【感想・ネタバレ】蜘蛛ですが、なにか? 16のレビュー

あらすじ

『女神を犠牲にして人類を救う』か『人類の半分を犠牲にして女神を救う』か。管理者Dから突然発せられたワールドクエストは、全人類を大混乱に陥れた。人類を救おうとする黒き神を後押しするのは、世界最大勢力の神言教と、死から逃れようとする多くの人々。女神を救うと誓った魔王と白き神――「私」は抗うことができるのか?

さらに、管理者Dの敷く道を外れようとする勇者・シュンの行動により、事態は思わぬ方向へと動き出す……!?

...続きを読む

学校で古文の授業を受けていたはずが、気づいたら異世界で蜘蛛に転生していたJKの「私」。
そしてそこは数々の魔物がはびこる大迷宮の中だった!!
しかも自分は最弱と言っていい蜘蛛の魔物。

「私YOEEEEE!」

否応なくはじまるサバイバル生活。
なんとか倒した魔物の肉(大体毒持ちだったり)を食らい、ある時は人間に住処を追われ、またある時は龍(超強敵)から必死に身を隠し。。

彼女のべらぼうな「生」への執着心からか、手持ちのカードを吟味しつつ、知略でもって格上の相手をいなしていく様は激アツ!
また、「私」以外の転生者も存在し、彼らとその他登場人物らの視点からも物語が進行していく本作。
じっくりと個々人の背景が掘り下げられていく群像劇的側面も非常に面白いところ。
伏線もふんだんに盛り込まれ、後に度肝を抜かれること必至!

大迷宮でのサバイバル生活からどんな展開が、どんな結末が待っているのか?
あなたの目で確かめてみてください。

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感情タグBEST3

購入済み

一区切り

物語に決着が付き、一区切りがついた。
白的にはバッドエンドなのかな?
今後は短編でそれぞれの、その後を詳しく見たいなぁ。

1
2022年01月18日

購入済み

大団円

終わり良ければ全て良し!D様に翻弄されて転がされて収まるとこに収まりました♪みんなのその後で番外編とか外伝とか出て欲しいなー^ ^

0
2024年12月17日

Posted by ブクログ

完結しました。おめでとうございます。

ウェブと違って“その後のみんな“があって良かった~
二行づつでも消息がわかるのは嬉しい。蛇足であろうが嬉しい。

0
2022年05月31日

購入済み

面白かった。

web版と大きく展開が変わっていて面白く読了することができた。満足。

0
2022年02月11日

ネタバレ 購入済み

アニメ一気見の勢いで

今更ながらアニメを観まして、続きが気になったので原作をみたら気づいたら最終巻まで読んでました
終盤空気だったキャラにもライトが当たってよかった反面、スピンオフ的なところで他転生組、現地民の日常話やら過去話とかも欲しいと思える良き作品でした。
ラストは納得のいく締め方で100点満点の出来!

#エモい #ハッピー

0
2022年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長い間楽しませてくれたお話もここで終わり

読んだ感想としては、大団円になったものの打ち切り漫画みたいになったなという印象
とはいえ、世界を救おうとしたらDが邪魔するのは当然だし、まともにDが相手なら誰も勝てるわけ無いし、勇者が空気だから活躍させようとすればご都合主義な感じになるのはしょうがないなと

しかしどこまでいってもDの実力の底が見えなかったのはとてもよかった

0
2022年01月13日

購入済み

面白い

原作との違う展開により、ホッとした場面がありました。個人的にはこちらが好き。
とあるキャラの意外な一面が見えたり、最後までの疾走感も楽しく読み進められました。
もし外伝があるならまた手に取りたいと思います。

#感動する #ハッピー #アツい

0
2022年01月09日

購入済み

お疲れ様でした。

蜘蛛ですが、何か?はじめは何か分からないで買いましたが、とても最後まで裏切りの展開が目まぐるしく、面白かったです。

今後も御活躍頑張ってください。

0
2022年01月09日

Posted by ブクログ

遂に完結
あそこまで強くなった白ちゃんならこのエンディングも仕方がないかなぁと思いつつ魔王と一緒に居させてあげたかった

1
2022年04月08日

匿名

ネタバレ 購入済み

終わり?

一応戦争は終わり、世界は救われました。これで完結なのか、出来ればアリエルやラースなどのその後の話も知りたいです。

#ほのぼの #感動する #癒やされる

0
2025年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終わった!このシリーズ16巻で!
16巻目途中まで読んでいて、この調子だとあともう1巻くらいで終わるなぁ~と思っていたら、終盤一挙に終わった!
昔のライトノベルで異世界物と言えば、日本の少年か少女が、異世界の神だか大司祭だかによって、その世界を守るために召喚されるといった類い。召喚された少年か少女かは、凄い能力を授けられて、その異世界で大活躍ってのが大体の筋。
ところがこのラノベ、召喚されたはいいが、全くの弱い小さな蜘蛛の状態で異世界に登場と、ある意味斬新だった。
その弱い小さな蜘蛛が生き延びるため様々な試練に、それこそ無様に、時に卑怯に、ある時は開き直って、そして逞しく立ち向かっていく姿は、面白可笑しく、また納得もさせられ、何となく応援してしまう。そんな感じで読んでいた。本来、気持ち悪い蜘蛛が主人公!その蜘蛛が戦いを通じて、どんどん強い魔物に進化していく。蜘蛛の魔物ってやっぱり凄く気持ち悪いけど、この本に出てくる蜘蛛も魔物(例えばアラクネとかクイーンタラテクトとか)もなんか可愛く、弱い形態の時は健気で、強い時もドジで、やはり全体的に可愛く思える。
実像を想像すると、とてもじゃないが見たくないし、近付きたくもない!でも、イラストが可愛らしかったせいで、可愛らしいイメージで読めて良かった。
途中から話が段々複雑になってきて、それにつれ面白みも少くなってきたように思えたが、それも「人族」と「魔族」との戦いが始まってから、また面白くなってきた。
「異世界召喚物」のライトノベルでも色々なパターンの物があり、こういった本来主人公には向かない魔物が主人公というのもありだろうと思う。
ただ、16巻は無理やり最終話にしたような感じなんだけど。

