あらすじ
エリス不在の虚しさと共に、母・ゼニスを探すためローゼンバーグへと辿り着いたルーデウス。やるべき事をやるだけと単独でAランク依頼を受けようとするルーデウス。その心は予想外にエリスとの別れに蝕まれていた。
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Posted by ブクログ
完全書き下ろしの第7章 青少年期 中堅冒険者編
番外編 ラノア魔法大学の支配者
不能なことに最後にあたりで気がつく。
なかなか辛いお話しである。
番外編は、アリエルたちの大学でのお話しで、面白い。
QRコードのwebアンケート答えると作者のこぼれ話が今でも読めます。
Posted by ブクログ
ボロボロなルーデウス。
恋愛に破れて、自暴自棄。
いや、命がけで育んたエリスとの関係だったからこそ、その喪失感はでかかったのだろうとは思うけど、魔大陸からフィットア領までの元気さ前向きさが綺麗さっぱり無くなっていて、自信喪失してたのだろうけど。
恋愛脳脱却できたのはよかった?
ゾルダート、なかなか良い。
面倒見の良い不良の兄ちゃんって感じだね。ステップドアローの面々は、そこそこの所でそこそこの仕事をこなし、そこそこの所でパーティーを解散して、相応の家庭やそのごの人生を過ごす。
強烈な上昇志向や、目的意識がないから、安定を目指すなら彼らはよかったかもしれないけれど、ルーデウスの母親の耳に届くように有名になる、という目的にはそぐわなかっただろうな。
その点、「中途半端!」と怒ったゾルダートは正しかったと思う。
ゾルダートとルーデウスは兄弟みたいな関係なのでは?
不良の兄ちゃんと優秀な弟。
粗野な兄ちゃんと礼儀正しい弟。
一見似てない兄弟だけど、目的意識と上昇志向、努力、求められる役割をきっちりこなす実力は二人とも持っている。
この二人のじゃれ合いをもっと見たい。