翼の帰る処 番外編 (2) ―ことば使いと笑わない小鬼―
  • 完結
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翼の帰る処 番外編 (2) ―ことば使いと笑わない小鬼―

1,400円 (税込)

7pt

4.5

大人気長編ファンタジー、待望の番外編第二弾!! かつて帝国に滅ぼされた沙漠の都市国家アルハン。その元王子で、水を浄化する力を持つファルバーンは、大貴族《黒狼公》となった尚書卿ヤエトに正式に召し抱えてもらうため博沙国を訪れるが、そこにヤエトの姿はなかった。目的を失い無為の日々を過ごす中、博沙相からアルハンの水源調査を依頼されたファルバーンは、北嶺から借り受けた鳥に乗って、なぜかやって来た皇女、鳥の世話役アルサールらとともにアルハンの呪われし廃墟、地下迷宮に向かうが――!? 表題作ほか、ヤエトの養子・キーナンの学園生活をコミカルに描く「ヘルムデル先生の帽子」、目覚めたヤエトのもとにオールキャラ勢揃いで押しかける本編の後日談を同時収録!! ことき先生のカラー口絵入り!

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翼の帰る処 のシリーズ作品

全12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 翼の帰る処 (上)
    完結
    1,222円 (税込)
    「過去を視る」力を持つ帝国の史官・ヤエト。病弱な彼は、左遷された赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。しかし、政治に疎い北嶺の民に悩まされ、さらには北嶺に太守として来た勝ち気な皇女に振り回され、休まる間もない。だが、北嶺を知るにつれ、ヤエトはこの地に帝国の秘密が眠ることに気づいていく…。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマンの扉がいま開かれる――。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 (下)
    完結
    1,222円 (税込)
    北嶺太守である皇女に療養を命じられ、都に戻ってきたヤエト。皇女の実兄の元に身を寄せるが、そこで皇位継承権を巡る政争にヤエトは巻き込まれてしまう。一方、北嶺でヤエトの帰還を待つ皇女の身にも陰謀の魔の手が迫っていた! 皇女を救い出すため、ヤエトは都を脱出し、雪に閉ざされた北嶺へ向かおうとするが――。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマン。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― (上)
    完結
    1,222円 (税込)
    蛮族との戦で傷ついた北嶺の復興のため、病弱な体を押しながらも奮闘するヤエト。そんな彼に、皇女の推薦で貴族に出世するという「悪い知らせ」が飛び込んでくる。失意の中、新年祭のために皇女と都に向かった彼は、その式典の最中、さらなる衝撃の事実を知らされることとなる……。カラー口絵、挿絵も収録!
  • 翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― (下)
    完結
    1,222円 (税込)
    四大公家のひとつ《黒狼公》となったヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い……。一方、兄である皇子同士の激しい後継者争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。――陰謀と謎が渦巻く中、ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは!? カラー口絵、挿絵も収録!
  • 翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― (上)
    完結
    1,222円 (税込)
    望んでもいないのに四大貴族の一角≪黒狼公≫に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか気がついたら、皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは、前の≪黒狼公≫妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のため人質交換を要求し……。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― (下)
    完結
    1,222円 (税込)
    皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人を引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、<過去視>の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり―。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 上
    完結
    1,222円 (税込)
    ≪黒狼公≫をキーナンに譲り、待望の隠居生活に突入した過去視の力を持つヤエト。しかし、残念ながら隠居とはほど遠い仕事量に忙殺される日々を送っていた。そんな中、ターンの預言者・ウィナエに導かれ、ヤエトはジェイサルドらと共に世界の罅を塞ぐ手がかりを得るため、砂漠の深部・シンリールへと赴く。数ヵ月後、ようやく都へと戻ったヤエトだったが、都では第七皇子が反旗を翻し、まさに戦いの火蓋が切られようとしていて――。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 4 ―時の階梯― 下
    完結
    1,222円 (税込)
    青鉄の鉱床発見の成果により、論功行賞を授与されることになったヤエトは皇都に赴き、皇帝から「隠居」を告げられる。かねてより、強い隠居願望を持っていたヤエトは静かに暮らせるかと思いきや、政務の引き継ぎや皇女との関係で慌ただしい日々を送っていた。そんな中、エイギルとミアーシャの息子のキーナンと養子縁組をし、≪黒狼公≫家を継がせることに。政務を離れ、「魔界の蓋」がある場所の探索に本腰を入れるため砂漠へ旅立つが、「復縁」を迫られた皇妹殿下とヤエトは過ごすことを余儀なくされ…。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 上
    完結
    1,222円 (税込)
    念願の隠居生活にもかかわらず、相変わらず仕事に忙殺され納得がいかないまま忙しい日々を送るヤエト。半旗を翻した第七皇子との戦いのさなか、魔界の罅を塞ぐ方法の調査を皇帝から任命されたヤエトは、着実にその方法に近づきつつあった。そんな中、「兄上たちの喧嘩を止められる」という理由から玉座をとると皇女が言い出す。突然の宣言に驚き、困惑するヤエトだったが、その矢先、都から竜種一同に招集がかかり、ヤエトも皇女の副官として列席することになり――。 ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 下
    完結
    1,425円 (税込)
    「過去を視る」恩寵の力を持つヤエトは念願の隠居生活に突入したものの、仕事に忙殺される生活を送っていた。皇女は「兄たちの喧嘩を止められるなら」という理由から玉座を取りに行くと言いだし、皇帝からはヤエトの過去を見る力を利用して秘密を知らされることに。さらには魔界の蓋を閉じれば鳥たちが飛べなくなる可能性も浮上し、北嶺では帝国に対する不満が噴出する。ヤエトと皇女の取り巻く環境は徐々に変わりつつある中、少しずつ世界の罅へと近づくヤエトに待ち受ける運命とは――。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 番外編 ―君に捧ぐ、花の冠―
    完結
    1,425円 (税込)
    皆、誰かを思っている、それは愛の物語―― 出身家・白羊公一族の没落により都を離れ、ヤエトの統べる黒狼公家の領地に身を寄せた尚書官・タナーギン。ヤエトの邸でタナーギンと邂逅した皇妹・ラキニーは、その態度に胡乱な気配を感じ、スーリヤに彼の身辺に侍るよう申し付ける。男はヤエトや皇妹に金の無心をし、不思議な香りに包まれた自宅で隠れるようにして暮らす。飄々としながらも、何がしかの意志を感じさせる彼の行動の目的とは…!?都の大乱の影に存在した一つの物語を中心に、様々なキャラクターの想いを描き出す、5編のストーリー。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!
  • 翼の帰る処 番外編 (2) ―ことば使いと笑わない小鬼―
    完結
    1,400円 (税込)
    大人気長編ファンタジー、待望の番外編第二弾!! かつて帝国に滅ぼされた沙漠の都市国家アルハン。その元王子で、水を浄化する力を持つファルバーンは、大貴族《黒狼公》となった尚書卿ヤエトに正式に召し抱えてもらうため博沙国を訪れるが、そこにヤエトの姿はなかった。目的を失い無為の日々を過ごす中、博沙相からアルハンの水源調査を依頼されたファルバーンは、北嶺から借り受けた鳥に乗って、なぜかやって来た皇女、鳥の世話役アルサールらとともにアルハンの呪われし廃墟、地下迷宮に向かうが――!? 表題作ほか、ヤエトの養子・キーナンの学園生活をコミカルに描く「ヘルムデル先生の帽子」、目覚めたヤエトのもとにオールキャラ勢揃いで押しかける本編の後日談を同時収録!! ことき先生のカラー口絵入り!