0
2023年11月15日

Posted by ブクログ

〔Ⅰ〕蜘蛛子は人類の半数以上の死を覚悟して女神と世界を救おうとする、黒ちゃんは惚れた女神の意思を尊重し現在存在する人間を守ろうとしているがその代償は女神の消滅と数世代後の星の終焉。人類は祈ることでどちらに力を貸すか選べる。それは今の自分の存在を選ぶか、世界を救うかを選ぶこと。単純に言えば自分を選ぶか世界を選ぶかの二択。影の薄い勇者たちは第三の道を見いだせることができるのか! というのがこの巻の主眼と思われた。果たしてどうなる?
〔Ⅱ〕真の黒幕は? 蜘蛛子の真意は?
〔Ⅲ〕最後はもちろん《蜘蛛ですが、なにか?》

■蜘蛛子についての簡単な単語集(なろう小説で読んだ分も含む)

■主要登場人物
【蜘蛛子】異世界から転生してきて小蜘蛛からスタート、なんとか生き抜いて今はアラクネへと進化し「白」と呼ばれている主人公。
【魔王】アリエル。見た目は幼いが「最古の神獣」と呼ばれ戦闘力だけならおそらく世界最強。今のところ蜘蛛子も勝つ方法を見いだせない。性格は善人としかいいようがない。特に蜘蛛子の分身融合後は。
【ダスティン】神言教教皇。ただの人間のように思われるがいろいろ企んでいるもよう。人族「だけ」を優先し護ろうとしている。他心はないと思われる。そこが厄介だ。魔王に対しては「様」付けで呼ぶ。
【ポティマス】エルフの族長で失われた科学技術を駆使できる。魔王ちゃんや蜘蛛子や教皇の当面の敵、あるいはラスボス。
【ギュリギュリ】ギュリエディストディエス。黒龍のようだ。かつて複数いた真の「龍」。普通の龍は下位バージョン。この世界の管理者、神様みたいなもんなんで別格な存在。当人は下位の神と言う。全身黒ずくめ。
【D】自称邪神ちゃん。この世界のクリエイターのようだ。ギュリギュリですら言うことを聞くしかない上位神。いつもスマホで連絡してくる。転生したクラスの中にたぶんいた、たぶんあの人。
【吸血っ子】転生者のひとり。生まれたときから吸血鬼である真祖。
【メラ】吸血っ子の眷属となりただいま特訓中。
【アエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。長女的存在。しっかりしててちゃっかりさん。率先して自分から動くタイプ。効率を重視する。
【フィエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。猪突猛進のお調子者。
【リエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。天然ボケなお転婆。行動が読めず、ときおりドジる。
【サエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。末っ子的存在。自己主張の薄い気弱タイプ。
【サリエル】女神。黒ちゃんの想い人かもしれない。アリエルも慕っていたようで「サリエル様」と呼ぶ。どうやら世界を救うため人間たちにより生け贄とされたようだ。
【シュン】人間サイドの主人公。王子、勇者、転移者という属性てんこ盛りの恵まれようで、不遇の極みだった蜘蛛子なら「爆発しろ!!」と思うだろう。人間としては強いが、勇者であること以外ではさほど強力ではない。
【ロナント】人類最強の魔法使い。蜘蛛子を師匠として崇めている作中最強の変人でもあるかもしれない。シュンの兄にして先代勇者ユリウスの師匠。
【岡ちゃん】岡崎香奈美。生前は皆の担任。通称「岡ちゃん」。今はエルフのフィリメス・ハイフェナス。元生徒たちを守ることしか考えていないようでもある。

■あ行
【アークタラテクト】蜘蛛子を邪魔に感じ始めたマザーが送り込んできた最初の刺客。地龍よりも強いかもしれないステータス。
【アーグナー・ライセップ】魔王軍の第一軍団団長。質実剛健。壮年くらいに見えるが先先代の魔王から使えている。能力、人格ともに魔王になっていてもおかしくないレベル。
勝手に「大佐」と名づけた。ルフと通じていた。
【愛】転生者。エルフの里で保護されている。
【アエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。長女的存在。しっかりしててちゃっかりさん。率先して自分から動くタイプ。効率を重視する。
【アグノッチ】猿型魔物。復讐猿という呼び名通り仲間がやられたら集団で復讐にくる。そして絶対に諦めない。そのためには自分の命も惜しくない。蜘蛛子は非常に苦戦し一種のターニングポイントともなった。他の場所では人族の砦を落としたりしたこともある。その習性上、皆が避けたがるめんどくさい相手。
【悪夢】とある蜘蛛の魔物のことをヒト族はそう呼ぶ。見ただけで恐怖を感じ悪夢に出てくるほどだがこちらから攻撃したり巣を焼いたりとかの手出しをしない限り攻撃してこない。どころか場合によっては命を助けてくれることもある。とある街の近くで信仰の対象になったり、とある戦場で敵味方かまわず虐殺を尽くしたりした。のち魔法の集中攻撃を受けて消滅したとされるが、案内人バスガスあたりは信じていない。
【悪夢の残滓】「悪夢」消滅後エルロー大迷宮上層の一部に現れるようになった魔物。闘い方は悪夢とほぼ同じ。やはり手出しをしなければ自分から襲いかかったりしないが縦横に張り巡らされた糸に触れたり焼いたりすると有無を言わせず殺戮する。
【アサカ】→櫛谷麻香
【アナ】シュンとスーの侍女。ハーフエルフの魔法使い。エルフの里では辛い立場だったもよう。
【アラクネ】蜘蛛の進化のひとつ。人の上半身に蜘蛛の下半身という魔物。ただ、正統な進化の流れにはなく、特別な存在のようだ。蜘蛛子はとりあえずこれを目指す。ようやくアラクネに進化した後の最初の戦闘は機能を活かせないものだったが。
【アラバ】地龍。蜘蛛子のトラウマになった龍。初期に出会い恐怖しか感じられなかった。いつかは乗り越えなくてはならないのだろう。
【アリエル】現魔王。オリジンタラテクト。見た目は幼いが「最古の神獣」と呼ばれ戦闘力だけならおそらく世界最強。今のところ蜘蛛子も勝つ方法を見いだせない。性格は善人としかいいようがない。魔族とか人間とかどうでもよく、もしかしたらシステムを破壊したい感じ。能力的に元は蜘蛛。ほとんどの読者が当初は蜘蛛子の未来の姿かもしれないと考えたのではなかろうか? いつか乗り越えねばならない相手と思われたが・・・

