クララック子爵家のご令嬢であるマリエルは、茶色の髪に茶色の瞳を持ち、これといった特徴がなく地味で目立たない18歳。眼鏡をかけていても存在感がないはずの彼女のところへ持ち込まれた縁談のお相手は、名門・フロベール伯爵家の嫡男で文武両道、王太子の覚えもめでたく、出世株の筆頭として令嬢たちの憧れの的である近衛騎士団副団長のシメオンだった。何もかもが格差だらけの婚約だけど、例え妬まれたって笑われたって馬鹿にされたってマリエルは平気です、何故なら彼を愛しているから…ではありません、彼には萌えが詰まっているから！ 見た目は穏やかなのに腹黒系眼鏡美青年だなんて属性盛り過ぎ！ でも、何を考えてこの縁談に乗ってきたのかは疑問しかない…んだけど萌えには勝てません！ということで成立したこの婚約から始まるお話は、テンポがよく、事件が起こって山あり谷あり、そしてマリエルの萌えがマシンガンのように語られます。何かを好きだと思う気持ちが誰かを好きだと思う気持ちに変わっていく様子がとてもわかりやすく書かれていて、素敵でした。ハイテンションな萌えトークに圧倒されたい方に、特におすすめしたい！
...続きを読む感情タグBEST3
王子殿下、やるじゃん！頑張りました！
裏では微妙に陰謀がすすんでハラハラしますが、なにはともあれ、おめでとう～！
今回もドキドキハラハラな事件が…国王一族の暗殺！そんな大事な出来事からマリエルにやはり興味を持つ虫(王妃様も)が現れ、シメオンには苦いものが(笑)
そしてとうとう王太子殿下の婚約成立。殿下頑張りました！但し、ジュリエンヌの尻に敷かれるのが目に見えていますが…あ、殿下は構わないって言ってるか(笑...続きを読む)
Posted by ブクログ 2022年03月08日
第6刊
マリエルとシメオン様の新婚生活と、不憫王子セブラン殿下とマリエルの親友ジュリエンヌの恋のお話。
主人公二人はラブラブだし、次々と起こる事件と、自覚なく人たらしなマリエルと、威嚇に忙しいシメオン様。
婚約からずっと登場するジュリエルヌがこんな風な人で、こんな人生を生きるとは…。
物語が続くと周囲の人々や周辺諸国との情勢を含めて展開していくので、ストーリーが深くなりますね。
結婚して、新婚旅行して、仲人して…どこまで続いてくれるのでしょう。
引き続き楽しみです。
おめでとう、殿下！この一言につきます！
度々登場していたジュリエンヌ。以外と苦労人でびっくりしました。でも、真っ直ぐに育ってくれて良かった！結構ひどい両親なのに、どうしてそんな子が生まれたのか・・・
幸せになって欲しい。
マリエルとシメオンは相変わらず、ラブラブ。そして、マリエル支持者はどんどん 増...続きを読むえ続けていく！これからどんどん大人の魅力も備えてマリエルはステキになっていくのでしょうね～
今後の展開がさらに気になる終わり方でした。
今回はマリエルの活躍は少なかったけど、ラブラブが多めで、ニマニマしてしまった。
また、王太子殿下が奮闘し、不憫返上が確定となりそうで、めでたい❗
その裏で蠢く陰謀は次巻以降、また大きな問題に発展しそうで楽しみであり、待ち遠しい！
コロナ禍で、本屋に行く回数も減り、初購入となる電子書籍をマリエルシリーズとしました。書籍ベースももちろん好きでしたがいかんせんマリエルシリーズは文量もあり書籍だと分厚い装丁なので思い切って電子書籍デビューしました。
読めば読むほど、原作好きですからあっという間に読了。続きモノですから途中から読む人は...続きを読むそんなに居ないかと思いますがこの求婚を読んだら、最初から読み直したくなりましたので、書籍をどこにしまったのか探すか、改めて電子書籍で読み直すのか悩むことになりそうです。
登場する国も増えて、各国との攻防がこの恋愛物語を面白くしているのですが、今度は国内の改革派が加わります。
現実世界のどこがモデルなのか想像しながら読むのは楽しいのですが、そろそろ地図が欲しいですね。
シリーズ作品レビュー
