あらすじ
マザーとの死闘を制し、次なる敵【魔王】との戦いへ向けて力を溜める日々。だが強くなりすぎた「私」は人間たちの注目を嫌でも集めてしまう。遂に捧げ物の食べ物が!? 蜘蛛子と人間たちの道が交わる第5幕開演!
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『横浜駅SF』(著:柞刈湯葉)のお試し版が収録されています。
学校で古文の授業を受けていたはずが、気づいたら異世界で蜘蛛に転生していたJKの「私」。
そしてそこは数々の魔物がはびこる大迷宮の中だった!!
しかも自分は最弱と言っていい蜘蛛の魔物。
「私YOEEEEE!」
否応なくはじまるサバイバル生活。
なんとか倒した魔物の肉(大体毒持ちだったり)を食らい、ある時は人間に住処を追われ、またある時は龍(超強敵)から必死に身を隠し。。
彼女のべらぼうな「生」への執着心からか、手持ちのカードを吟味しつつ、知略でもって格上の相手をいなしていく様は激アツ!
また、「私」以外の転生者も存在し、彼らとその他登場人物らの視点からも物語が進行していく本作。
じっくりと個々人の背景が掘り下げられていく群像劇的側面も非常に面白いところ。
伏線もふんだんに盛り込まれ、後に度肝を抜かれること必至!
大迷宮でのサバイバル生活からどんな展開が、どんな結末が待っているのか?
あなたの目で確かめてみてください。
感情タグBEST3
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5巻を読んで
行動範囲も広がり、必要に迫られてですが(笑)目まぐるしい程の展開で盛り上がってきました🎶
個人的に時系列があれ?って時があるので、説明があれば嬉しいです。
次巻はロナント爺さんの活躍!?
めちゃくちゃ楽しみです!
怒涛
怒涛の展開、色々な事が起こりすぎて、凄い。
中盤の話になるけど、
今までは
ヒトカゲ→リザード→リザードマンて感じだけど、
今回のは
リザードマンの幼体みたいな感じの捉え方でいいのかな
Posted by ブクログ
うぉおお前かぁい!!いや、びっくりだよ。お前が俺で俺も俺でお前が俺!!
ということで、5巻も面白かったです。ようやく時系列というか、全体像が見えてきました。まさかあの蜘蛛が白で、あの魔王が魔王で、でも若干体担当だったなんて!いやもう何を言っているのかわからん。
うまいなぁと思うのですよ。叙述トリックっていうの?一人称語りだから「口調が同じだな」とか、「てことは同一人物かな」とか色々考えるんだけれど、うまいこと騙されてしまってました。
終わり方のミニスパイダーちゃんたちが不穏です。「並列意志」が自我をもつというのはとても怖いことだと思うんだが、果たして。早く続きが読みたい。
Posted by ブクログ
面白い。前巻までの伏線とミスリードが、今巻で鮮やかに解きほぐされる。構成の妙と、一人称語りによる騙りの手法が綺麗に決まっていて、自分が一体どの時点で騙されたのか、前巻までを思わず読み返したくなってしまう。
Posted by ブクログ
ワクワクな展開の楽しい一冊。
今までの蜘蛛子レベルアップも楽しかったですが、"転生勇者シュン達vs帝国vsエルフvs魔族の戦い"時間軸と"蜘蛛子"時間軸の対比が絶妙です。
作者様のストーリーも素晴らしいですが、人物メインとなるイラストも素晴らしい。カラーのメラカッコイイです。
6巻は更にネットと乖離していく様なのでそれにも期待しています。
面白い
マザーとの死闘を制し、いよいよ本格的に迷宮を出て、地上へと行きます。勇者たちとの時間差で進んでいくのが、結構面白いです。
Posted by ブクログ
4巻から時系列とかよくわからなくなってきて、おススメしてくれた甥っ子にヘルプメールをしたら、
「分からなくても気にせず先を読むべし」
と返事がきたので素直に5巻に突入。。
本格的にエルロー大迷宮を出て、マザーの次は魔王との決戦か?!と思っていたらまさかの休戦宣言。っていうかタッグを組み始めた?!
赤ん坊の吸血鬼ソフィア(転生者・根岸彰子)とも出会い、強力な魔王チームが結成されていく傍ら、勇者チームの転生者たちも合流。
戦争がはじまったところまでが本巻でした。
エルフの陰謀とか確執とか、まだまだ謎ばかりだけど、今回蜘蛛子ちゃんの正体が分かり、ちょっとすっきりしました。
この程度の理解度ですすめていいんだよね?
あ、私がダースベーダー的存在になると予想したユーゴーさん、そんな大物には成長しなかったわ。