【海】水龍がいるので渡れないらしい。空を飛んでいても撃ち落とされるとか。なので人間にとってはエルロー大迷宮の上層を抜ける方がまだましらしい。蜘蛛子はときどき水龍釣りを楽しむ。
【漆原】→フェイ

【エデ・サイネ】蜘蛛子の進化ルートのひとつ。ゾア・エレの次。腐食攻撃より強力な死滅の邪眼を持っているので普通は次に進化する前に死ぬ。
【エフォジゴアット】小国家群あたりにおる蟻の魔獣。
【MAエネルギー】星の生命力。無限と思われこの世界の旧文明は利用していたが使いつづけると星が滅びる。
【エルフ】人類の一種族。人の十倍くらいの寿命を持つがその分肉体の成長は遅く補うために魔法を習得している。成長したら肉体的にもつよくなれるがそのまま魔法を鍛えるものが多く一般には肉弾戦に弱いイメージ。実際はそうでもない。管理者に対抗している一族でなるべくスキルに頼らない世界を作ろうとしている。能力は高いが人族や魔族をバカにしきっている。《「こいつら、守る価値あるのかな?」》5巻p.28。すべてのエルフはポティマスの所有物、奴隷のようなものなので、一般エルフはその反動で他者を蔑んでいるのかもしれない?
【エルフの里】カサナガラ大陸にある結界に囲まれた地。ガラム大森林の中央部、東京二十三区くらいの広さがある。農業生産も行われておりひとつの国と言える。とても排他的だが転生者たちをかくまってくれている。
【エルローウトエウド】下層に住むかなり強力な魔獣。蜘蛛の一体を倒した後袋叩きにあい食糧となった。
【エルローゲネセブン】ナマズ型の火竜。蜘蛛子にとっては味がいいので常に狙われている。
【エルローゲネレイブ】ウナギ型の火竜。蜘蛛子にとっては味がいいので常に狙われている。
【エルロー大迷宮】蜘蛛子がこちらの世界で目覚めた場所。二つの大陸をつなぐ形になっている。上層、中層、下層に別れている。ウワサによると最下層というのもあるもよう。弱肉強食の世界。常に生命の危険に直面している代わりにかなり鍛えられる。
【エルローバラギッシュ】ステータス的には地龍カグナやゲエレよりも強い蛇型の魔物。恐ろしく強くなった蜘蛛子が戦わずして逃げようとした相手だが、アラバはいともたやすく屠った。

【オウツ国】エルロー大迷宮上層の大陸間交易ルートのこちら側の出入り口に当たる国。交易と通行税が主要な財源なので迷宮の魔物が増えるなどして危険になり通行が減ると困る。事実上レングザンド帝国の属国なのでそういうときは帝国に頼り魔物を間引くことになる。神言教を信仰している。
【大島叶多/おおしま・かなた】→カティナ
【オーレル】ロナントの世話係をしている七、八歳の少女。口は悪いがいちおう貴族の娘。ユリウスがロナントの修行のせいで半死半生になったときスキルなしで魔法を発動させたのでロナントの弟子二号となった。肉体的な発育がよい。
【岡ちゃん】岡崎香奈美。生前は皆の担任。通称「岡ちゃん」。今はエルフのフィリメス・ハイフェナス。「ですぅ~」とかいう語尾を使う。とても強くすごく経験を経てきているようだ。いろいろ暗躍しているようだがもしかしたらシステム側と通じているのかもしれない。かつて担任していた生徒を探していたが山田俊輔たちを見つけた段階で一区切りしたようだ。不明者はあと二人。そのうちの一人が蜘蛛子だろう。
【荻原健一】転生前はサッカー部員。人懐っこい。
【鬼】→ラース

■か行
【ガキア】地龍の長。
【カグナ】地龍。上層、中層に敵がいなくなったほど強化された蜘蛛子でも負け逃げしたほど強い。防御力特振りでほとんどの物理攻撃は効かないし状態異常耐性を含む耐性も多く持ちなおかつ高速回復がありふつうにやってたんでは蜘蛛子の攻撃はほぼ通らない。
【カサナガラ大陸】人族の国が数多くある。
【過信】《私ができるってことは、他にもできる奴は必ずいる。》(p.38)
【カティナ】転生前の名は大島叶多。性別の変わった転生者という珍しいパターン。転生前はシュン=山田俊輔の友人だった。転生後は貴族の令嬢カルナティア・セリ・アナバルド、愛称カティナ。
【カラー】魔族の学校でソフィアの友人になった少年。公爵家の坊っちゃん。チャラいところがあるが熱さもある。ワルドのライバル的存在。
【乾燥クリクタの実】蜘蛛子が転生して以来最初に食べた甘いもの。大感激。MPを少し回復できる。
【鑑定】スキル。人族の間ではクズスキルとされていたが魔物界では非常に頼りになる。ただしそこそこのレベルになってから。

