あらすじ
シーローン王国から、ザノバのもとに帰郷を求める旨の手紙が届けられた。
王国でクーデターが起こり、低下してしまった兵力を補うために国防力が必要ということらしい。
手紙の内容がヒトガミの罠だと悟ったルーデウス。
ザノバをみすみす帰国させるわけにもいかないと考えた彼は、ロキシーとともにザノバに同行する。
だが、シーローン王国で彼らを待ち受けていたのは、七大列強の第五位である死神ランドルフ・マリーアンだった。
誰が敵か味方か分からぬ状況で、ルーデウスはヒトガミの企みを潰すことができるのか!?
人生やり直し型転生ファンタジー第十九弾、ここに開幕!!
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Posted by ブクログ
王竜王国の支援を受けシーローン王国の王となったザノバの弟のパックス。他国の侵略を防ぐためという名目で帰還命令を受けたザノバとともに、ルーデウス、ロキシー、ジンジャーの4人でシーローン王国へと向かう。
敵5000人に対し500人のカロン砦にザノバ、ルーデウス、ロキシーが向かい、広域魔法で攻撃するなかザノバは少数を率いて敵を奇襲、敵側の大将の貴族をとらえ戦争の早期終結を図る。
しかし王都ではクーデターが起き、王宮に籠城するパックス、ベネディクト、それを守る死神ランドルフ。
ランドルフの幻惑剣と戦うルーデウス、ロキシー。
パックスは状況に絶望し自ら身を投げてしまい、ザノバは弟を守れなかったことを嘆き、再び4人で魔法都市シャリーアへと戻る。
シーローン王国の命運が変わったためラプラスがどこに誕生するかわからなくなってしまった。
ザノバは王族の身分を捨て、ジュリは帰還を喜び、ジンジャーは変わらず仕えることとなる。
ザノバはオルステッドの配下となりラプラスを討つための仲間集めをすることを提案する。
Posted by ブクログ
理不尽な孫の手作の異世界転生モノの19巻。
シーローン王国からザノバへ帰還命令。ということで、この巻の舞台はシーローン王国。勿論、裏で糸を引いているのはヒトガミ。
今回、旅のお供はロキシー。シーローン王国の元宮廷魔術師ですからね。
ルディは、ここまで冒険者としてやってきて、命のやりとりは何度も経験しているけれど、戦争は初めて。戦争に対する葛藤が描かれています。
当初の予定どおりにはなかなか行かないけれど、それをこれからどう補正していくのか。楽しみです。
匿名
19巻読みました。
結果は,ヒトガミが望む方に傾き、ルーデウスとオルステッド陣営は敗北という形になりましたが,どこまでヒトガミの意図したものだったかは推測の域をでないのでしょう。裏側っていうのもそのうち知りたいですね。
Posted by ブクログ
パックスがクーデターで身内を皆殺しにして王位につく。
そして、戦力としてザノバを召喚し、ルーデウスとロキシーが共にシーローン王国に向かう。
オルステッドとルーデウスの行動方針転換点。
今後はラプラス戦争で必要な仲間を増やすストーリーへ。