あらすじ
ワケあり父娘の胸に刺さる物語、感動完結巻
父・上田敦と中学3年の娘・鈴は血の繋がらない親子だ。
15年間、敦はそれを鈴に話さずにきた。
“ある男”と運命的な出会いをした鈴は、恋に落ちる。
名前も知らない何者かもわからない年上の男。
それは15年前、殺人を犯し刑務所に入っていた実の父親――
育ての父・敦と実の父・征司の間で複雑に挟まれる娘・鈴。
三人の関係の行方は…!? 感動の完結巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なかなか終わらせ方が難しい話だろうなと思ってましたが、良い着地点だったかなという読後感でした。
鈴が結婚するとき、または、子供を育てるとき、そのパートナーをどちらの父親に寄せていくのかだけが気になりますが、案外、同じように実父のようなタネを授かって、養父のような子育てパートナーと再婚とかしたりして、などと思ったり。
この巻でも、たーたんの人としての弱さも垣間見えたけど、それでも大変だった15年を幸せと言えることにそれ以上の強さが見えたように思えます。
このマンガ、どこか鈴の物語みたいだったのに、最後に一気にタイトルどおり、彼の物語になりましたね。
西先生の絶妙な采配に今回もグッときました。次の作品も、この作品のドラマ化も楽しみに待ちたいと思いました。
良い
最終巻、どうおさまるのかと思っていましたがさすが西先生、最終的におさまるところに収まってホッとしました
全てを受け入れるのに時間はかかったけど誰よりも鈴が大人で賢くてこの子は大丈夫と思える最後でした、思ったより実父がクズで腹が立ちましたけどね。
重たいテーマでしたがヤキモキしながらも楽しく読めました。
周りの人達が優しくて暖かくてみんなハッピーエンドで良かった、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
いやぁー、良かった。鈴ちゃんがあまりにも母親の血が濃すぎる(男の趣味が同じ)ので、マジで川畑君には頑張ってほしい。あと、最終回のそれぞれ違う高校(鈴はおそらくかなり偏差値が高い高校に行っている感じがする)に通っていても仲が良い3人組にほっとした。親世代とは違うよ。
感動の最終話!
とうとう最終話になってしまうのか…鈴はどうなるのだろう…たーたんは?征司は?
もうドキドキしながらあっという間に読み進めてしまいました。
最後の…あの場面で…我慢出来ずに泣いてしまった。
マンガで泣いちゃうなんて何年振りだろう。
そっか、そっか。うん、みんなのそれぞれ。うん、うん。
とにかく最初から最後までたくさんの人に読んでほしいと思った作品です。
西炯子先生のお話は全部好きです。絵柄も大好き。
匿名
読み始めた当初から
この2人はどうなるんだろう
多感な年齢にこの真実は劇薬ではと思ってました。
いろんな事があったし、これからもあるだろうけれど
最後の2人のやり取りにほっこり。
猫の宅急便でドラマ化しんの?
この漫画は近年の作者の作品の中では異色の出来だと思う。
結構マイナー作から読んでるのでその頃から今作片鱗があったと思う
が中途までは最近多かったセンシティブな中年が新境地で都合よくっつく話かと思ってた。
ぶっちゃけ恋愛にも境遇にもヒロインが「定番に惑わされず」、真っ直ぐ目を向けてそれがこの巻の終わりの清涼剤になってると思う。
ヒロインはこの初恋を呪いだといったがその一撃が彼女を一気に成長させたのは否めないし、クズはクズ故に何度でも舞い戻るモノなのであるがそれでも他人の無償の愛でいっぱい育てられたヒロインは自分と周囲の“家族”とトモダチをこれから守っていくだろう確信を持っていけるエピローグもあった。
良かった。
良かったです。
流れたドラマ化、原作リスペクトに欠けるなら無い方が良いと思うけど、
ちゃんと作ってくれるなら、ムロツヨシのたーたん、見たい気もする。
Posted by ブクログ
ついにたーたんと征司が再会⁈
そして鈴に真実を告げる瞬間がっ…。
もう、これは絶対泣けるよね。
たーたん、しあわせになってね。
何気に片岡さんもよかったね。
気持ちの良いラストで良かったです。