【感想・ネタバレ】わが家は祇園の拝み屋さんのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ある秘密を抱え人とうまく話せなくなってしまった女の子が、祇園にある祖母の家に身を寄せて、優しい人達や不思議に触れて心を開いていくお話。

登場人物が美男美女で優しく、安心して読める。
出てくる季節の和菓子が美味しそうだし、祇園の言葉や京都の地理や社寺についてプチ知識を得られるのも楽しい。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あることで引きこもりになってしまった小春は、父方実家のある京都で祖母・吉乃や叔父・宗次朗、はとこの戚澪人に囲まれて過ごすうちに少しずつ明るさを取り戻していく。小春の引きこもりの原因がね〜、辛いよね。小春の両親も小春思ってのことなんだろうけど、小春には苦痛でしかないよね。京都の町の様子が詳しく紹介されていて、京都に行きたくなる一冊です。

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2017年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し不思議な、古都の物語。

小春は東京から京都は祇園に住む祖母のところにやってきた。祖母や叔父と一緒に和雑貨店「さくら庵」で過ごす小春には、誰にも打ち明けられない秘密があった。そして、次々と舞い込む不思議な依頼。だんだんと彼らの持つ不思議な力を知った小春は――。

はんなり京男子・澪人というはとこ、祖母の実家は賀茂家、八坂神社など祇園の様子、叔父・宗次朗の作る創作和菓子など、いかにも「京都」らしいアイテムが詰め込まれている。

小春は人の心の声が聞こえてしまうようになり、父母や友人たちの本音が恐ろしくなって不登校、部屋に引きこもるようになった。しかし、京都の家族に関しては、心からそう思っているので、心の中の本音は聞こえない。描写されていない。それはちょっとご都合主義かな、とも思うけれど、小春より力が強いとか、心に余裕ができて力をコントロールできるとか、そういう理由が出て来るのだろうと。

京都に住んでいると、そうそう、と同意するところもあって面白い。作者が京都出身ではないところが、「京都」を描くのによいのではないだろうか。

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2019年10月07日

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