感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
後宮シリーズ三作品目の氷希×翠蝶の子供たちが出てきて、大満足な一冊でした。兄弟たちがとても仲良しでいいですね!
両親に大事に育てられたんだろうなー、というのが兄弟同士のやり取りから察せて、ほくほくしました。
呂守王夫妻、一番好きです、シリーズの中で。
五爪の龍の…、の予言がとても気になって仕方がなく、この先どういう展開が待っているのか、その場面がどの作品に出てくるのか、どきどきわくわくしています。
それにしても、今回の主役たちは、とても純粋で素敵ですね。こんな男性に見初められたら幸せしかないだろうに…。もどかしくて仕方がありませんでした(笑)。
シリーズ第1巻の主人公の恵兆王妃が天寿を全うして亡くなったということが話中で描かれていて、シリーズが長く続いていることを実感しました。番外編についていた短話で、老齢になったこれまでの登場人物が過去を振り返り、穏やかな日々を過ごしている様子が描かれていました。本編で波乱万丈の生活を送っている登場人物も、いつかはこのように穏やかな生活を送ることができるように、と願います。