【感想・ネタバレ】仏教の思想 10 絶望と歓喜<親鸞>のレビュー

あらすじ

親鸞思想の核心とは何か? 『歎異抄』と「悪人正機説」にのみ依拠する親鸞像を排し、主著『教行信証』を軸に、親鸞が挫折と絶望の九〇年の生涯で創造した「生の浄土教」、そして「歓喜の信仰」を捉えなおす。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

日本で最も知られ愛される仏教者と言っても過言でない親鸞。
その教えは単純で信念と念仏ということになるだろうか。
この本では単に親鸞の思想を抽出するのではなく、その思想と生涯とが
不可分だと考え、思想家や学者ではなく、修行者や仏教を生きる者と
しての親鸞を追っている。

頭でっかちの私にとっては最も遠いとも思える親鸞だが、実際生きて
会っていれば最も影響を受ける仏教者だったのかも知れない、などと
思いつつ。

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2013年02月24日

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