【感想・ネタバレ】薔薇王の葬列 12のレビュー

あらすじ

裏切り者のヘイスティングを亡き者にし、リチャードたちはその力を確実なものにしていった。一方、エドワード五世の戴冠式の日取りが確定。さらに余興で狩りを行うことに。その裏で、王と王弟は恐ろしい謀を巡らせていて……!?

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「私の名を残せ 王の名だ」
1450年代のイギリスでは、ランカスター家とヨーク家が王位継承をめぐる「薔薇戦争」を繰り広げていた。ヨーク公爵リチャードの息子として生まれたリチャードは、実の母に「悪魔の子」と呼ばれながらも、父や兄たちと王冠をヨークのものにするため戦っていた。一方ランカスター朝ヘンリー6世は、戦いで血が流れることに苦しみ精神を病んでいた。そんな2人がただのリチャードとヘンリーとして出会い、友情とも愛情とも言えるものが育っていく。互いの運命を知ったとき、2人は何を思うのか。30年に渡る戦いの中を生きる2人から、一時たりとも目が離せない…!
「他の人と違う」リチャードにとって「父の名をもらった」ということが、心の支えになっていたのは間違いありません。しかしそれと同時に枷にもなっていたのだと思います。父を自分の光であり、生きる意味だと考える彼が、その父の亡骸に対面し口づけたシーンには鳥肌が立ちました。王の名を継いだ者は、必ずしも王冠を求めなければいけないのか、一人の人間としてただ生きていくことはできないのか、リチャードの幸せは何なのか、多くのことを考えさせられる作品です。

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pen

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リチャードとアン

一瞬だけど昔は両思いだった2人。
リチャードにとっては唯一女性で恋心を抱いた相手。
せっかく夫婦になれたので、今は微妙でも、打ち解けて上手くいってほしい。

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2021年04月07日

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リチャードに王冠を!
狩りの様子は迫力があった。ヘンリーとも再会したけれどほんの一瞬。
アンの気高さに感服しつつ、今後どんな風に展開するのかな楽しみです。

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2022年09月29日

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続きが気になる

少女(?)漫画はあまり読まない方なのですが、とても面白く、引き込まれます!どうしてこうも人間関係が上手くいかなくてどんどん拗れていくのか不思議で素晴らしくて好きです。
とにかくリチャードは格好いいのか可愛いのかどちらかにして欲しいような、いやそこが良いんだ!!といつも読んでいて思います。

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2019年11月26日

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アンの変化

これまでリチャードへの恋心や肉親の思惑に翻弄され、あくまで受動的にしか描かれなかったアンが、リチャードの企みを知ったことから主体的に行動し始める巻。母として妻として、そしてリチャードの盟友としてのアンの変化が描かれます。

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2020年07月08日

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