あらすじ
シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。
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面白い!
なんとなく気持ち悪いイメージしかなくて今まで読んでこなかったけど、急に興味が出てきて読んでみたらめちゃめちゃ面白かった!
ミギーってもっとおちゃめなキャラのイメージだったけど全然そんなこと無くて、超理系な感じの頭いい喋り方が意外でびっくり!
まだ1冊目だけど、全巻読んで欲しい。
新一かっこいい!
本当の寄生とは
地球に降り立った未確認生物達は
生き物の身体を乗っ取り
その同種を食らって生きていた
その中でも大半を占めるのが人間
主人公、新一は寄生されるも
脳ではなく右手に宿り、理性が残っていた
ミギーと新一の会話の中で
やはり考えさせられる面がある
特に、生物としての生存本能
ミギーは一見利己的ではあるが
生物界ならむしろ当然
人間を肉塊の如く切り裂き食らう彼らは
残虐かのように思われるが
実は人間が一番、いろんな動物を食べている
意図も容易く殺してしまう
人間以外の命を軽く見る傾向があるが
どれも平等であるということ
現在、一番気になるキャラクター田宮良子
知性が高く、寄生した後も
人間社会に溶け込み均衡を保っている
おまけに生まれて間もないのに人間に授業を教えている
そして何よりAの存在
本来ならばこちらのタイプが多いとおもう
果たして新一はAを討つことが出来るのだろうか?
田宮良子の目的はいかに
もし地球に人間を食べる捕食者が現れたら?
かなりゾッとする世界観ですが、人間たちと寄生獣たちの心理描写がとても良く描かれていると思います。
新一とミギーの関係性がだんだん変わっていくのを観るのが面白い。
名作です。
命とはなにか、人間とはなにか、考えさせられます。寄生とは「寄り添って生きること」人間も地球に寄り添って生きているはずなのに。
グロい表現も多いですが、人間ほど多種多様な生き物で生かされている生物はいない。しみしじみします。
Posted by ブクログ
かなり有名な名作。
人間について考えさせられる漫画です。
絵が結構グロテスクでこわいので
そういうのが苦手だと読むの辛いかも…
右手に寄生したからミギー。
ミギーがだんだん愛くるしくなってきます。
久しぶりにまた読みたいな~
Posted by ブクログ
未知の生物との遭遇・寄生・侵略。自分の相棒となった冷静なミギーとの関係がこの凄惨な世界観の中の救いになる。母親となり変わっていく寄生獣も居て人間同様多様だ。人間の中にも寄生獣並みの醜い部分を持つものも
いて「化け物」ははたしてどっちなのか?世の中は常に弱肉強食だ。それでも弱きものにも自分以外の生物に対しても涙を流せる「人間」でありたい。
Posted by ブクログ
友達の紹介で学生時代に読んだ漫画。
読み返した回数は数え切れないほど。超名作。
以下ネタバレあり。
終わり方はちょっと、、、な部分もあるところですが、あとがきを読んで、作者の悩みも伝わり、納得してみました。
広川が人間ってのは盛り上がりに欠けたかなー(^^;;
Posted by ブクログ
人と寄生生物の中間的位置に置かれてしまった主人公。それゆえの葛藤・苦悩がこの作品のテーマのひとつとなっている。だからあくまでパニックものではないんだよね。
「お互いに理解しあうことはできないが、孤独では生きていくことができない、それでいい」という結論には強い共感を受けた。
Posted by ブクログ
読んだのは10年以上も前だがあのときのすごい衝撃はまだ残っている!
人生でミギーを使ったボケに何回か出くわすはずなので読んでおきましょう。