【感想・ネタバレ】日々ごはん(6)のレビュー

あらすじ

進んだり、戻ったりしながら、日々は続きます。『日々ごはん』(1)~(12)の続きは、『帰ってきた日々ごはん』として2015年発売。

<ある日の日記より>
りうが起きてきて、「シルバー人材センター、今日ってやってるかなあ?」と寝起きの顔で言う。「スイセイに聞いてみな」と私が答えたその時、初めての感情が湧いた。私は年増の母親で、娘盛りのりうはみずみずしい。私は髪をふり乱して窓なんか拭いているが、娘の成長を見るだけで嬉しい。家族だから、ドキドキするような告白するような気持ちではなく、ただ鈍く、そんな嬉しい気持ちが体の底にあった。私はりうと血が繋がっているわけではないし、スイセイとも繋がっているわけではないけど、家族というのは、想うだけで家族になれる。りうが小学校四年生からのつき合いだけど、私は得したなと思う。朝ごはんはお雑煮、酢ごぼう、ハム、千枚漬け、半熟煮卵、人参塩もみ、焼き玄米餅。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2004年9月~2005年2月の日記。
秋から冬にかけての寒さを楽しんで、愛おしんで生活している。
大きなハエが後をついて回ってくるのを、
亡くなった大切な人たちのうちの誰かだ、と思う高山なおみさん。
私なら、冬のハエなんてうっとうしい!と思うだろうから、
そんな風に思う高山なおみさんに驚き、その心の豊かさが羨ましくなりました。
日々を丁寧に暮らしていながらも、気取らず、雑なところは雑。
こんな風に毎日を過ごしたいな、といつも思います。
9月のおまけレシピ「春雨とひき肉のピリ辛炒め」を参考に作ったら、
春雨の炒め物が初めて満足できるものになったよ!
今度は12月のおまけレシピ「鶏ともち米のお粥」に挑戦してみよう。

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2011年02月26日

Posted by ブクログ

自分の生活がだらけている、外食が続いているときに、姿勢を正すために、このシリーズを読む。
高山さんの生活の姿勢は、決してピシッと堅苦しい感じではないのだけど、適度に肩の力を抜きながら、日々のごはんや友人、家族を大事にしているのが、伝わってくるから。
この日記シリーズを読むと、日々をもっと大事に過ごせるような気がするのです。

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2019年04月16日

Posted by ブクログ

なおみさんの冬物語。
ハナレグミのタカシくん、アノニマの丹治くんがいっぱい出てきたり
色んな人がなおみさんちに来た。
スイセイさんがいつまでも優しくってなおみさんを素直に褒めてあげるところがすてき。
夫婦が褒めあうのってあんまりない気がするから
なんだかそういうのってすごく羨ましいな。

なおみさんの「倫子ちゃんの光は生っぽい」という一言。すこんと当てはまって気持ちよかった。


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2009年10月04日

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