感情タグBEST3
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今回も最初は二人が心を通わせることはないけれども、次第に互いに惹かれていくというお決まりのパターンです。
が、それがわかっていてついつい手に取って読んでしまいます。
特にこの作品は四欲がいい役割を果たしていました。のちの作品のどこかで、四欲が幸せになっている話が描かれていることを期待します。
主人公は賢い女性ですね
後宮が舞台の恋愛小説で、皇帝本人とその妃が主人公というのは数少ないかもです。何人も奥さんがいると、唯一の女性となりにくいですものね。最初は冷めた者同士という感じでしたが、次第に相思相愛になっていきます。
物語の終盤、敵討ちを果たしたかに見えた主人公が、大切な侍女を失い後悔する場面は、心痛みました。
番外編のミニ小説も、切ないものがありました。