あらすじ
(シリーズあらすじ)
交通事故で瀕死の状態になった時、目の前に現れた鳥男。烏丸英司は、彼から血を分けられ、自身も身体から翼が生える鳥男となった。
烏丸に血を分けた鳥男の正体は同級生の鷹山崇。烏丸と鷹山は、同じ事故に遭い、同様に鳥男化した友人とともに、謎の現象「ブラックアウト」との闘いを繰り返している。
(6巻あらすじ)
ブラックアウトと闘う一方で、鷹山はなおも瀕死の状態の人間を助け続けていた。
人々からの誤解を恐れた烏丸は、鷹山に人助けに行くのをやめるよう話す。
だが、そんな烏丸の思惑を裏切るかのように、アメリカで公衆の面前に鳥男が現れたという報道が流れる。
その存在が公になった時、4人の運命は?
さらにアメリカから、もう一人の刺客が!
感情タグBEST3
EDENの刺客CAT登場
EDENからの刺客CATが登場。既に主人公達のすぐ側に潜むFOXからの指示で鳥男達をあぶり出す為、活動を始める。
それに対抗していくうちに鳥部の中から能力に目覚める第二第三のメンバーが現れる。
。。。とまぁざっくりまとめると王道中の王道ストーリー。でもそれを面白く見せるのが作者の実力とオリジナリティだよね。CATはすげえ分かりやすいキャラだけどちゃんと可愛くてキュンキュンする。鳥部メンバーが目覚めるファーストアビリティもちょっと変化球で面白い。
あと個人的に白眉なのはフェアリーと烏丸の成長! 前回登場時はウザいだけだったフェアリーが、根性見せてFOXと対等に渡り合いプロの仕事をこなすところ良いなー。烏丸も先導者としての役割を果たすべく確実に一歩踏み出してるし、仲間達もそれに引きずられるように変化し始めてる。そしてそれを違和感なく自然に描写する田辺イエロウさんの底力な!ファンタジーな内容なのにものすごいリアリティ。おもろい!