あらすじ
旅の目当ての地である筑後久留米に到着した真田俊介一行、まずは名物のうどんに舌鼓を打つ。しかし一安心も束の間、おきみの母親のための薬、芽銘桂真散(がめいけいしんさん)を仕入れる手筈となっている薬種問屋の主人の別邸が火事で焼け、一人の男の死骸が残されていた。さらに、何者かに薬を奪われてしまう。俊介はその背後に、宿敵・似鳥幹之丞(にとりみきのじょう)の暗躍を感じとる。そして、似鳥から文が届いた……。傑作廻国時代活劇第五巻。
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Posted by ブクログ
久留米に到着した。
良美は内緒で、おきみが探していた高価な薬を取り寄せてくれていたが、またしても似鳥に奪われることに。
次々と狙われる俊介一行。
互いに恋心を持ちながらも、言葉にはできない二人。
そんな間も命を狙われる危険な旅。
ドキドキの物語は、読むのをやめれない。