誰もが魔法を使える世界の中で、ただ一人魔力ゼロの少年・アスタ。そんな彼が反魔法(アンチまほう)の剣を武器に魔法騎士団の中で成長していく、という物語。
正直、最初は「よくある王道の剣と魔法ものでしょ?」と舐めていました。が、一度読み始めると止まらない!
「ここが見せ場です!!」と全身で訴えかけてくるようなダイナミックなコマ割りと、丁寧に描かれたキャラクターたち。一人ひとりが人間味にあふれていて、それぞれの強さを持っていて、もう敵も含めて全員かっこいい&かわいい…!
また、作中には心に残る名セリフがたくさん登場します。
特に主人公アスタの、人を思いやり、意思を貫くまっすぐな言葉の数々には痺れます。どんなにバカにされても諦めず、並々ならぬ努力を続けてきたアスタの言葉だからこそ、スッと心に入ってくるんです。そんな彼の言葉と、何があってもくじけない姿勢に、周りの人たちも心を動かされていきます。
ブラッククローバーは、アスタの成長譚であり、そんな彼に感化されて変わっていく仲間たちの成長譚でもあると思います。グッとくるシーンが多くてうかつに外では読めません(笑)
王道だからこそ、深いんです!
やっぱり「友情・努力・勝利」っていいよね! 改めてそう思わせてくれる物語です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年01月06日
23巻です。
新しい王国での話へと変わり、新章開幕といったところでしょうか。ついに戦闘力を表す指標が開示されました。戦闘力の設定をうまく活かせることを期待しています。
悪魔との戦いの後どのように繋げるのかがとても気になっていました。終わってしまうんじゃないかなと少し思っていましたけど、全然そんなこと無かったですね。面白かったです!
ヤミさんはよくウンコ中ですが、便秘体質なのかな?あと、夢の世界での溺愛ノゼルが笑えます。是非実際に本人にしてほしい。女王姿のロロペチカが美しい。
悪魔について調べる途中でのヤミに対してのシャーロットの反応やゴードンの家族、フィンラルの女癖、ハート王国のロロペチカのドジなどが笑えて面白かったです。
アスタの悪魔についてわかる内容となっています。何故、アンチ魔法なのか何故アスカのもとに
ボロボロの魔導書が舞い降りてきたのか..
その理由がわかる内容になっています。
アスタの悪魔の弾劾問題、なんとかなって良かったです!久々のほのぼの回を楽しむのもつかの間、これから外国巡りかーと思っていたら、早速新たな悪魔との対決になりそうで…!もう少しまったりした彼らを見ていたかった気もするけど、続きが楽しみです!
Posted by ブクログ 2021年04月08日
この展開にしたら売れるというジャンプの方程式をそのまま当てはめたような印象を受けました。
絵もうまく話も公式通りだからこそ飛び抜けた印象を受けず、どこかで読んだことがあるような作品に感じます。
可も不可もなく。
面白いっちゃ面白いのだけどこの作品が一番好きという人は少なそう。
そんな作品。
Posted by ブクログ 2020年11月12日
次の話への前提設定と、戦後処理がメインって感じ。これまでよりもギャグ調の箇所も多くて、今回はそこはそこで面白く読めた。ゴードンとフィンラルがメインのパートがお気に入り。
ただ、前から思ってたことが、団員が揃うと、時折全員のリアクションを描いてるせいでテンポが悪く感じる場所があるなと。
余談だけ...続きを読むど、やっぱりところどころ童話をモチーフにしてるよね、この漫画。幸せの王子といばら姫と...あと他にもあるのかな?
更に余談だけど、この世界の宗教観ってどうなってるんだろうなあ。悪魔が実際にいて、魔法もあって、でキリスト教らしい教会もある。教理とかどうなんだろうか。