【吸血っ子】→ソフィア
【ギュリギュリ】ギュリエディストディエス。全身黒い鎧の男。目だけが赤い。魔王軍第九軍団長。黒ちゃんの不始末の尻拭いのため魔王が戦争を起こしたらしい。蜘蛛子はギュリギュリちゃんと呼んでいる。わりと正しい人で紳士的。いつも愚痴をこぼしてる。実は黒龍と呼ばれている真龍。普通の龍は真龍の下位バージョンというか紛い物的存在。ほぼ神で別格。当人は下位の神と言う。この世界の管理者。おそらく魔王アリエルより強い。かつて「龍」は複数いたようなので、まあ至高の御方の一人で唯一残っている存在という感じ。
【教皇】神言教の教皇。いろいろわかっていていろいろやっているらしい。
【恐怖を齎す者】蜘蛛子がゲットした称号。相手に恐怖を与える。「威圧」というスキルもおまけで付いてくる上にオフにすることができない。「隠密」のスキルも帳消しにされる。そのせいで食事に事欠く始末。
【京也】笹島京也。山田俊輔と大島叶多が生前特に親しくしていた友人だが行方不明。→ラース
【禁忌】謎のスキル。蜘蛛子はレベル10のカンストになることを警戒していた。そしてやはりカンストすることがひとつのターニングポイントとなる。

【草間忍】転生者。忍者のスキルが高い。ユーゴーについていた。
【櫛谷麻香/くしたに・あさか】転生者。エルフの里に保護されるまでは冒険者をやってた。田川とは幼馴染みで交際中。
【クジラもどき】正式名はヒュポなんたら。神話級の魔物。エネルギー回収と吸血っ子たちのレベルアップのために第十三巻冒頭で闘った。蜘蛛子ひとりなら簡単に倒せるらしい。
【工藤沙智】転生前はクラス委員長。岡ちゃんに拉致られた被害者だという感覚。
【クニヒコ】→田川邦彦
【久美】転生者。エルフの里で保護されている。
【蜘蛛子(仮)】主人公。今のところ名前はないが仮に「蜘蛛子」としておこう。人間関係を厭う女子高生だったが転生した今は蜘蛛。転生前はゲーム三昧でスピード極振りのキャラを使っていた。蜘蛛子パートは面白いが人族パートはちょっと鬱陶しいかもしれない。
【蜘蛛子の進化】スモールレッサータラテクト→スモールタラテクト→スモール・ポイズン・タラテクト→ゾア・エレ→エデ・サイネ→…→ザナ・ホロワ→…→アラクネ→???
【グレータータラテクト】アークタラテクトの手前の蜘蛛型モンスター。龍に匹敵する実力を持つ。
【クレベア】シュンとスーの侍女。元騎士で筋骨隆々。
【グローリア】エルフの里の最終兵器?
【黒ちゃん】→ギュリギュリ

【ゲエレ】地龍。スピードタイプ。カグナと仲良く? 一緒にいるところを蜘蛛子が目撃したことがある。

【ゴイエフ】エルロー大迷宮の案内人。
【強欲】七大罪に数えられるスキル殺した相手のスキルを一部自分のものにできる。一時ユーゴーが持っていた。
【小暮直史】蜘蛛子のクラスメート。すでに死亡? 泣き虫だった。
【コゴウ】魔王軍の第三軍団長。巨漢だが戦争したくない穏健派。
【ゴトー】A級冒険者。鬼退治に向かう。アサカとクニヒコの冒険者としての師匠となる。
【ゴブリン】単独では弱いが集団戦闘力はある。狩などでの死亡率は高いが繁殖力でカバー。識字率など知識的なレベルは低いが修行僧のようなシンプルで平和的な生活をしている。

■さ行
【サーナトリア】魔王軍の第二軍団長。バルトの幼馴染みの淫魔。ギャグとしか言いようがないほど胸がデカい。魔王に反乱したい。
【サイリス】シュンの兄。第一王妃の息子で第一王子。いつも仏頂面で仕事のみに没頭している。小者。シュンは苦手としている。
【サエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。末っ子的存在。自己主張の薄い気弱タイプ。
【桜崎一成】蜘蛛子のクラスメート。すでに死亡? 夏目(ユーゴー)のストッパー役だった。惜しい人を亡くした。
【笹島京也】→京也
【ザナ・ホロワ】蜘蛛子の進化ルートのひとつ。歴史上初、唯一無二のユニークモンスターとなった。「不死」のスキルや「覇者」の称号による「状態異常無効」などを得る。これに進化したことで蜘蛛子は神話級のモンスターとなった。
【サリエーラ国】女神教を信ずる数少ない国。女神とはサリエルのことかと。神獣に蜘蛛がいることもあり蜘蛛子にわりと好意的で子どもの吸血鬼に興味を抱いた蜘蛛子がしばらく近くに滞在したケレン領がある。
【猿軍団】→アグノッチ
【三大巨頭】この世界で絶大な力を誇る三人。魔王アリエル(個の戦闘力)。エルフの王ポティマス(実質的にほぼ不死)。神言教教皇ダスティン(集団の力)。互いに仲が悪いことが救い。別格としてDや黒ちゃんがいる。蜘蛛子はどこまで食い込めるか?
【産卵】スキルのひとつ。子どもを産むというよりは無性生殖による劣化クローンをつくる感覚。

