あらすじ
庭のエサ台を訪れる野鳥を中心に、猫・昆虫・金魚・料理・物置・温泉…と日常すべてを素材に綴られる、北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ。12巻目はおっきな犬や狩人バチや牛など、いつも以上にいろんな生き物たちが登場。“震災後”の東北も語られます。かわぐちかいじ公認・おなじみパロディ編『私はビートリズ』も収録! 「るりさんとめるりさん」を含む、描き下ろし漫画も計22ページと大サービス!!
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Posted by ブクログ
最初のカラーページに描かれた雉は、若冲ばりに美しい!鳥のみならず、金魚の話題、読者コーナーの金魚手術、金魚人工呼吸も面白い。そのほか、昆虫ネタも。
Posted by ブクログ
新刊を楽しみにしている一冊です。
可愛らしい鳥と達観したような巻末などのギャップ、
または絶妙なバランスがいい感じです。
個人的にはカラスが巻を重ねるごとに登場回数が増えてきて、
楽しみであります^^
Posted by ブクログ
とりぱんは毎回、思わせぶりな表紙と面白い4コマ、表紙のオチ、そして綺麗なエピローグという構成が素晴らしいと思います。4コマ漫画ってこの構造上,どうしても単調になりがちですが、4コマにとらわれない誌面作り、そして詩的で幻想的なラストにいつも感動しています。
でもマンネリを脱した『私はビートリズ』も最高でした(笑)。
Posted by ブクログ
毎回毎回新刊が楽しみな漫画です。
今回は、ますます鳥以外の動物ネタも満載でしたが、あのトイプードルらしい生き物の話も楽しみ!!
毎回毎回のどかな気持ちにさせてくれます。
ありふれた生き物のありふれた幸せをこれからも読ませてくださいませ。
それは極上ですから。
Posted by ブクログ
作者の身の回りの事をマンガにしたコミックエッセイ。「身の丈ワイルドライフ」を標榜している。
とりのなん子ワールドは健在だが、合わない人には何が面白いかわからないだろう。
今回、印象に残ったのはカルガモ親子のエピソード。
個人的に鳥に興味を持つようになったきっかけがカルガモ親子の姿を見た事だったので、その話にはどうしても反応してしまう。
当初、ひたすら親の後をついて回っていたチビカモ達が2,3週間もすると、親そっちのけで、あちこち駆け回るようになり、親がグワグワ鳴きながらチビカモ達の後を追いかける、という光景を何度か目にした。
おそらく親はカルガモ語で「待ちなさい」と言っていたのだろう。
それでも比較的、親につきまとうチビカモや、すぐあさっての方向に行こうとするチビカモなどがいた。
作品中でもチビカモ達の性格の違いはありそう、とチビカモ達を観察するシーンがあり、当時の事を思い出した。
おそらく他の人でも似たような事を考えて、カルガモ親子を眺めるのだろう。
ところで、詳細は公開されていないが、作者は盛岡市在住。
11巻で大震災の日以降の事が描かれ、今回の12巻では、すっかり震災に関する事は息を潜めたように見えるが、一箇所だけ触れている部分があった。
「春先(3/11以降)二ヶ月ほどの記憶が薄い」そうだ。
やはり、まだ影を落としている。
影が完全になくなる事はないだろうが、それがいい方向に昇華されて欲しいと思う。
Posted by ブクログ
鳥(+生物)見好きの「あるある」のエッセイコミック。12巻まで続くとわ。
「第320羽」の春先(3/11〜4月下旬)の記憶が薄いという表現が身にしみました。
個人的には書き下ろしコーナーのめるりさんがとても気になる…。