あらすじ
下宿人募集――ただし、子どもとネコと龍が好きな方。 そんな奇妙な張り紙を見て、デービットが行った先は、まさに“龍だらけ”だった。家じゅうに女主人リズの作った陶器の龍が置かれ、2階には《龍のほら穴》と名づけられた謎の部屋があった。リズはそこで龍を作っているというが、奇妙なことにその部屋には窯がない。いったいどうやって粘土を焼いているのか……。ひっこし祝いに、リズはデービットに「特別な龍」を作ってくれた。それは片手にノートを持って、鉛筆をかじっているユニークな龍だった……。 待望の文庫化! 英国でロングセラー。 みんなが泣いた「小さな龍」のファンタジー、シリーズ第1弾!
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龍がいるかもしれないしい無いかもしれない、魔法があるかもしれないし無いかもしれない。
そんな不思議な世界でほのぼのとしたお話が展開されます。
ファンタジーは好きだけど剣と魔法のようなコテコテのものはちょっと・・・という方には特に読んでほしい作品です。
Posted by ブクログ
中学生のころ、好きだった小説です。
大人になって読んでもやっぱり面白くて、ファンタジーは暖かいものだと改めて感じます。
まだ二巻までしか読めていないので、続きが早く読みたい本です。
Posted by ブクログ
ファンタジーの面白さを思い出しました。抜群のリアリティや緊迫した描写がなくてもいい。ただただわくわくして本を読む楽しみを感じたら、それは素敵なことですね。まだまだ物語の序盤って感じなので次が読みたい!
Posted by ブクログ
文庫本になって、読み返したくて購入。
ハードカバー版も装飾が好きだったけど、こちらの挿絵も好き。
文庫本らしく、物語に没頭して一気に読破。
すでに続きも読みたくなっている。
龍も猫も小説も好きな人にはオススメの一冊です。
Posted by ブクログ
本屋で一目惚れをして、取り敢えず売っていたシリーズを全部買って来た本。
装丁が非常に丁寧で本自体に魔法を感じます。
仕事の合間に夢中で読んでます。
Posted by ブクログ
久々にイギリスが舞台のファンタジー小説読みました(ナルニア国物語は・・・ハリー・ポッターシリーズと似てるのでパスしました)登場人物は、大学生のデイビッド、下宿先の女主人であり、陶芸家のエリザベス、その娘のルーシーが主要登場人物です。デイビッドはあるチラシを見てエリザベスに連絡を取り、下宿人になり、陶器で作られた龍を贈られます。彼-リズがデイビッドに贈った陶器の龍-は後に『ガズークス』と名付けられます。
ですが、まだこれはデイビッドと『ガズークス』がルーシーへの誕生日プレゼントとして贈る物語を一緒に作る内容で龍に関してはまだそんなに触れられてはいません。
Posted by ブクログ
剣も魔法も大冒険もないけれど、ドラゴンは出てくるほんわかファンタジーの開幕。
ロンドン郊外の素敵なお家に下宿して、朝起きたらそこの飼い猫にのっしり乗っかられてるとか羨ましすぎるうううう!
まだまだ謎が多そうだし、ルーシーもウザかわいいし、主人公と相棒のドラゴンが紡ぐ物語も楽しみ。
個人的には西洋のドラゴンは竜か、カタカナでドラゴンでもいいような気がしたり。
龍だと東洋のイメージ。
Posted by ブクログ
ず~っと気になってた本、やっと読むぞと手に取り読みました(^з^)-☆
久しぶりに物語のつまった本を読んだ感じがしました。
龍と言えば大きいイメージでしたがこの本に出てくる龍たちは棚に置けるほどのサイズ☆
私も特別な龍が欲しいなあ(^_^)しかも龍たちは持ち主の特徴を少しずつ写しとっているというから私ならどんな龍になるのかと想像するとおもしろい!!
