの甘ったれだった乱が、魔力が暴走して珍事件を巻き起こしていた乱が、 成長しました。ドジっ娘魔法少女から灰町を守る魔女へ。
子供たちの柔軟に様々なものを吸収して、心も体もどんどん変貌していく様子を見ていると、まるで魔法を見ているようだと思うことがあります。成長ってすごいパワーですよね。
乱の物語は終わりましたが、魅力的なキャラも多いですし、まだまだ灰町の物語が読みたいです。シリーズ化しないのかな?

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2015年07月08日

Posted by ブクログ

たった一人の大人になりきれない子供魔女の恋心と成長の物語。
ハッピーエンドになりきらないハッピーエンド。
残酷なのに優しい世界。
ほっとした中に切ない気持ちを残したままの完結に感動しました。

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2015年06月29日

Posted by ブクログ

完結。なんかもう、ずるい。人格変わるくらいの変遷があって、残酷。そして変化を受け容れていく姿は成長と言うには痛々しくて、でも描写はどこまでも静かで丹念。


そんで、じいやさんがもうもう……涙腺崩壊。

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2015年06月25日

Posted by ブクログ

乱灰大好き!
読んでいて、何回も泣いてしまった。
自分の心がガサガサした時は何度も読み直したい。
同じ様な気持ちになった、ちびまる子ちゃんの映画があるのだけれど、こういった気持ちは忘れてはいけないなと思いました。
ヒューっと底無しの暗い闇に真っ逆さま落ちてしまう!と感じてしまう時、落ち葉がふわっとどこからか飛んできて、ふんわりと着地させてくれる。しかも見上げると雲間から金色の光や太陽をみせてくれるような。
それを書ききっているのが素晴らしいと思いました。

大人になると色んな事にもまれ、葛藤も出来て、怖くて、躓く事があるなって思いました。何だか…違うな…。ってモヤモヤしてました。

自分が見ていたのは、子供の頃の純粋な気持ち。
乱の真っ直ぐで、人を思う気持ちに心が洗われました。。
乱が泣いてる所では一緒に泣いてしまった。まるで乱の魔法にかかったみたい!


これはそれを取り戻してくれる。
自分のバイブルのような本になりました!
ありがとうございます!

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2015年06月25日

Posted by ブクログ

こんなに優しく温かい幸せな気持ちで、漫画の完結を受け止められたことはあまりない。出会えてよかったと思える、貴重な漫画です。漫画棚の断捨離を進めているところですが、この漫画は絶対に売れない・・・・。
辛い経験、やるせない思いを乗り越えて、乱は丁寧に優しく生きる子に、そして日々はほんとにイイ男になりました・・・。2人が互いに向ける姿が泣けるぐらい一生懸命で、あー、一生懸命相手と向き合うってこんなにもどきどきすることでしたね!と一人のたうちまわってしまった。入江先生の描くいちゃいちゃが全力のいちゃいちゃで昔から大好きです。
乱を取り巻くほかのキャラもみんな丁寧に描かれていて、どの方向を見てもあたたかい人の関係が溢れていて・・・・大事な人の死を悼む気持ちを共有しながら、残された者同士、慈しみあいながら生きていく。素敵な世界だなぁ。


最初手にしたときはジャケ買いでしたが、最後まで本当に絵が綺麗で。白黒の本編も、動きと色と温度にあふれて、毎回みとれてました。文字だけの小説も色彩だけの絵画も良いけれど、漫画でしか得られない感動というのもある!ということを、本棚の上でずっと語ってくれる作品でした。
読後、入江先生のきらきらとした画風で、世界を見ることができる気がします。
愛を育む、新しいことを学ぶ、世界に出ていく。成長することに向けた喜びを思い出したくなったら、折に触れ開くことになるであろう、すてきな漫画です。

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2015年06月24日

Posted by ブクログ

ずっしりした重みに嬉しくなるものの、
最終巻と分かって寂しくなる。

最初から最後まで泣かせやがる。
こんなに美しい作品は稀有だ。
生涯手放さないもののひとつに決まりだ。

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2015年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すっごい大好きだった本の最終巻。
最後の最後まで好きだったなぁ。
凰太郎が死んだ前巻が私的には最終巻かと思ったけどいい終わりでした。凰太郎が好きなので毎年乱の誕生日に贈り物するくだりがお気に入り。しかしおーたろーのズルい性格可愛い。乱が自分を忘れないように毎年プレゼントするとか性格悪いwおーたろーにはずっと乱に執着してて欲しかったので、そのおーたろーらしさに少し泣きそうになった

