あらすじ
日々ごはんが旅に出ました。『日々ごはん』(1)~(12)の続きは、『帰ってきた日々ごはん』として2015年発売。
<ある日の日記より>
マルシェはすごかった。とにかく野菜がいきいきと暴れているように並んでいる。魚介屋も、ハムやソーセージ屋、フロマージュ屋も、どこもとても新鮮そう。アジアの市場しか知らない私には、それが不思議だった。市場と呼ぶにはあまりに清潔だし、いきいきと光っている。アジアでも日本でも、市場に行くたびに私が感じるのは、新鮮さとは裏腹にあるもの。つまり、腐ったりゴミになっていく食材や、ぬかるんだ道端のことだ。人が生きたり死んだりするのとそっくり同じことが、目の前にぶちまけられているようで、無神経ともいえるそのたくましいパワーにいつも私は負ける。でも、ここにはそういうものがまるで見えないし、匂いもしない。これがヨーロッパ文化なのだろうか。
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Posted by ブクログ
やはり高山さんの文章は秀逸。現地で出会った人や食べ物への細やかな愛情に溢れている。
『ロシア日記』『ウズベキスタン日記』に比べてちょっと息苦しさを感じるのはスイセイさんの存在かな。後におふたりが別れる伏線がみえる。高山さんがめちゃくちゃ気を遣っていて、せっかくの初ヨーロッパ、初フランスなのに、、と切なくなるし、スイセイさんの態度がモラハラっぽく感じてしまった。ロシア、ウズベキスタンがのびのびしていたから、余計対極な印象を持ったのかも。
この旅の成果としてうまれた『じゃがいも日記』も読みたい。
Posted by ブクログ
高山なおみさんのことはよく知らず、
フランスとごはんということばに惹かれて読んだ本。
のんびりした、心の内側寄りの旅行記という感じでした。
パリ行きたい。ほんと行きたい。