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翼の帰る処 番外編 (2) ―ことば使いと笑わない小鬼― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この作者さんの文章は、水のようにすらすらと読め、言葉が脳のフィルターに引っかかることなく、直接映像が脳内に描かれる感覚で楽しめる。毎回楽しみにしている。
    「ことば使いと笑わない小鬼」
    ファルバーンの視点でのお話。やりたいこととか、目標とか目的とか、そもそも自分自身を見失ったような、かといって悲観的に

    0
    2020年05月20日

    Posted by ブクログ

    本編の主人公であるヤエトといいこの本で中心であったファルバーンといい、わりと感情の起伏がない人が中心部に据えられていると、周囲の感情の動きが眩しく感じられて、個人的には感情の起伏が少ない方に引き摺られがちだと気付かされた一冊。それぞれの感情の動きと、そこに絡む周りの人達の交流が心地良かった。
    あと若

    0
    2020年05月17日

    Posted by ブクログ

    かつて帝国に滅ぼされた沙漠の都市国家アルハン。その元王子で、水を浄化する力を持つファルバーンは、大貴族《黒狼公》となった尚書卿ヤエトに正式に召し抱えてもらうため博沙国を訪れるが、そこにヤエトの姿はなかった。目的を失い無為の日々を過ごす中、博沙相からアルハンの水源調査を依頼されたファルバーンは、北嶺か

    0
    2022年12月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    番外編第二弾。
    今回、ファルバーンの短編、キーナンの学舎生活、そして本編終了後のヤエト先生の短編。どれも楽しく読ませていただきました。
    ファルバーンがヤエト先生に微妙に似てることも新たな発見でしたが、伝達官が、確かにルーギンっぽい(表紙もあのエセ爽やか笑顔が・・・失礼)。皆さん皇女に振り回されて大変

    0
    2020年05月10日

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