あらすじ
時は平安。陰陽師を目指して修行中の少年・道冬(みちふゆ)は、鬼にとどめの矢を放った話が広まり、陰陽寮の学生(がくしょう)たちにも受け入れられはじめていた。そんな中、道冬の屋敷に住み着いている幽霊・源融(みなもとのとおる)を慰めるため、月見の宴を催すことになった。ところがそこに百鬼夜行が乱入し、巻き込まれた融と付喪神が連れ去られてしまった! しかも、百鬼夜行は安倍晴明に恨みをもつ者が生み出したようで――!?
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Posted by ブクログ
シリーズ3
百鬼夜行に巻き込まれた道冬。
トノサマガエルとの出会いもw
吉平が助けにきてくれた姿は凛々しくてかっこいい!
そして漆黒…
ハラハラどーなっちゃうん?と思ったところの
最終奥義
次巻も楽しみ(^^)
Posted by ブクログ
11年7月刊の新刊。
瀬川貴次さんの安定感、安心感といったら!
しかし、あとがきにも書いてたけど、女性キャラのいなさ具合、半端ない~
これじゃあ確かに、畳がヒロインだわ。主人公のこと、めっちゃ守ってたもん。
暗夜鬼譚では、主人公の幼なじみの女の子(宮中に仕えていた女房?)がいたとは思うけど……
キャラが立ってるから、ストーリーを追うというよりも、出来事のなかで各キャラがどんな動きを見せるかのほうが楽しみ。
機種流離譚だった主人公、優等生なのに意外と反抗的な安倍弟、昔は山賊で今は坊ちゃん一筋な従者、血筋に誇りを持ってる綱、うりざね顔で言いたい放題の大臣、美しくきれものでやるときはやる安倍兄、ひょうひょうとしてる晴明、みんないい感じ。
それぞれ言動に一貫した指針があるから、面白いんだよね。
こういうの目指さなきゃなー。