ただもう少し龍が出てきて欲しかったなあ(-.-)
ということでこのシリーズの続きと外伝?があるようなので読んでみるぞ♪
Posted by ブクログ
龍のすむ家に下宿する! なんて素敵 (*^。^*)
だれもが自分だけの龍をその身に飼っていると思えてしまう。
もちろんベーコンさんもね。コンカーは残念だったけど、きっと幸せだったと思うよ。 元気出してねルーシー
さて 私の身の内に住む龍はどんな龍だろう フフフ
Posted by ブクログ
栗鼠と下宿先の秘密をめぐる物語。
冒険と言えるほどの事件もなければ、派手な魔法も空飛ぶ箒も悪役との命がけの決闘もない。
地味である。
派手で盛りだくさんのファンタジーしか受け付けない人には、確かに物足りないだろう。
けれど、創造してほしい。
自分が当たり前だと信じている世界の中で。
下宿先のドア一枚隔てた向こうで、ドラゴンが生まれているとしたら。
自分だけの特別なドラゴンと絆を結べるとしたら。
その魅力は、異世界でしか見られない景色や、派手な魔法に勝るとも劣らないものではないだろうか。
私は十分、この本から楽しさをもらった。
胸踊る興奮ではなく、ときめきに近い胸の高鳴りだった。
合う合わない好き嫌いはあるとしても、大きく創造力を広げれば、決して退屈はしない物語だと思う。
Posted by ブクログ
設定的には好きなはずなんですが、なぜかあまり入り込めず…登場する龍とリスがそれぞれ何匹もいて、その関係性を追うのが途中でめんどくさくなっちゃったからかな。
Posted by ブクログ
まだ確信は持てないので
評価を少し抑えましたが
素敵な予感が芽生えています。
この一冊は 命をテーマとして
とてもすばらしいメッセージが
織りこまれてはいるのですが
それでもやはり…序章。
いえ 私たちがこの物語に
寄り添うための準備体操なのかも
しれないと感じています。
他の方のレビューにもあるとおり
好戦的な物言いや急変する態度
隠そうともしない激しい感情の起伏に
気分を害される方もいらっしゃるでしょう。
おそらくそれは日本人だからで
でもしかし英国人の気質として
他の物語で慣れている方も多いはずなんです。
お忘れかもしれませんけども。
ハリー・ポッターシリーズの主人公たちです。
彼らもまたエキセントリックな面をお持ち
にもかかわらず そのファンタジーは
世界中で愛されているのでは
ありませんでしたか。
ですから私たちは この作品を読む際に
エキセントリックなやりとりに
気を取られすぎるのを避けなくてはいけません。
この作品の本質は 下宿人デービットが
龍のすむ世界を受け入れ
龍を心から愛するようになるまでを
リズや多くの龍たちが
ゆっくり時間をかけて見守り
デービットの心を
解きほぐしていくところにあるのです。
この一作目で嫌いにならないでください。
デービットのように受け入れられれば
二作目からは素敵な旅が始まる予感がします。
それに…私はガズークスがたまらなく愛おしくて。
このままシリーズもスピンオフも
読んでしまうことにしました。
Posted by ブクログ
こういう設定は大好物です。
龍のすむ家、自分だけの特別な龍。素敵。
私も自分だけの龍、欲しい…。
でも、なんとなーく物足りない。
そんなお話でした。シリーズを読むと印象が変わるかな?
Posted by ブクログ
なんていうか、なじまなかった。最後のほうは問題ないんだけど、そこまでの登場人物の言動にちょいちょいイラついたのは自分だけだろうかw。
これ、シリーズものなんですね。知らずに読み始めたからか、消化不良の巻。つづきをどうするかか。
Posted by ブクログ
☆3.0
龍の置物を作る母とその龍に話しかける娘の元にやってきた大学生の下宿人の話。
可もなく不可もなく。
特別すごい山場がある訳でもなく。
夢のある話だと言えば確かにそうだけれど、もう少し何かが足りない感じ。
Posted by ブクログ
ジャケ買い。
まだまだ序章って感じでお話はあんまり進んでません。
続きがあるみたいなのでその残りを読んでからじゃないと評価はできないかな。
あと3冊もあるのか…続けて読むかも微妙。
Posted by ブクログ
カバーの絵が素敵だったので気になっていました。
文庫版が出たので購入。
読み始めてから読み終わるまで、
一体何がいいたいのかよくわからず。
これがベストの訳なのかもしれませんが、
私には理解できない訳文が多かったです。
それでも最後まで読めたのは、何かしら
心に響くものがあったからなのかとも思います。
自分だけの特別な龍は、欲しいと思いました。
続編が出たら買うかどうか迷うはずだけど
今回みたいな素敵なカバーだったら
やはり買って「よくわからないなー」と思いながらも
最後まで読んでしまうのだろうと思います。
とにかくよくわからない魅力のあるお話でした。