【感想・ネタバレ】BIRDMEN 2のレビュー

あらすじ

交通事故を機に、鳥男となった中学生の烏丸英司。

突如訪れる“ブラックアウト”に備えるため、仲間たちと飛ぶ練習をするも、
鳥男の恐ろしい力に気付いてしまう。

さらに、烏丸に人生最大の危機が訪れ…!?


大注目の「SF×青春ジュブナイル」
待望の第2巻!!

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いいとこ出てきた

主人公のいいとこが出てくる。
鳥男としての能力も伸びてくるが仲間内ではむしろその歩みは遅いほうだ。学校でも上手く馴染めずにいたのに、世界に5人だけの本当に数少ない仲間の中でもまたはみ出しそうになる主人公。
そこから抜け出す力となったのは仲間たちのサポートもあるが、主人公自身の精神力、メンタルタフネス、ザ・負けず嫌いだ。
僕がこの作品を好きなのは英司のこういうキャラクター。学校でも家庭でも居場所がなくて、数少ない仲間達の中でも孤立しそうになった時、「なにくそ!」と立ち上がり、それどころかものすごい勢いで走り出して辛い現実をノックアウトする一撃を繰り出すこのタフネス、すっげえカッコいい。
この強さこそが彼が主人公たる所以。現実に凹まされてションボリして諦めることの多い僕は英司に憧れる。もちろんこれは漫画で、現実では自分が立ち上がって声を上げたところでそう簡単に状況を好転させることができないのは知っている。でも一歩を踏み出さない限り変化は起きないしどこにも行けないことも知っている。
年々変化を恐れる気持ち、繰り返す今に安穏としていたい気持ちが強くなってしまうが、一歩ずつでもいつも上を目指し歩いている自分でいたい。

0
2020年10月18日

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