あらすじ
療養・再装備のため、帝都へ帰還したレルゲン戦闘団。
そこで目にしたのは、死という非日常に慣れてしまった祖国の日常だった。
激烈に損耗し、閉塞感に囚われた帝国の世論は
あまりにも『勝利』を渇望してやまない。
そして新たにターニャに与えられた「無理」な仕事は、
潜水艦による敵戦隊の捜索撃滅。
秘密兵器はMAD手製の大型魚雷。
死力を燃やし尽くしてなお、その先にも暗闇が横たわる。
己に平穏を――。
ターニャのささやかな願望さえも、あまりに遠い。
出口のない戦争は激化の一途をたどる。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
亡命も視野に入り始めたターニャ・フォン・デグレチャフ中佐の最近の悩みは「本当に上司について行っていいのか?」一人は左遷、残る一人はマジか思考遊戯かわからぬが、国の方針をブレさせる政治閣僚の現実離れした状態の排除を口に出す危険な状態
近衛政権末期の匂いがする(´・ω・`)