【Gフリート】見た目は超巨大UFO。地下の遺跡を探索中稼働を始めた。そのせいで教皇やギュリギュリやポティマスまでやってきた。どうやら設計はポティマスがほぼ冗談で行い当時あったとある国に部分的な技術利用でもしたらと渡したら本当に作られてしまったらしい。
【Gメテオ】Gフリート同様ポティマスが冗談で設計した兵器。小惑星を牽引してきてこの星に落とすというアホな兵器。《昔のことすぎて忘れたが、研究の合間の息抜きに》設計されたらしい(第七巻p.113)。
【シヴィ】魔族の学校でソフィアの友人になった。男爵家の息子で成り上がったばかりなので家をつぶさないために強さを求めている。
【ジグリス】魔族の学校の教師。ソフィアと親しくなる。
【ジスカン】ユリウスパーティーの一人。もと凄腕の冒険者で経験豊富。若さの目立つパーティー内では兄貴役。
【慈悲】スキルのひとつ。死者を蘇生させることが可能な禁断のスキル。シュンが得ている。
【宗教】神言教と女神教が二大宗教のようで互いに邪魔だと考えている。どちらも同じ女神を崇めていてそれはレベルアップなんかのときに聞こえてくる声のことのようだ。
【シュン】人族サイドの主人公。転生前の名は山田俊輔。ごく一般的な冴えない高校生だったので中身は小市民。転生後はアナレイト王国の第四王子シュレイン・ザガン・アナレイト、通称シュン。世界が争いにあふれていて醜いのが悲しいと感じている。個人的にぼくも今の世界に対してそう思ってるかな。人族パートは蜘蛛子パートのたぶん十年後くらいと思われる。蜘蛛子はフライング気味に転移したそうだ。
【ジョン・ケレン】ソフィアの父。
【白織/しらおり】ヒト型になった蜘蛛子の名前。
【白ちゃん】魔王軍第十軍団長。本名「白織(しらおり)」。魔王の配下というよりもシステム寄りの協力者という感じか。無口。勇者を一瞬で塵にした。実はあの人。
【白の大鎌】蜘蛛子の作った武器。自分の身体を素材にしているので使い勝手はよい。いつのまにかさまざまな特性がついていて蜘蛛子も想像していなかったほどの恐ろしい武器になっているが「自動成長」の特性によりさらに成長中。耐久力はカンストしている上自動修復特性を持っているのでほぼ破壊不能。
【神言教】スキルを得たりレベルアップしたときなんかに聞こえてくる「神の声(仮)」自体を信仰している連中。不安がいっぱいだったり孤独だったりするとあれにすらすがりたくなるらしい。だからスキルアップ、レベルアップせよという考え方。トップの教皇はダスティンでこのシステムは彼が考え明文化したようだ。人族を守るために。

【スー】シュンのこちらの世界での腹違いの妹。ほぼ同じ時期に生まれた。母は王の正妃。極度のブラコンでシュンに近寄る女に敵意を隠さない。
【スキル】さまざまな便利能力。最終進化した蜘蛛子はいくつかのスキルを失うことになりけっこう不便だったりする。ある意味弱体化。
【スキル消去】これもまたスキルではある。オカちゃんが使える。管理者にその力を渡すということと同義なのでエルフであるオカちゃんにとっては使いどころが難しい。
【スキルポイント】他の転生者はスキルポイントを10万ほど持って生まれてきたが、蜘蛛子は100ポイントしか持っていなかった。何故? そのなけなしのポイントを蜘蛛子は、人間界で役立たずと言われている「鑑定」を取得するのに使ってしまった。

【聖アレイウス教国】宗教国家のようだ。聖女が国の象徴。
【聖女】聖アレイウス教国の象徴。勇者と行動を共にすることが決められている。
【生徒名簿】オカちゃんの持つスキル。かつての生徒たちの簡単なプロフィールやどこにいるか、いつ死んでそるがどんな死因かがわかる。
【セラス・ケレン】ソフィアの母。ケレン領主ジョンの妻。
【戦車】地下の遺跡を探索中稼働を始めた。パペット・タラテクト・シスターズでも歯が立たない。蜘蛛子手製の武器、白の大鎌でチリにされた。
【戦闘機】UFOからわらわらと虫の大群のやうに出てきた。一機でもそこそこ苦戦しそうな相手。

【ゾア・エレ】蜘蛛子の進化ルートのひとつ。腐食攻撃という自爆スキルを持っており普通は次に進化する前に死ぬ。
【ソフィア・ケレン】元根岸彰子。「リホ子(リアルホラー子)」と呼ばれていた不気味な女子高生だったらしい。劣等感にさいなまれていた。転生後は吸血鬼。赤ん坊の頃蜘蛛子が命を助けたことがある。蜘蛛子が最初に出会った元クラスメートということになる。後に魔王軍で「お嬢様」とか「姫」とか呼ばれている。逆に白のことを「ご主人様」と呼ぶ。まあ、これは心ならずもだが。能力的には魔法攻撃を消すことができるが、能力の一端にすぎない強力さ。

