あらすじ
いじめによって家族を奪われた女が別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる!! 昭和20年、太平洋戦争が終わりかけていた時代、樺太(からふと)で生まれ育った少女・市村ハナは、醜い容姿のため女学校で凄惨ないじめを受けていた。いじめのリーダー格は大会社の令嬢・高嶋津絢子。彼女によって泥棒の濡れ衣を着せられたハナは、退学に追い込まれてしまい……!? ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.22』に収録されています。重複購入にご注意ください。
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敏恵は、自分がハナにしたことをまったく反省していない。いじめる側のやつらには、ゲーム感覚なんだろう。
イケメン弁護士深見の登場に、物語がまた動く。
匿名
追跡
購入して、よみました。自分たちにひどいことをしてきた人たちを、追い詰めようとするヒロインや、ヒロインを助けるもの、ヒロインと敵対するものたちの構図がはっきりしてきて、おもしろくなってきているとおもいます。
匿名
人間の本性・自然である理性に従うことによって、心の平静は可能になるはずという考えがありますが、彼女の言行は全く反対へ進んでいると言わざるを得ない。だが彼女の境遇で理性に従うための克己や禁欲が可能だったのかと考えると、それはやはり難しかったのではないかと暗然とした気持ちになってしまうのです。
ハナは容姿に恵まれなかった為に酷いいじめを受け、家族を失い、復讐をするも余計に自分を追い込んでいくと言うとても可哀想な境遇。
終始顔色を変えない冷静さとサドな性格の絇子、何を考え今後どうなっていくのかとても気になる
急に弁護士の先生が出てきて、戸惑ってしまいました。ヤエ子さんが拘留所で自殺したのもこの先生が何かしたからなのかな?とか勘ぐってしまいます。
つぎはぎの女の人、ヒロインが別の仮面をつけていると勘違いしていたけれど、別人でした。全巻で触れられていた弁護士さん、こんな形でかかわってくるなんてびっくりです。