【感想・ネタバレ】翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― (下)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2016年10月20日

読む前にパラパラっと頁を捲って、皇女の泣き顔の挿絵に一体何が起こるのかと身構え読書に突入。人ならざる者が出てきて魔界の蓋が開いてきていることが確信できたり、皇帝と対峙したり、色々あったのだけど、相、将軍、王の絡みが少ないことが物足りませんでした……が、最後の最後にしっかり持っていかれました。皇女がい...続きを読むることで安心できる、それが日常だと認識すれば、そこから自覚するのは通常なら違う感情だと思うのですが、あ、そっちに行っちゃったのねという……まあ、ヤエトだからね……。大きな覚悟で、愛には違いないだろうけど。

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Posted by ブクログ 2019年05月17日

そろそろヤエトが倒れまくって、死ぬ死ぬと言って、隠居願望があって、さらっと当然のように人を助けて自分の手柄にしない描写はもういいです。。。

北方との和平を結んだり、魔族がこちらにくる伝説の情報が明らかになってきたりします。
セルクのまっすぐさが本当に救われるなぁ。清涼剤。主人公ヤエトが偏屈なぶんだ...続きを読むけ一層(不器用に優しいんだけれども)

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Posted by ブクログ 2013年05月29日

皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人ナグウィンを引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、...続きを読む"過去視"の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり――。

今回も体力を振り絞って頑張るヤエトの姿が拝めますが、今までとちょっと違うのはいい意味で彼が腹をくくって進む道を決めたということだと思います。皇女のことを案じながらも、それだけではいけない、自分の主人としてはっきりと認めその将来を共に切り開くという意志が感じられてすかっとしました。弱ってても言ってることは正しいんだよなあ。こんな上司がいたらつい頼ってしまうよなと思わせる性格であります。第4皇子が倒れたけど、まだ他にもいっぱいいるしね。皇女はこれから本気で王座を狙うのかな?皇妹の「三回目も免れた」という言葉の意味が伏線になりそうですが・・・4巻目も楽しみ。

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