■た行
【田川邦彦】転生者。エルフの里に保護されるまでは冒険者をやってた。櫛谷とは幼馴染みで交際中。
【ダスティン六十一世】神言教第五十七代教皇。魔王アリエルやポティマスとは敵対しているようだがアリエルのことは様付けで読んでいる。基本的に人族を守ることしか考えておらずじつは信仰心もない。個人の戦闘力は無に等しいが政治力と目的のためには手段を選ばない冷徹さと何よりも「節制」というスキルを持っておりたとえ死んでも記憶を保持したまま転生できる。
【ダズドルディア大陸】レングザンド帝国などがあるカサナガラ大陸とは別の大陸。エルロー大迷宮でつながっている。
【卵】→フェイ
【ダラド】魔王軍の第四軍団長。外国人のイメージする間違った古武士の姿っぽい。
【地龍】なぜか地龍たちは武士道精神にあふれており自分たちの価値観で正々堂々と潔く闘う。
【D】システムを作って提供した存在らしい。今は部外者だが見物がてらちょっとケアしてる感じか。自称「邪神」。初邂逅(声だけ)時には蜘蛛子では手も足も出ない差がある別次元の存在。娯楽のために蜘蛛子(たち)を観察しているらしい。「黒ちゃん」と思われる存在よりも上位のようだ。最初の会話で蜘蛛子は日本在住と推理した。どうやら冥界の管理者らしい。
【ティーバ】レングザンド帝国の爵位持ちの騎士。有能で、いい人でもある。まあロナントと仲がよくはないのは当然か。おいてけぼりにされたオーレルのめんどうをみた。
【手鞠川】転生者。エルフの里で保護されている。拐われて里に連れてこられたらしい。
【転移】蜘蛛子の魔王アリエルに対するほぼ唯一のアドバンテージ。
【転生者】とある高校のとあるクラスの全員が死に、こちらの世界に転移した。教師も含め二十五人がこちらに来たが、生徒が二十五人だったので謎の一人がいるもよう。それが蜘蛛子か?
【天の声(仮)】スキルアップしたりレベルアップしたりしたときに聞こえてくる謎の声。巷ではこれを崇拝する宗教があるそうな。

■な行
【夏目健吾】→ユーゴー
【七大罪スキル】とても強力なスキル。ただし「禁忌」のレベルが上がってしまう。傲慢、怠惰を蜘蛛子が持っていたが神化にともない空位に、憤怒はラースが、色欲、強欲はユーゴー、嫉妬はソフィアが持つ。暴食はたしか魔王アリエル。
【七美徳スキル】というのもあるらしい。慈悲はシュン、節制は教皇ダスティン、忍耐はメラ、救恤は岡ちゃん先生、勤勉がポティマス。謙譲、純潔は空位。こちらも極めたら知ってはいけないことを知ってしまうことになるようだ。
【ニーア】氷龍。魔の山脈の主的存在。神話級。鬼人になった京也を軽くあしらった。魔王ちゃんいわく龍の中で最も性格が悪い。
【ニタラ】伯爵家の坊っちゃん。魔族の学校でソフィアの友人になった。
【ニュドス】老騎士。脳筋だがかなりの凄腕。かつては剣帝の肩を並べ活躍し剣聖と呼ばれた。ロナントの知人。声がデカい。
【人形蜘蛛】魔王アリエルの手駒。人型の人形の中に小さな蜘蛛がいて操っている。主に六本の腕に装備した武器で闘うがステータス的にマザーの半分くらいの強さで一体だけでも蜘蛛子よりはるかに格上なのが十体いた。さすがに大量生産はできないようだがそこそこの量産は可能なようだ。→パペット・タラテクト・シスターズ。
【忍耐】支配者スキルのひとつ。かつて蜘蛛子が所持していたが今はメラゾフィスが持っている。
【根岸彰子】→ソフィア・ケレン

■は行
【ハイリンス】ユリウスの幼馴染みで盾役。パーティーメンバーの一人。クオート公爵家の次男。ある人物の分身かもしれない。
【バグラグラッチ】アノグラッチの進化形で強力だがあの粘着質な連携はしないらしい。そのおかけで蜘蛛子は救われた。
【バスガス】エルロー大迷宮の案内人。ゴイエフの父。
【長谷部結花/はせべ・ゆいか】→ユーリン
【蜂軍団】→フィンジゴアット
【パペット・タラテクト・シスターズ】魔王アリエルの配下。内部にいる手のひらサイズの蜘蛛があやつる人形。神話級の強さを持つ。初遭遇時蜘蛛子が苦戦しつつも作戦で勝利した連中の同形シリーズ。今は四体いる。魔王と休戦した後蜘蛛子の魔改造により美少女に変身。本人? たちも気に入っているようだ。アエル、サエル、リエル、フィエルと名づけられた。
【林康太】蜘蛛子のクラスメート。すでに死亡? 卓球部でラケットを持つとテンションが上がる。
【バルト・フィサロ】魔王の側近。苦労人。魔王に反発を感じてはいるが彼我の実力差がわかるていどには冷静で、逆らうことができない。
【ビャク】光龍。非常に小さいが「迷宮の悪夢」や神話級の魔物である「不死鳥」に匹敵する。王宮の地下で勇者剣を守護していた。ユリウスを気に入り持って行くように勧め剣に憑依しその能力を封印した(望めば封印は解かれる)。
【ヒュウイ】魔王軍第六軍団長。童顔、というより見た目少年。
【ヒュバン】三下っぽいが実は空龍の長で神話級の存在。
【フィエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。猪突猛進のお調子者。
【フィト】地龍。アラバと同じくバランス型だがアラバをオールラウンダーとするならばフィトは器用貧乏。とはいえ龍なのでとても強い。
【フィンジゴアット】集団で蜘蛛子を攻撃し危機に陥らせた。後に仕返しされた。
【ブイリムス】魔獣使い。いわゆるテイマーというやつか。ロナントと一緒に蜘蛛子と遭遇したヤツかもしれない。後に左遷されラースのいたゴブリン集落を襲い全滅させラースを使役しその妹を喰わせ刀を錬成させた。
【フィリメス】→岡ちゃん
【フィンジゴアット】蜂型魔物。集団で襲ってくるので危険。初期に遭遇し身体に穴を開けられ超苦戦した。かなり強くなった蜘蛛子の背後を取れる隠密性。「隠密」のスキルも持ってないのに。上位種族(女王蜂?)としてジェネラルフィンジゴアットがいる。
【フェイ】フェイルーン、愛称フェイと名付けられた。実は転生者で漆原。転生者ゆえに竜でありながら龍に匹敵する強さ。かつて若葉にいじめ的な嫌がらせをしていた。若葉は相手にしていなかった。地竜。後に光竜になる。光竜のスキルで人型になれるようになった。質量に変化はないが重力操作で人間並みの重さになることも可能。エルロー大迷宮から卵を人間が持ち出そうとしていたものを蜘蛛子が食べようと思って保護し、後にシュンの手に渡り孵化した。
【フェネグラッド】フェネラッシュの進化形。巨体となり戦闘に特化されている。
【フェネシスト】フェネラッシュの進化形。騎乗に向く。
【フェネラッシュ】下位の地竜。顔以外は馬に近く馬車を引く用途に使われている。戦闘力は竜としては弱いが馬としては強い。主人に忠誠を誓い一生を捧げるが主人に選ばれるのは容易ではない。
【フェルミナ】元第十軍軍団長の娘。ワルドの元婚約者。今は性質を変えた第十軍団で蜘蛛子の部下。武器はチャクラム。蜘蛛子に心酔しているがソフィアは嫌い。
【フォドゥーイ】前の世界でサリエーラ会に出資していた大物財界人。《馬鹿にする理由が存在するのであれば、私は相手が何人であろうとも馬鹿にする》第十四巻p.94。うっかり吸血鬼の始祖になった。初代魔王?
【不死】蜘蛛子がザナ・ホロワに進化したときに手に入れたスキル。ゲームバランスを壊すレベル。
【不死鳥】神話級の魔物。「不死」のスキルを持っており倒せた例はない。基本的には穏やかで自分から何かを襲うことはないが敵対すると容赦はしない。数十年に一度渡りをし、そのとき街などがあれば不死鳥にはそのつもりはないが焼き払われることがある。ただしこのとき「不死鳥の羽」という激レアなアイテムが入手しやすくなるので大勢の人間がついて行くお祭りのようなイベントともなっている。
【憤怒】大罪系スキルのひとつ。
【ブロウ】魔王軍の第七軍団長。バルトの弟。気性は荒く魔王のことが気にくわない。蜘蛛子(白)はチンピラと呼んでいる(心の声)。
【平進高校】とある事故で一クラス全滅し全員が転生者になった学校。
【ホーキン】ユリウスパーティーの一人。もと盗賊(義賊)。当時の二つ名は「怪盗千本ナイフ」で、世間知らずのヤーナでも知っていた。
【ポティマス・ハァイフェナス】エルフの族長で失われた科学技術を駆使できる。魔王ちゃんや蜘蛛子や教皇の当面の敵。岡ちゃんのこちらの世界での親のようだ。単行本では第三巻で首だけになってたみたいやけど「なろう」原作でそんなシーンあったっけ? 失われた科学技術を駆使する。旧文明の頃からクズで今でもクズでありつづけるブレない人。

