大人サイズのスニーカーを履くと、グッと背が伸びて美しい女性に変身!
とっても純粋な小さな魔女・乱(らん)が、様々なものに触れて成長していく物語です。
友達のいない小学校生活から、スニーカーを履いてオトナになるのが日課だった乱。
魔法のことは秘密だったのに、変身後の姿をプレイボーイ・凰太郎(おうたろう)に気に入られてしまい…。
そんなキラキラした魔法ファンタジーから始まりますが、物語は徐々に深刻に――。
個性豊かなキャラクターが何人も登場しますが、人物描写が巧みで、どのキャラも主役になれそうなくらい濃い!
そして魔法の描写と画風があまりにもピッタリで、モノクロとは思えないほど鮮やかに輝いています。
(これはもう入江亜季先生の魔法だと私は思っています!)
ハラハラドキドキ、涙なしでは読めない熱い作品。
魔法少女…といえばそうなのですが、大人の女性にも、男性にも、幅広く読んでもらいたいです。
きっと大切な人を、もっと大切に想えるようになります。
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Posted by ブクログ
すっごい大好きだった本の最終巻。
最後の最後まで好きだったなぁ。
凰太郎が死んだ前巻が私的には最終巻かと思ったけどいい終わりでした。凰太郎が好きなので毎年乱の誕生日に贈り物するくだりがお気に入り。しかしおーたろーのズルい性格可愛い。乱が自分を忘れないように毎年プレゼントするとか性格悪いwおーたろーにはずっと乱に執着してて欲しかったので、そのおーたろーらしさに少し泣きそうになった
入江先生の描き方が少し変わったように感じた。昔のボリューミーさがなくなって女の子たちがスリムになってた。
また1巻から読み直そ。
私的殿堂入り作品
Posted by ブクログ
いやほんとに悪いけど、おうたろうとかどーでもいーけんとっとと誠くんとくっつけよ!!と思いながら読んでました。ずーっとそう思いながら読んでました。
誠くんいい男すぎるよね?おーたろーを助けに行くときなんか、ほんとは葛藤しまくったと思うよ、やけど乱のためにあそこまでできるってすごいよ。大事にしてほしい。
なんでおーたろーにそこまで?て思ったんやけど、大人扱いしてくれる、全部うけとめて特別扱いしてくれる大人やったからなんやろね。
でも精神的に成長して本当の意味で大人になってきたので、大人のフリした自分を大人扱いしてくれるおーたろーへの気持ちも一区切りついて、共に歩むことができる人と一緒にいることにしたのね。ふうよかった。
わたしは誠くんが幸せならそれでいいです。好きな子いじめっこたまらん。かわいい。かわいいのやーーーー