【感想・ネタバレ】翼の帰る処 番外編 (2) ―ことば使いと笑わない小鬼―のレビュー

あらすじ

大人気長編ファンタジー、待望の番外編第二弾!! かつて帝国に滅ぼされた沙漠の都市国家アルハン。その元王子で、水を浄化する力を持つファルバーンは、大貴族《黒狼公》となった尚書卿ヤエトに正式に召し抱えてもらうため博沙国を訪れるが、そこにヤエトの姿はなかった。目的を失い無為の日々を過ごす中、博沙相からアルハンの水源調査を依頼されたファルバーンは、北嶺から借り受けた鳥に乗って、なぜかやって来た皇女、鳥の世話役アルサールらとともにアルハンの呪われし廃墟、地下迷宮に向かうが――!? 表題作ほか、ヤエトの養子・キーナンの学園生活をコミカルに描く「ヘルムデル先生の帽子」、目覚めたヤエトのもとにオールキャラ勢揃いで押しかける本編の後日談を同時収録!! ことき先生のカラー口絵入り!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

番外編第二弾。
今回、ファルバーンの短編、キーナンの学舎生活、そして本編終了後のヤエト先生の短編。どれも楽しく読ませていただきました。
ファルバーンがヤエト先生に微妙に似てることも新たな発見でしたが、伝達官が、確かにルーギンっぽい(表紙もあのエセ爽やか笑顔が・・・失礼)。皆さん皇女に振り回されて大変ね、と微笑ましく思いました。
キーナンの学舎生活も、「おお、この子、ご隠居とは違う感じの大物になりそう」な感じで、将来楽しみです。
ヤエト視点の短編、皆さん、先生のことを大好きですよね。皇妹がこの場にいたら、ヤエト先生はまたダウンしちゃってたんじゃないだろうか。
皇女の切り開く未来に、ヤエトがずっと付き添っていけるといいな、と。
そして、物語は終わっているけど、彼らの続きが読みたーい、と思いました。

0
2020年05月10日

「SF・ファンタジー」ランキング