入江先生の描き方が少し変わったように感じた。昔のボリューミーさがなくなって女の子たちがスリムになってた。
また1巻から読み直そ。

私的殿堂入り作品

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2015年07月24日

Posted by ブクログ

最高過ぎるほどに最高!
心がいっぱいに満たされ過ぎて、他になんと表現して良いものか…
取り合えず、1巻から読み直してくるか。

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2015年06月16日

Posted by ブクログ

ついに最終巻。
凰太郎の死から周囲の人たちによって立ち直り、大人になっていく。特殊な環境で育っているとはいえ、周りにはいい大人、よい友人に恵まれ、よい成長の仕方をしているなと全巻を通して思える物語だった。

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2015年06月16日

Posted by ブクログ

本当に良い漫画だった。

この最終巻はずっと涙目になりながら読んでたんだけど、264頁で涙腺崩壊した。凰太郎大好きだったから。でも日比はすごくいい男だからね!大丈夫。乱も、成長したね。子供な乱も可愛かったけど、素晴らしいなあ。人はどんどん変わっていってしまうのが、少し寂しいんだけどだから素晴らしいんだなあ。本当に良いお話だよ大好きだ!

最後の頁まで完璧だった。幸せな読後感。

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2015年06月14日

Posted by ブクログ

泣くかと思った。

凰太郎との間にあったものは、やっぱり恋愛じゃなかったよな。凰太郎はそうだったろうけど、まあそれもよくわかんないけど、乱はどうなんだろう。多分違うと思うんだよなぁ。恋はともかく、恋愛は相互通行でないと出来ないものだもんな。それでも、すごく大事な気持ちだったんだとは思うけど・・・なんか、うまく凰太郎と乱の関係を言い表す言葉が見つからない。恋人じゃない、友達でもない。家族や仲間でもない・・・大事な人、としか言い表せない気がする。
ともあれ、すごく素敵な物語を読ませていただきました。そういうありがたい気持ちで清々しい。今度もう一度最初から読み直そう。

それはそれとして、一皮剥けた後の乱のどこか妖艶な雰囲気になんだかすごくどきどきしながら読んだ。なんだろう、初めてエロ本読んだ時みたいな妙なやましさが・・・静さんの方がよっぽどセクシーショット多かったのに。うーん、表情かなぁ・・・きっと何回読んでもどきどきするよ。

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2015年06月13日

Posted by ブクログ

キャラのデザインに惹かれて読み始めました。
主人公の乱は可愛くて
子供の頃に背伸びして大人になりたい
と思っていたのを思い出しながら
読んでいました。

6巻の終わりが意外とシリアスで、
7巻では大人になった乱が見られて
最後の乱の台詞に感動してしまいました。

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2015年06月25日

Posted by ブクログ

大人になった乱の強くてかわいいこと……っていやまあ、知ってましたけども…!
登場人物紹介と番外編を冒頭に持ってくるのはちょっと意外な構成ですね。子ども凰太郎のかわいげないぐるぐるメガネっぷりがかわいすぎて困る。
日比とじっくり大切に毎日を過ごしていくけれど、凰太郎のことは忘れないしまあ忘れさせてもくれないんだろうなあ…まったくあの野郎。好きだ。

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2015年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやほんとに悪いけど、おうたろうとかどーでもいーけんとっとと誠くんとくっつけよ!!と思いながら読んでました。ずーっとそう思いながら読んでました。
誠くんいい男すぎるよね?おーたろーを助けに行くときなんか、ほんとは葛藤しまくったと思うよ、やけど乱のためにあそこまでできるってすごいよ。大事にしてほしい。
なんでおーたろーにそこまで?て思ったんやけど、大人扱いしてくれる、全部うけとめて特別扱いしてくれる大人やったからなんやろね。
でも精神的に成長して本当の意味で大人になってきたので、大人のフリした自分を大人扱いしてくれるおーたろーへの気持ちも一区切りついて、共に歩むことができる人と一緒にいることにしたのね。ふうよかった。
わたしは誠くんが幸せならそれでいいです。好きな子いじめっこたまらん。かわいい。かわいいのやーーーー

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2018年01月18日

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