あらすじ
芽衣と天は、毎年恒例のお伊勢参りに来ない磐鹿六雁命を心配して、栃木県にある高椅神社を訪ねる。しかし磐鹿六雁命は、海に蛤を採りに行ったままかえって来ていないという。捜しに行った海辺で海座頭という妖怪に会い、芽衣は「一番恐ろしいもの」を訊かれるが…。大ヒットシリーズ、第七段!
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大好き
神様達を助けたり、助けられたりしながら、大好きな天の傍で、芽衣の毎日が過ぎていく。自分が、あやかしに、なっていくのじゃないかと、怯えながら….….けど、そんな事、どっちでも、良いんじゃない?「ヒトでも、あやかしでも、どちらも好きだ」って、言ってくれる大好きな天が居るんだから。
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もう芽衣は何があっても、天を信じられるんだな。と感じられるのが嬉しい。天も芽衣と一緒にいると、穏やかで楽しそうだし。相変わらず神様たちの持ち込むトラブルは多いけれど、2人が揃ってれば大丈夫そうだな。と思えた。独りだと危なっかしく感じることもあるけど。怖いと思っていても、困っている人(?)を見捨てられない芽衣。今後もトラブルは尽きなさそう。
Posted by ブクログ
料理の神様、磐鹿六獦命(いわかむつかり)が行方不明になったところから始まる。しかし、海座頭って、マヌケで最低な妖のように思えた。磐鹿六獦命のところにいる狐の朱は純粋で真面目な感じが好感が持てた。少し天然っぽいのも微笑ましかった。
芽衣にとって、最も恐れていること、それはいつか現実に訪れるのかもしれない。
磐鹿六獦命からもらった包丁の切り傷の謎、磐鹿六獦命の計らいで、いよいよ天照皇大神に逢うことができるが・・・。
戌神を探したり、龍神を探したりするに連れ、これまで以上に芽衣と天の距離が縮まった。それにしても2人の行く末が気になる。