あらすじ
立ち向かうも背負いしも国家権力…。危機に瀕したダミアン処刑を、シャルルは次女マリー‐ジョセフの助言を手がかりに果す。だが、祖母マルトは処刑台に上ったマリーを、家紋の焼鏝で戒める。マリーを救ったシャルルは叫ぶ、「新しい時代は僕達のもの」──。2人のサンソンが、ついにベルサイユ宮廷へと近づいていく、新章「真紅のベルサイユ」編に突入──!!
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うっかりネタバレを見てしまい…
お気に入りの3代目サンソンが隠居し、その後、3代目がどのような余生を送ったのか気になってましたが、たまたま何かで「隠居した3代目が旧友を処刑…」みたいなエピソードを見てしまい、とはいえネタバレを知ってガッカリではなく退場したと思っていた3代目の見せ場がまだあることを知り喜んでしまいました。グリファン閣下がマリーになぶられてるところは「あれっ? 3代目じゃないのぉ?」でしたが、ちゃんとネタバレどおりに旧友の引導を渡す3代目の格好良さったら。
Posted by ブクログ
シャルルの妹を軸に展開する。
処刑シーンより表現がえげつないシーンが多かった。
マリージョセフとマリーアントワネットが交錯するシーン好きだ。
Posted by ブクログ
二人のマリーの表現が印象的。
冷酷と思えた父親も、そんな部屋を作るほど
精神的に堪えていたというのが切なくなる。
デュ・バリー夫人がどうして誕生したのか、
彼女にどんな魅力があったのかの描写も迫力があった。
Posted by ブクログ
立ち向かうも背負いしも国家権力…。危機に瀕したダミアン処刑を、シャルルは次女マリー‐ジョセフの助言を手がかりに果す。だが、祖母マルトは処刑台に上ったマリーを、家紋の焼鏝で戒める。ついに第2章に突入。今回はグロテスク要素はあまり無し。どんどん、イラストが美しくなってるように感じる。それはさておき、マリーがかっこいい。男装しているマリーのかっこよさは異常。
Posted by ブクログ
アンリの父も何も感じず処刑していたわけではなかった。
そして、腕のすごさもやっぱりアンリと同じように苦痛も一瞬にということを考えていたんじゃないのだろうか。
自分が手にかけた人達を密にまつり、自分の手で命を絶ったモノへの贖罪の礼拝堂
彼の人間らしさをここで少し見れたことを少し救われた。
マリーはまだまだ子供、憎しみに溺れて自分自身しかみえてない、なのに恐ろしい子でこの子はどうなってしまうんだろう?
今のままじゃ、やっぱり恨みをかってしまうのはしょうがない。
ほんの少しの情けも何もない。でも、彼だけにの行いだったのだろうか?
そして、画力がすごいだけに、エロスの表現力もすごい。
アンリの絶頂に達するシーンは、とてもうまく表現されていてとてもわかりやすく、感情的にも女を抱く甘美にこの先溺れるだろうと想像ができた。