ホワイトデーのデート。
彼は誘う時に「ヒマだから遊ぼう」と言っていたのに、当日は早めに待ち合わせに現れてくれたり、女性の好きな映画を優先させてくれたり、とにかく気配りが上手。
この桐山直也という男性を見ていると、男性の魅力について考えさせられる。
桐山は初対面の人に「一生カレシできなさそう」などと失礼なことを言ってしまうのだけれど、それでも主人公ののかが彼に惹かれる理由は、「自分のことをよく見ているから」だと思う。
それは「格好いいから」「優しいから」を上回る魅力に繋がるのかもしれない。自分が悲しいと思ってる時に、それに気付いてくれる。ツラいと思ってる時に気付いてくれる。一緒にいてほしい時に一緒にいてくれる。
やり過ぎはストーカーですが(笑)、こんな人がきっと『素敵な彼氏』なんだと思いました。
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やばっ
ぬぼーっと、カレシが出来ることを夢見てる女の子が主人公。その女の子に対して、素晴らしいツッコミとアドバイス?を入れてくる男の子のお話。これから、2人に進展があるんだろうけど、とにかくやりとりがステキ。
一番好きな少女漫画!
天然(?)だけど全く嫌味じゃないどこか抜けてるヒロインがかわいすぎる!!
出てくるキャラがみーーんな魅力的で、会話のテンポも良くてスラスラ読んじゃいました。
幸せになって欲しいー!!
高校生最強彼氏!
高校生で、この完成度の男子、最高です!
達観しているのに、優しくてかっこよくてちょっとエッチで、彼女がとっても大事…尊いです。
ははは、の、笑い方も、どんどん可愛くおもえてきます。
こんな彼氏、本当に最高で素敵です。
Posted by ブクログ
最近集英社アプリmeeで漫画を読むことにハマっていて。懐かしの高校デビューを読み終わって次何読もうと思ってたら、浅丘さんみたいなキャラが主人公になってるお話があると知り手に取りました。
最初に読んだ時は、え、桐山くん意地悪…顔も意地悪そうでタイプじゃない…何で評判良いんだろ?
とあまりハマらなかった。
彼氏一生できなそうとか失礼すぎる。ののかじゃなかったらブチ切れるか泣かれて二度と口聞いてもらえないよ。笑
桐山くんのテンポが好き!基本的にはははで流しちゃうのに言葉は丁寧に選んでる感じがしていいギャップを感じます!
青春って感じ
高校生の頃って彼氏彼女とか憧れたな。
好きだという気持ちがないから付き合えないののかは純粋で可愛いです。桐山君はののかの事をきになってるように感じます。2人の告白を早く見たいです。
少女漫画好きは見るべし
1度見た事のある作品でしたが、すぐに見返したくなり全巻購入しました。
物語の流れがスっと飲み込める内容で、少女漫画特有のハチャメチャ展開がないので、現役の中・高校生はもちろん、大人の方でも楽しめる作品だと思います。
少女漫画でよくあるド定番な展開などもありますが、やはりキュンキュンして、口元もニヤニヤしっぱなしなので、人前で読む時はご注意を。
恋愛だけではなく、友情も描かれていて、そこも見所になっているのがポイントです。
特に主人公・ののかとは正反対のエリハとの友情はグッとくるものがあります。
また、会話のテンポも良く、ののかの心の声はクスッと笑えます。
桐山くんの「ははは」がいい味出しています。
そして、なにより主人公が可愛すぎる!
ピュアで何事にも一生懸命なののかの事を、回を重ねるごとに好きになって行きます。
桐山くんに振り回されてアタフタしているののかや、
泣いたり、笑ったり、照れたり、、表情がコロコロ変わるののかに心を掴まれてしまいます。
ののかのことを好きになる桐山くん達の気持ちがとても良く分かる魅力的な主人公です。
恋愛に夢がある女子の「素敵」を詰め込んだ作品なので、少女漫画が好きな方や、恋愛に夢がある方には是非1度読んで欲しい作品です。
読み返してて
6巻の「いつからののかの事を好きだったか」って話で1巻から読み返してみてたら、ちゃんと見てたら「最初の方から好きじゃん!!」ってなった。キスしたのだってののかとおんなじように、桐山くんノリが軽いだけかと思ってたわ…。
好きになっていく過程が丁寧!
ののかが少しずつ桐山くんを好きになっていく過程が、丁寧に描かれているところが好きです!好意を抱いているのに、それが「好き」っていう気持ちということに気付いていないところが、またイイ!
のちに桐山くんと付き合うことになってから、また1巻を見返すと、もうこの時から桐山くんはののかが好きだったんだなって分かって、桐山くん目線でも楽しめる!
前作と違った!
前作と同じ感じかと思ったら違っていい意味で裏切られた!
なおきくんは読めない感じの性格で何考えてるのか表情に出さないタイプ。
ののかはほわぁ〜っとした感じでかわいい。
ファイト!
最初はののかちゃん、頭痛いこなのかな?って思いましたが、普通にいいこですね。バイトも一生懸命だし。
桐山くん、ののかちゃんのこと好きでしょー!?
なかなかよかったです
初めはののかちゃんがアホっぽいかなと思いましたが、素直なかわいい子なのが好感を持て、最初の印象が消えました。
桐山くんはいわゆる王子様キャラじゃないところがよかった。
静かにじーわじわアプローチしてるのかな?(笑)という所が面白いです。
Posted by ブクログ
別のお話をいくつか読んで何かが噛み合わず河原和音さんとは相性が悪いのかな…なんて思っていたのだけどこれは面白かった。
主人公・ののかも、相手役・直也も魅力的。
ののかは恋に恋して、素敵な年末イベントを彼氏と過ごすために彼氏が欲しいという恋愛初心者の女子高生。恋に対する理想が高く、彼氏彼女となるにはお互い大好きでなければと考えていて、なりゆきの恋はできないと思っている。
直也はいつもどこか余裕があるようで、テンションの上下もなく読めない男子。恋愛経験はこの歳にしては豊富で、女子に対しても気負ったり照れたりせず、自然体で接することができる。経験と性質からか恋はなりゆきと考えているところがある。
そうしたふたりの異なる恋に対するスタンスが、色々なすれ違いを招いていく構造がとても見事だと感じた。ストーリー構成はもちろんだが、読んでいて胸がきゅっとなる切なさはさすが少女漫画だと思う。
お互いが惹かれていく過程についても、ののかは恋を知らないがために、なかなか自分の気持ちが恋や好きという言葉に結び付かないのだが、だからこそ第一印象はよくなかった直也に恋していく過程がじっくり描かれていて感情移入しやすい。
「この人一生ヒマだったらいいのになあ」
ののかのこの言葉は、恋の表現として今まで見てきたものの中でもとても好きな表現だった。
また、直也の心情はあまり描かれないものの、断片的な情報からこの時はこんな気持ちだったのかなと推察でき、表情やワンカットなどがその推察を盛り立ててくれる。
恋愛漫画はどうにもカップルが成立すると失速するイメージが強いが、まだ未消化のフラグもあるように思うので続きも楽しみにしていようと思う。
2巻4巻の「好きー!」と「カレシー!」のテンションがちょっと苦手だったので★3です。概ね★4。