あらすじ
電子版のみ全ページフルカラーで収録! ばあさんに先だたれ、猫のタマと二人暮らしの大吉じいちゃん。ひとりと一匹が繰り広げる、毎日がいとおしくなる四季折々の彩り。
※なお、紙書籍に収録されている設定資料集は電子版には含まれません。
ここはじいちゃんとばーちゃんとねこの町―
名古屋の付近?と思われる離島を舞台に
最愛の奥さんに先立たれた大吉じいちゃんと飼い猫のタマ。
大吉じいちゃんの散歩や買い物についていったり、寒い日には大吉じいちゃんのふとんに陣取ったり。
ねことじいちゃんによる日々の暮らしを描いたクスッと笑えてときにホロリとするコミックです。
60年間風貌が変わらない医師など少しクセのある島の面々も登場し、1匹とひとりの毎日を織りなしていきます。
動物写真家である岩合光昭さんの映画初監督作品の原作でもある本作。
作者の淡くやさしい色彩が島ののんびりとした感じを彷彿とさせ、見るだけでなごみます。
私もこんなところに住んでみたい・・・!
少し日常を離れてねこに癒されたい方必見です。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
年老いた猫とじいちゃんのほのぼのとした日常。
猫を飼っている人にとってはあるあるネタ満載。
既視感さえ感じるんだけどそれでもホンワカ気分にさせられる。老いということも考えさせたれて…
Posted by ブクログ
電子書籍で購入し、何度も読み返しているうちに
やっぱり紙で感触を味わいたくて購入しました。
ねこまきさんの水彩の優しい絵と、細かい生活感のある、昔ながらの家や風景がとても好きです。
何処かに実際に居るんじゃないかと思わせてくれる会話の数々も、ほっこりしながらもついつい惹き込まれる魅力の一つです。
因みにフルカラーで見れるのは電子のみみたいです……
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大好きな場面は、雨の日にお米とワンカップをお店に買いに行った大吉さん。それを追い掛けるタマさん。仕方なくエコバッグに入れてお店へ向かいます。エコバッグに購入したものを入れると
「吾輩はどーするや」とタマさん
「だわなぁ」と大吉さん
先程より更に激しくなってきた雨に、お店の方が
「これ、かしたげるわ。ふろしき」
ということで、肩に掛けたエコバッグには8kgのタマさん。首にはお米2kg。そして傘を差す。
「タマさんや、少しやせたほうがえーんじゃないかの?」「セクハラやー」
というお話がプッと笑えながらも、ほっこりさせてくれる素敵なお話です。
Posted by ブクログ
奥さんに先立たれて猫のタマと「二人暮し」をする大吉じいちゃん。いいコンビだなぁ。タマは一見何も考えず自由気ままに生きてるようだけど、おじいちゃんのことを見てやってくれとおばあちゃんに頼まれ、その約束をちゃんと守ってる賢い猫なのだ。こういうの読むと心がほんわかする。