あらすじ
北海道独立戦から一カ月。消耗した心と体を癒すべく、芝村舞と速水厚志は九州のとある島で長期の休暇を楽しんでいた。森精華は壬生屋未央の実家で心身ともにリフレッシュし、原素子はお付きの新井木勇美を従えてショッピング三昧の日々。また整備班の面々は、整備学校を再開させていた。5121小隊の発足以来、初めて与えられた長い余暇の時間。 しかし、水面下では密かに5121小隊の抹殺計画が進行していた。それは野心溢れる政治家が、某超大国と国内財閥という二つの後ろ盾を得て発動した、極秘作戦だった。各地に散らばった5121の隊員たちに、暗殺者が忍び寄る――
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Posted by ブクログ
帯に載っていますが、2Kシリーズはこれで終了とのことです。
北海道の反乱鎮圧とともに、樺山は倒れましたが、まだ財閥系には裏組織があるようで、それらが暗躍し、5121の面々が襲われましたが、逆襲して首謀者を捕らえることができました。そういう話はそろそろいいなぁ、ってのが感想。
アメリカ東海岸に幻獣が上陸したので、次の巻はそちらの話になる模様。流石に5121が出張するのが無理がありそう。さて、どんな話になるのか。2kシリーズは内乱やら謀略ばかりだったので、展開に対して爽快感が無かったので、気分よく読めるのがいいな。
つくづく思いますが、ユーラシア大陸を圧倒的に占領した幻獣に対して、日本の一部やアメリカはなんでこんなに自分たちなら勝てる。なんて気でいるのかが謎で仕方ないです。内紛起こしてる場合じゃないだろうに。この世界のアメリカの力なんてのも次の巻では見たいです。