【感想・ネタバレ】イノサン 2のレビュー

あらすじ

1753年、革命前夜のパリ──、「国王の子は国王、処刑人の子は処刑人」になる身分制度と世襲が社会を統べる時代。14歳のシャルル-アンリ・サンソンは父に代わり、初めての処刑台に立つ…。我が“血の掟”との闘争を誓い、“理想”を果すべく歩み出すシャルルだが──!?

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「漫画は芸術になり得るか?」
その答えがここにあります。

作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
18世紀のフランスに実在した処刑人、シャルル=アンリ・サンソンの半生が克明に描かれています。

この作品の前では、どれだけ言葉を尽くしても陳腐になるばかりです。
まずは一巻、ご自身の目で確かめてみてください。

必ずや貴方も“純真”の虜になるはずです。

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RN

ネタバレ 無料版購入済み

 圧倒的な画力に改めて脱帽します。
 新書では想像が難しかった、刑死スキルの未熟さが招く、残酷な死刑執行がとても良く理解出来ました。

0
2024年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1753年、革命前夜のパリ──、「国王の子は国王、処刑人の子は処刑人」になる身分制度と世襲が社会を統べる時代。14歳のシャルル-アンリ・サンソンは父に代わり、初めての処刑台に立つ…。グロテスク!しかし、美しい。耽美な世界に迷い込んだような感覚。2巻は性的な描写もあり、驚きを隠せない。しかし、無くてはならないシーンなのかもしれない。だんだんとシャルルがしっかり、してきたような気がする。

1
2015年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語はヘヴィだけれど、絵が美しく
描写にも一定の配慮があるので読みすすめることができる。

苦悩しながらも自分の運命に対峙しはじめる主人公。
自分が非の打ちどころのないムッシュー・ド・パリとなることで
自分の代で呪われた家系を絶やし、
いつの日か死刑のない世の中を作るという決意が凄まじい。

後のデュ・バリー夫人であるところのマリーが
もし処刑されるならシャルルの手にかかって死にたい
と言うところも中々凄いシーン。

0
2021年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死刑執行人の家に生まれるも、優しすぎるシャルルの成長?物語。
とりあえず、登場人物が主人公も含めてみんな狂ってる。
父は、体を壊してからどこかのネジが飛んでしまったようだ。

1
2016年08月31日

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