■ま行
【マーキング】一度マーキングした相手はどこにいてもわかる。叡智の効果のひとつ。
【マイホーム】巣をつくる蜘蛛は危険だそうで人族が見つけたら即焼かれる。蜘蛛子のマイホームも焼かれ自分の糸で作った布を奪われた。その布は後々いろいろあってシュンの手に渡る。
【魔王】→アリエル
【魔王軍】人魔大戦時には、第一軍団長アーグナー(大佐って感じの人)/第二軍団長サーナトリア(オッパイ)/第三軍団長コゴウ(巨人だが気は優しい)/第四軍団長メラゾフィス(吸血鬼でソフィアの執事)/第五軍団長ダラド(間違った武士)/第六軍団長ヒュウイ(ショタ)/第七軍団長ワーキス(反乱を起こす)→ブロウ(チンピラ)/第八軍団長ラース(転生者の笹島京也)で寄せ集め軍団/第九軍団長ギュリエディストディエス(黒ちゃん)で実質的には何もしない/第十軍団長が白(蜘蛛子)で人数は少なく暗殺、諜報専門のように思われているが真正面から戦っても他の軍団に勝てるくらいの実力で一人一人が英雄クラス(ワルド以外)。
【魔王剣】魔王が使える剣。一度だけなら神をも殺せるとか。しかし一度使うと数百年とか千年とか使えなくなる。現在の魔王も実物を知らないのは最近使われたから。
【マザー】蜘蛛子たちの親。おそらくクイーンタラテクトで世界に五体しかいないとされている神話クラスの魔物の一体。蜘蛛族のひとつの頂点(もう一方向頂点があるようだ)。戦争に投入されたクイーンタラテクトの一体は人族最強レベルの砦を軽く滅ぼした。そいつすら諸般の事情で本来の実力が出せていなかったもよう。歴史上人類が倒したクイーンタラテクトは一体だけで、それも当時の勇者が軍団を率いようやく相討ちに持ち込めたらしい。
【魔族】人族と争っているが見た目は人族とまったく同じ。そして能力的にはかなり上。ロナントにとっては人も魔族も目くそ鼻くそレベルの大差ない存在。どうやら人族がМAエネルギーによって進化した存在のようだ。
【魔の山脈】魔族領と人族領を分かつ険しい山脈。とある半島は魂が消耗した者たちの楽園になっていた。ギュリギュリによって。
【迷宮病】光が射し込まない迷宮のストレスで精神的におかしくなっていく。
【メイドさん】神の一人と思われる。地獄を管理しているらしい。Dを引きずっていった。
【命名】名付け親になることで相手を支配するスキル。アリエルが蜘蛛子に対して「白」という名前をつけたが支配はできなかった
【メラゾフィス】魔王軍の第四軍団長。「姫」のお付き? 《私が背負うのは、お二人の無念ではありません。お二人の、お嬢様への愛情です。》第六巻p.159

