あらすじ
いよいよ待ちに待った文化祭が始まった。水着のミスコンにB級グルメ食べ歩きに……もしかしたらましろと一緒に回っちゃったりなんかも!? そんな楽しいこと盛りだくさんの文化祭のはずだったのに、なぜだか俺は問題児の集まり 『さくら荘』 で、寮のメンバーとゲームを作っていた。そう、「さくら荘の力を合わせて、文化祭に向けて作品を作りたい!」 この美咲先輩の一言ではじまった、ゲーム 『銀河猫にゃぼろん』 の制作が大詰めだったのだ。文化祭ももう後半、『にゃぼろん』 は、果たしてどんな評価を受けるのか。そして、一度しかない俺の高校2年生の文化祭の行方は!? 変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ、絶好調の第4弾! 文化祭のあとは、さらに 「さくら荘」 をクリスマスが待ち受けます!!!
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Posted by ブクログ
2010年12月当時の日記転載
ってなわけで今回も面白かったさくら荘ですw
いやもうなんかね、毎回言ってる気がするけど化けすぎだろ鴨志田一w
なんでこんなにきっちり面白い会話書けるかなぁ…
しかも会話だけに留まらず内容もきっちり。
藤沢和希のセリフとか千尋先生の授業あたりは、10代の頃に読んでればなーとか思っちゃったりします。
まあその頃よんでても、上っ面だけで理解した気になって過ごし、結局身に沁みるまで理解できなかったとは思いますがww
個人的には、今の電撃トップ3に入る作品ですね。
次回も楽しみw
Posted by ブクログ
今回は、コメディ色の強い文化祭編とシリアスなクリスマス編の二つのストーリーによって構成されている。
このシリーズを読み終わった後にはいつも青臭さというか気恥ずかしさを感じてしまうのは、自分の過去を振り返ったときに少なからず共感できる部分があるからなのだろう。
少しずつ物語も進んでおり、今後さくら荘の面々の関係がどう変化していくのかが楽しみ。
ただひとつ、次回以降で’龍之介が実は女の子でした!’って展開になりそうな描写があったのがちょっと不安。
この作品にはそういった変化球は必要ない気がするので自分の勘違いであって欲しい。
Posted by ブクログ
シリーズ四巻目。
今回も思春期の心の痛みを描いてよかった。
前半は今までどおりハイテンションに文化祭話をぶっ飛ばした。
相変わらず空太とましろの会話は絶好調!
おもしろすぎて死ぬ(笑)
それでも空太は前巻最後の空港での本音爆発やら
聞き取れなかったましろの言葉やら、
公募の連続落選やらで、心に溜まるものがあり、
それが後半のましろとのケンカに繋がってしまう。
その後半、理解できないましろの行動に腹を立てた空太。
一方のましろは今まで知らなかった普通の感情を持て余す。
この場面の空太の不器用さや純真さ、怒りや痛みは、まさに思春期のそれ。
ましろのことが大切だから、いつも輝いて欲しいと思うのだ。
でもそれをちゃんと伝えることが出来ないもどかしさ。
空太の不機嫌は、そんな自分自身の不甲斐なさへの怒りでもある。
一方、空太への感情を持て余すましろの姿はいじらしくてとても切ない。
文字通り彼女は無垢なのだ。
そんな二人のわだかまりが聖なる夜に解けて、一件落着かと思いきや、まさかの美咲先輩の号泣で引きとは!
うわあ! 次巻の内容がすごく気になる。
なんとか卒業までに美咲と仁の仲が進展してくれることを祈るよ
Posted by ブクログ
恋を意識したもののどうしたらいいのか混乱するましろちゃん、
を意識しつつも才能への嫉妬から素直になれない空太くん、
を意識して積極的にアタックしてくる七海ちゃん。
ましろちゃんはすごく女の子らしくなってGOOD。
七海ちゃんは溢れ出る不遇オーラがやばい。ましろに負けじと積極的になってて可愛いんだけど。
七海ちゃんにしろ空太くんにしろ、何かを成さないとこの思いは告げられない的なことを考えているので、なんとももどかしい。
美咲の仁への猛烈アタックはさすが宇宙人というべきか、なんというか・・・ひどい。
このペアが結ばれる未来が見えないよ。