あらすじ
青木の部下である川端陽向は、念願のMRI捜査員の職につくも、同じ警察官である兄・傑との折り合いが悪かった。実績を立てることを悲願とする陽向は「博多少女連続殺人事件」に没頭していき、彼自身が目撃した7年前の少女の自殺とこの刺殺事件に兄が関係しているのでは無いかと疑いを抱いていく…。「血の雨」…“BLACK RAIN”の本当の意味とは?
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Posted by ブクログ
今回は初登場のキャラが中心に事件が展開していった分、だいぶん落ち着いて読めかも。
やっぱり青木くんと薪さんが絡むと、我がことのように心臓が痛くなるので…。
とはいえ、いつもながら後を引くラストは秀逸。
人の内には様々な面があって、それは本人にも気付かない形で表情や仕草に出たりするものなのかもしれないと、この作品を読んでると感じます。
このシリーズの新刊が出るのはめちゃ嬉しいんだけど、それと同じくらい読後は心がしんどくなるので、テンション上げの一冊を用意しておくといいかも(笑)
小さな伏線が
何でも無い日常の小さな事が、やがて事件の謎を解く鍵となる…見事に回収され圧巻。ただ第九の特性上、こちら側に犠牲者が出るのは悲しいし、生きていれば、いずれは判り合えたそれぞれの関係が切ない。
Posted by ブクログ
今回物語の中心にいる川端陽向は、青木と薪をそれぞれトレースしたようなピュアでちょっと抜けていつつも仕事熱心なキャラクターだ。
室長となって五年経過した青木の成長が彼の目を通して垣間見えるのは、なかなかない演出でよかった。しかし手口がどう見ても薪さんと同じでおかしい(褒め言葉)
また彼に肩入れする青木に対して、薪がまた忠告するのはもはや秘密における様式美だ。
ミステリー要素は今回さほど強くなかったけれども、薪に過去の事件について調査を依頼しようとする人物が誰なのかなど構成含めた魅せ方が巧みで今回も唸らされた。
切ない
本編も番外編もどちらも切ないです。秘密はどの話も基本切なくて読んでて辛くなるんだけど、読んでしまいます。今回は一冊で完結してくれたのはありがたいです。
Posted by ブクログ
<Season 0>も13巻目となり、オリジナルシリーズより多くなった。今巻の「BLACK RAIN」編は、以前の「可視光線」編と似たところがあり、既視感を拭えなかった。
ただし特別編の「Extra.」は、小品だがとても良い。相変わらず岡部さんが、いい味を出している。TVドラマ版の岡部役の俳優さんもイメージぴったりで良かったしなあ。できれば雪子さんも出してほしかった。