あらすじ
長野に引っ越した元同僚の瀧さんに誘われて、鮎美は厳冬期の八ヶ岳へ。瀧さんの旦那さんも合流し、3人は気温マイナス10度の中登り始めるが……!? 他、ある使命を背負った鮎美が北海道・札幌の里山を祖父のガールフレンドだという美女と歩くことになったり、登山をしながらボディメイク料理を試みたり、菜の花ラーメンを作ったりする第8巻!
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山で食べるごはんって、格別だよね。
ごはんを美味しそうに食べる女子も最高だよね。
っということで、週末登山を楽しむ主人公、OL日々野鮎美(27歳)の、登山ライフと山中食事タイムを中心に描かれる、タイトルに偽りなしの、山×飯×女子の三拍子マンガ。
飯がテーマの作品ではありますが、出てくるメニューはおにぎり・ソーセージ・うどん・ラーメンなどなど…庶民的なメニューが基本。
特別なのは「山で食べる」というシチュエーション。
ピクニック・アウトドア・キャンプなど、外で食べるごはんは格別ですが、それが苦労して登った山頂からの絶景を見ながらだとしたら…そんなのテロ級に美味しそうすぎるに決まってるじゃないか!日比野さんの食べっぷりも、良いんだよなぁ。
お気軽低山レクリエーションから、泊りがけの3,000m峰踏破まで、季節や天気の変化、ハプニングも織り交ぜ、時に登山の醍醐味やウンチクも描かれる、山と食事の魅力がたっぷり詰まった作品です。オススメ!
感情タグBEST3
雪山回
祖父の愛人疑惑のある女性の調査を頼まれて始まる冬の北海道編
瀧さんに誘われて雪の八ヶ岳に登るもルートを間違えてあわや遭難、な雪の八ヶ岳編。
その間に夏が挟まってますが、安定の食欲でした。
表紙見てるだけでおなかが空く。
「2021年6月時点で累計発行部数は160万部を突破」とか。
みんなに愛される、山登り+ご飯+ギアの本。
人の温かさ、山ごはんの可能性、ひとぞれぞれの自然との向き合い方。
孤独の好きさかげん。全てが素晴らしい本
Posted by ブクログ
どうやら、この『山と食欲と私』は70万部に到達したようだ
一ファンとしての印象だが、もうちょい、読まれている、と思っていた
ペースとして、良いのか、普通なのか、遅いのか、その辺りは分からんが、信濃川先生には、こんな数字には惑わされず、自分が描きたいものを、描きたいように描いてくれればいい、そう思う
漫画家が、自分らしさを失わずに、活き活きと描いている物が面白く感じられるのは、当たり前の事なんだから
この(8)でも、主人公・鮎美さんの山ありきの日常には、色々な事が起こってる
初っ端から、型に捉われない生き方が出来ているおじいちゃんが登場したかと思ったら、その彼女(?)も現れたもんだから、ちょい驚いた
この彼女(?)・榊さんも中々に、クセの強い女性である
何気に重いものを抱えている風は漂っているのだが、何だかんだで、良い人だ
鮎美さんと意気投合でき、彼女の言葉と好意で救われているのが、良い人だな、と思った理由だ
おじいちゃんの人たらしっぷりを、鮎美さんは自覚していないだけで、受け継いでいるんだろうな
まぁ、変わり者は変わり者を集めるってのは、お約束ではあるけど
しかしながら、(8)は、このおじいちゃんの女性問題だけじゃない
山場は、やはり、冬の八ヶ岳への挑戦だろう
山登りをしていれば、新たなステージに挑みたくなるのは当然の話
もちろん、いきなり立ち向かったところで痛い目を見るのは目に見えている
何があっても対応できる体と技術を得るべく、様々な努力と、多くの練習が必要になる
そんな自己を高める行動が結実するくだりは、本当にグッと来る
その雪山の中でも、新たな出逢いがあるのだから、本当に、鮎美さんの縁を作る能力は凄いな
もちろん、この(8)でも、鮎美さんの山で美味しい物を食べるって欲は炸裂している
美味しい物を感動をくれる山で食べるって言う、純粋な願望が芯にあるからこそ、鮎美さんは山の怖さを肌に感じながらも、それを超える楽しさを求められるのかもしれない
どの山飯も美味しそうで、自宅で作ってみたくなるものばかり
その中で、特に、「美味しそうだ」と感じたのは、83話「北海道札幌・藻岩山編③・答え合わせのジンギスカン」だ
好みは分かれるけど、私はジンギスカンが好きだ
羊肉の独特の旨味は、自分の血肉に変わるって感じがあるような
厳密に言ったら、山で食べている訳じゃないんだが、鮎美さんと榊さんが仲良くなるのに一役買っているのは大きい
榊さんには、今後も、コンスタントに登場してほしいな
彼女の存在は、鮎美さんに良い影響を与え、日常に変化を齎すような気がするから
この台詞を引用に選んだのは、気圧されてしまったので
そもそも、私はスープカレーの事を見下していた訳じゃないんだが、思わず、「はい、気ぃつけます」と言ってしまいそうになった
傍からすれば、くだらない、と思われるものであっても、こういうこだわり、信念、譲っちゃいけないものがあるってのは、人として大事なんじゃないだろうか
Posted by ブクログ
薄野の老舗バー「バーやまざき」 アニマルトラッキング 三毛別の事件が有名ですが インカルシペ(見晴らせる場所) 藻岩山スキー場側の登山口より入山 成吉思汗のたれ やがて巣穴も見失い成れの果てはアナモタズ 筋肉は増えたが適度に脂肪もつき元に戻った ナルゲン湯たんぽを股に挟んだまま ”自分の命“を担いで歩く誇らしさ 力強いラッセルにお父さんの逞しさを感じましたよ 香りの新大陸発見だ! 山と渓谷
ちょっとガチ登山になってきた
だんだん山登りの内容がレベルアップしてるようだけど、山登りしない一般人の私の感覚では、危険な目にあったりする雪山の話はちょっとついていけないノリだなと思いました。それほどガチな話じゃなくて、元気いっぱいに登山を楽しんでる鮎美ちゃんの話の方が好きです。
Posted by ブクログ
スーパーおじいちゃん…
鮎美さん一家って妙にアクティブね。
八ヶ岳雪山登山レベルアップ!
でも、やっぱり難易度高いんだ。
しっかりしたガイドさんと一緒でも
何が起きるかわからない。
そのぶん下山できた時の喜びもひとしおか。
単独キャンプ男子
やっぱヘンでおもしろいわ。