あらすじ
『中論』において「あらゆる存在は空である」と説き、論理全体を究極的に否定して根源に潜む神秘主義を肯定したナーガールジュナ(龍樹)。インド大乗仏教思想の源泉のひとつ、中観派の思想の核心を読み解く。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
匿名
難しかった…。中観派の知識がない方は第二部の対談と第三部で龍樹及び中観派のあらましをなんとなく把握してから第一部を読んだ方がよいかもしれません(なおそれでも体感としては半分も理解できてない感じですが)。仏教思想の中では空の思想に惹かれているので読み始めましたが、それ以上に当時のインド仏教の他の学派の思想にも通暁していないと十全な理解は得られない本でした。またチャレンジしたいな。