■や行
【ヤーナ】ユーリンとペアの聖女。虫嫌いで、暗いところも嫌い。エルロー大迷宮なんて鬼門中の鬼門。
【山田俊輔】→シュン

【ユーゴー】転生前の名は夏目健吾。クラスメートの中では男子の中心人物だった。今はレングザンド帝国の王太子で次期剣帝候補のユーゴー・バン・レングザンド。壊れかけている。人族サイドのラスボスとなるか? とも思われたが・・・意外にザコでしたな。
【勇者】人間の中ではとても強い。魔王を倒せる唯一の存在と言われている。自分自身は絶対的な存在ではなくいつ死ぬかわからない。今代の勇者はユリウス。後にシュンに移る。
【勇者剣】王宮の地下に封じられていた。小さな光龍ビャクが守護していた。勇者が振るえばただ一度だけどんなものでも斬ることができる。
【UFO】→Gフリート
【ユーリン】転生前の名は長谷部結花。可もなし不可もなしといった感じの女子だったが今は次期聖女候補でユーリーン・ウレンという名。神言教の使徒で、ことあれば入信の勧誘をする。本当に信じてるのかどうかはわからんが。
【ユリウス】山田俊輔のこちらの世界での兄。第三王妃の息子でシュンとは実の兄弟で仲はよい。アナレイト王国の第二王子。今代の勇者。勇者としては強くも弱くもないレベルだが人間の中ではけた違いに強い。子どもの頃戦場で蜘蛛子と出会っている。後にロナントの弟子一号となった。
【ユリウスのパーティー】ユリウス(勇者にして王家の第二王子)、ヤーナ(勇者とペアになる聖女)、ハイリンス(盾の騎士で公爵家の次男でユリウスの幼馴染み)、ジスカン(もと凄腕の冒険者で経験豊富)、ホーキン(元義賊)の五人。

■ら行
【ラース】魔王軍第八軍団長。鬼。転生者、笹島京也。転生後は元ラズラズ。武器錬成のスキルを持つ。大罪のひとつ「忿怒」を持つ。ゴブリン→ホブゴブリン→オーガ→オーガキング→鬼人

【リエル】パペット・タラテクト・シスターズの一人。天然ボケなお転婆。行動が読めず、ときおりドジる。
【リホ子】→ソフィア
【竜】天然自然の魔物の中では最強レベル。
【龍】竜とはけた違いの強さ。竜がレベルアップして龍になれるのかどうかは不明。おそらく無理なんじゃなかろうか? 龍はすべて個体名を持っておりそれぞれ姿かたちも異なるようだから。どうやら管理者が管理しているレベルの存在のようだ。

【ルクッソ】冒険者。鬼から逃れ敵討ちに赴く。

【レイガー・バン・レングザンド】剣神と呼ばれた男。先代の剣帝、王。魔族との戦いが一段落ついたとき引退した。その後ラースと数日間一対一で闘い力尽きラースに剣神の称号を渡す。
【レイセ】闇龍。最古の龍の一人。魔王と遺伝子的には兄弟とか? どこかの異空間にいるようだ。人化できる。スーツにシルクハット。魔王剣を守っていたらしい。
【レストン】シュンの兄。第二王妃の息子でアナレイト王国の第三王子。気さくな、いい人。
【レッグ】A級冒険者。鬼退治に向かう。
【レングザンド帝国】カサナガラ大陸の人族最大の国で魔族領土と接しており力こそ全てという感じの国家。
【レンド】火龍。龍と竜では大違いでかなり強化された蜘蛛子にとってもはるか格上の存在だったが逃げることさえできずそのまま戦闘に突入。蜘蛛子が最初に勝った龍種となった。

【ロナント】人族最高と言われる大魔法使い。気ままな性格。蜘蛛子の力に魅了される。後に蜘蛛子の並列意思および蜘蛛子の分身ともいえる蜘蛛たちの集団の中で暮らし、黒ちゃんとも出会いあきれられる。弟子一号は勇者ユリウス、二号はオーレル。
【ロボ軍団】地下の遺跡を探索中稼働を始めた。わらわらと大量にいたがパペット・タラテクト・シスターズや魔王に一蹴された。弱そうに見えるが人類で勝てる者はほとんどいないと思われるレベル。

■わ行
【ワーキス】北の街の領主で魔王ちゃんの政治に疑問を抱き反乱を企てた正しい人だが蜘蛛子の諜報活動により発覚し潰された。
【若葉姫色/わかば・ひいろ】転生者。状況から蜘蛛子が姫色のように見えるがそう単純かどうかはわからない。オカちゃんの「生徒名簿」によるとすでに死亡? 超美少女。無口だが存在感あり、かつ運動オンチだったところがむしろポイント高し。いずれにせよ、どーみても重要人物的な名前しといて「こいつはもう死んでいる」はないわー。
【ワルド・K・アトモス】魔族の公爵家の息子。しっかりしている。ソフィアと同じ歳で後にほぼ下僕。

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

あのグッダグダなアニメ放送当時にWeb版は見ていたが、今頃になって書籍版のラストが気になって、14巻から古本で読んでみた。

が、最後アメグラかよ(苦笑)

まぁ、同じアマチュア作家でも、ちゃんと終わらせた分、夢枕獏や田中芳樹よりは立派ではある、よね。

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2024年08月01日

匿名

ネタバレ 購入済み

最終巻

最終巻としては、出来が悪い。
それぞれのキャラクター視点で物語を進行させていたせいでスピード感がない。
せめて幾人かに絞るべきだったと思う。

肝心の白の出番やバトルも少ないし……

もう一冊追加しておくべきだった。

今後、外伝とかの類が出ると良いな〜

#笑える

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2023年04月26日

ネタバレ 購入済み

なんか素っ気なかった

自分としては開放された後のサリエルと黒と魔王との会話のシーンが欲しかった!なのに結局サリエルの会話シーンが一つもないまま終わってしまったのは流石におかしいと思った、普通入れるだろ。キャラたちのその後てきなのもあったが箇条書きで凄くそっけない感じだった。

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2022年01月26日

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