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Posted by ブクログ
四の皇太子と五の皇太子が皇帝によって処断され、同母弟の七の皇太子が反旗を翻すというきな臭い状況になってきている。ヤエトは褒賞として隠居を許可されるが、実はヤエトを皇女から遠ざけるためという。その皇女が突然やってきて、ヤエトに突進し接吻する。うわあ、皇女もはっきりと意思表示をしたぞ。歳の差、二倍以上だが。でもねえ、ヤエトが男女の仲として受け入れるわけないよね。一方、皇妹ラキニーも突然やってきて、二の皇太子とともに3者が砂漠に赴くことになる。魔界の蓋が開くということをどれだけ信じているかは、二の皇太子はゼロに近く、皇妹はどうなんだろう。この人は、ヤエトによればほぼ魔女に近くて、何を考えているか分からないのだ。好奇心だけで動いている?
ヤエトの心理描写、対人分析の様子、相変わらず面白い。
Posted by ブクログ
(No.13-15) シリーズ最新作です。ノベルス版の巻が単行本化されましたが、新刊はもうノベルスでは出さないことになったらしい。
いきなり単行本です。
内容紹介を、表紙裏から転載します。
『青鉄の鉱床発見の成果により、論功行賞を授与されることになったヤエトは皇都に赴き、皇帝から「隠居」を告げられる。
かねてより、強い隠居願望を持っていたヤエトは静かに暮らせるかと思いきや、政務の引継ぎや皇女との関係で慌しい日々を送っていた。
そんな中、エイギルとミアーシャの息子のキーナンと養子縁組をし、黒狼公家を継がせることに。
政務を離れ「魔界の蓋」がある場所の探索に本腰を入れるため砂漠へ旅立つが、復縁を迫られた皇妹殿下と、ヤエトは過ごすことを余儀なくされ・・・。』
長いことヤエトが願っていた隠居生活。しかし叶えられた今は、夢を奪われた思いになってます。だって、どこが隠居?っていう忙しさなんだもの。どう見たってこれは皇帝の嫌がらせ。功績があったから褒美に願いを叶えてあげるよって・・・名ばかり隠居です。
でも子供がいないヤエトは、そのままにしとくとうっかり家を乗っ取られかねません。前は断られたキーナンを養子にという案を、この緊急時にたちまち了解してもらえたのは良かったです。いい子ですね、キーナンって。
でもまだ学舎にも入学していない少年のキーナンが本当に黒狼公として仕事が出来るようになるのは、ず~っと先のこと。それまで、ヤエトの苦労は続くのね。
一方で、皇女は少しずつ自覚と自立への道を歩み始めています。私は彼女に皇妹のようにはなって欲しくはないのですが、でもしたたかに生き抜いて欲しいと願っています。
皇妹のような人も私は好きですが。
状況は不穏さを増すばかり。これからどうなるのか心配です。
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