あらすじ
歴史上最高の死者数と記される「人魔大戦」がついに勃発。両軍が激しくぶつかり合い、しのぎを削るなか、白が投入したクイーンタラテクトによって戦場は大混乱に突き落とされる! 平和のためにいっぱい死んでくれ!
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~』(著:七夕 さとり)のお試し版が収録されています。
学校で古文の授業を受けていたはずが、気づいたら異世界で蜘蛛に転生していたJKの「私」。
そしてそこは数々の魔物がはびこる大迷宮の中だった!!
しかも自分は最弱と言っていい蜘蛛の魔物。
「私YOEEEEE!」
否応なくはじまるサバイバル生活。
なんとか倒した魔物の肉(大体毒持ちだったり)を食らい、ある時は人間に住処を追われ、またある時は龍(超強敵)から必死に身を隠し。。
彼女のべらぼうな「生」への執着心からか、手持ちのカードを吟味しつつ、知略でもって格上の相手をいなしていく様は激アツ!
また、「私」以外の転生者も存在し、彼らとその他登場人物らの視点からも物語が進行していく本作。
じっくりと個々人の背景が掘り下げられていく群像劇的側面も非常に面白いところ。
伏線もふんだんに盛り込まれ、後に度肝を抜かれること必至!
大迷宮でのサバイバル生活からどんな展開が、どんな結末が待っているのか?
あなたの目で確かめてみてください。
感情タグBEST3
人魔大戦
人魔大戦の時のそれぞれの戦い。シュレイン目線の時は出来事としてしか書かれてなかったことが、こうやって物語として展開されると胸に迫るものがあります。
12巻を読んで
人それぞれのストーリーがあり、それぞれのドラマがあり、そんなに気にしてないキャラクターでもそれを知るとなかなか感銘深いものがあります。主人公の活躍を見たかったと序盤は思いましたが、なかなかこういう話もたまには良いかと。
Posted by ブクログ
登場キャストそれぞれの目線で
描かれた大戦。
そして、はじめに戻るって感じかな。
もう一回読み直したら別の感情で
読めるかも。
白ちゃんにもー少し活躍してほしい。
次巻期待したい。
Posted by ブクログ
魔族と人族の戦いに突入。アンサンブルキャストのコンテみたいな感じというか。各所の各バトルフィールドでの各人の様子が短編で綴られていくので、セキュリティカメラのモニター室でいるような感じ。まさに白ちゃんたちがいる魔王の作戦室でおるような。反面散漫でおまけの寄せ集めのような感じもある。白ちゃんがあまりでてこないのが残念。とはいえ、やっぱり面白かった。