あらすじ
コンカーをトチの木の下に埋めてから数週間――。 小さな龍たちが暮らすペニーケトル家には平穏が戻ったかに思えた。ところが、ルーシーが願いの龍「ガレス」を作ったことからとんでもないことが起こり始める。願いの龍は、作り手と名付け親がひとつずつ願いを叶えてもらえる特別な龍だ。名付け親となったデービットは、半信半疑で大学に向かうが、最近やってきた極地研究の専門家・バーグストローム教授はなぜかガズークスのことを知っていて、「龍は存在するか、否か」について、論文を書けと言ってきた! 平和な日常の中、陶器の龍たちが生きていたのか、またもや信じがたい気分になっていたデービットは、ついにガレスにこう願う――龍伝説の真実を知りたい、と。 新たな登場人物に4匹の龍が加わり、ついに物語が動き出す!
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Posted by ブクログ
一作目の予感は正解でした!
第二作では 多くの謎が
ジグソーパズルのピースのように
ひとつひとつ ゆっくりと
はまっていって 目が離せません。
それぞれの人がそれぞれの使命に
気づかされ 本当の自分の思いに
揺り動かされる時 こんなにも
強く激しく変わるのだと知り
もう大興奮!
一生懸命な小さな龍たちにも
私 すっかりやられてしまいました。
私の今年はファンタジーの当たり年。
早く次を読まなくては!
Posted by ブクログ
ルーシーが作った願いの龍に、デービットが龍伝説の真実を知りたいと願ったことから色々なことが起こりはじめる。
次の第3章が楽しみになってきました。
Posted by ブクログ
ソフィーがいい人過ぎて泣けるわー。
デービットめ!ザナも素敵な子なんだけどね!
”そこまで言ったところで、ルーシーが現れて、まるで家出したイヌを捕まえたみたいに、デービットを廊下の向こうへ引きずっていった。 -227P”
この本の中ではこのシーンが一番好きかも。
だんだん龍の秘密が紐解かれてきました。
次は北極へ行くのか~。
シロクマ、スヴァールバルときて黄金の羅針盤を思い出したり。
あれもおもしろかった!
こちらではどんな冒険が繰り広げられるのかなぁ。だんだん冒険っぽくなりそう。
話自体は面白い。
ただ1巻が龍もいそう魔法もありそうな世界での不思議なお話から龍もいる魔法もある世界の冒険譚に大きく変化したので好みが分かれると思う。
私は1巻のような雰囲気を求めて読み進めていたのでギャップに戸惑った。