あらすじ
「121作戦」の成功により幻獣王・カーミラとの和平にこぎ着けた日本政府は、長すぎた幻獣との戦争終結を宣言した。しかし、その平和を嫌う、軍需により私腹を肥やしていた軍産複合体と好戦派の面々が、都心部で暗躍しはじめていた。 自衛軍はそうした不穏な動きを察知し、警戒を強めていた。しかし、自衛軍の考えをあざ笑うかのように、予想より数週間も早く反乱軍は都心部で蜂起する。 その日、5121小隊の面々はそれぞれに束の間の平和を謳歌しようと、一切の武装を解いた状態で都内へ繰り出していた。そこに突然の戒厳令が下される……。 舞台を首都・東京に移し「榊ガンパレ」の新シリーズがついに開幕!
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Posted by ブクログ
北海道独立、というキーワードに引っ掛かり2Kシリーズより購入しました。
面白さにひかれ、既刊を購入しようとしましたが、これがなかなか大変でした。
なかには既に廃刊になったものもあり、新刊購入はおろか中古でもなかなか見つからない巻が多数…。
そして、やっと全て揃えることが出来ました。
元々はゲームをノベライズ化したもののようですが、気にせず楽しく読み進めることが出来ます。
Posted by ブクログ
現政権転覆を狙う主戦派のクーデターで東京が大変なことに。今までの幻獣との戦争とは異なり、クーデター鎮圧に翻弄する話。クーデターに関してはこの巻だけで終わるのですごくスピーディーに感じた。今までイマイチだった山川父が輝く時。
Posted by ブクログ
九州戦における薄氷を踏むような危うい作戦で、ようやく和平を結んだ日本国政府。
しかし主戦派は退却する幻獣を追撃して九州全土を奪還しなかったのは弱腰と政府を非難し、マスコミも実情を知らない国民を煽り立てる。
そしてついに主戦派が動き出し・・・と、気分で政治すら動いてしまうこの国なら実際起こりかねないことだと思えて背筋が冷たくなりました。
次は青森戦ということで、榊ガンパレの今後の展開に期待です。