あらすじ
これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いずれも好きな作家さんのオンパレード。中でもウッドパッカー荘事件と真実のトランクは楽しめた。書き下ろしの1冊はお得過ぎてまさに夏のプレゼントだった。
Posted by ブクログ
「夏」をテーマにした、小説が好きな人へ贈るプレゼント、というテーマのアンソロジー。好きな作家さん、江國香織さんと米澤穂信さんが入っているので買いました。町田そのこさんは最近コンビニ兄弟で知り、興味をもっている作家さんなのですが、初めて読みました。
短い短編が7つ入っているのですが、すべて短編なのにぐっと読みごたえがあり、素晴らしかったです。
SFかホラー?みたいな物語もあったけど、設定も面白かった。伊坂幸太郎さんの「ウッドペッカー荘事件」の中に出てくる皮肉な登場人物が、「穴があったら入りたい」っていうけど、出てくるときはどうするの?恥ずかしいから穴があったら入りたいんだろうけど、出てくるときの方が恥ずかしくない?」って。そりゃそうだよね。面白い。
恩田陸さんの「トランク」は、人間を吸い込んでまっさらにしてしまう不思議なトランクの話。あり得ない設定だけど、ぞっとして良かった。
町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」に出てくる、男の子の初恋の物語が良かった。出会って、次会う約束をして、会って、その日の暮れにはもう恋に落ちて、恋に落ちたことを自覚した瞬間にすぐ恋が終わる、っていう展開が良かった。でも次の編でその後の二人が出てきて…。
Posted by ブクログ
宮部みゆきさんの作品読んだ「真実のトランク」
その前に江國香織のも読んでて、かなり癖が強いザ小説家みたいな描写をしていたから、それに比べてすごい私にとってスッと内容が入ってくるような感じの作家さんでした。
読み終わった時に思わず「えー、、、」と声出してしまって読後に物語を思い返して考え直したくなるような作品でした。考えさせられるの大好きかもしれん。謎深いから読んだ人と考察を言いあいたくなるような、行間?っていうんかな、全てを書き切らない美徳みたいなものを感じました!!66歳らしい。やから価値観とか合わへんのかなとか思ったけど全くそんなことなくて、不思議です。本って。
他の人に勧めるとしたら、この本は(まだ宮部みゆきまでしか読んでないけど)、私みたいに本初心者が気軽に楽しめる小説って感じ。伊坂幸太郎の名前に釣られて買ったけど他の知らない作家さんに出会えた。嬉しいいい。夏をテーマに書き下ろされたものらしく、この本を読むことで夏を感じるってすごい素敵!!って思って思わず買ってしまいました笑ぜひみなさんも
町田そのこ「きっとあの日の光と同じ」
主人公の不器用な感じ、自分見てるかと思った笑親友に対する寂しさとか違和感とかって描かれにくいというか。小説家さんの人間関係のフォーカスポイントがあっぱれすぎる。あまりに現実味があって。あと、人物像を描きたい時に、ポロシャツで、ズボンはこんなんで。とか描くのって小説のルールなのかな、よくみる笑逆に飛ばし読みしちゃって解像度低くなりがち(私の読み方のせい)
視点が変わる時にあえて、人物を確定づける書き方しないのオシャレすぎる。うちやったら名前書いてまう。この人かな、この人かなって考えながら読むの楽しい。町田さんは、今回は南戸さんやけど、人間の絶妙な感情の表現がすごい上手というか。人間って複雑で、感情の部分と実際表に出てる部分が違うよねっていうことを完全に理解してるというかその曖昧さを綺麗にさくひんにだしてる。すぎょい。
Posted by ブクログ
普段短編集を読まないのだが、話題になっていたため挑戦してみた。
『 夏』に読んで欲しいとのことだが、正直どの季節でも楽しめる作品だと思う。
ファンタジー要素があったりして面白かった。
個人的に好きなのは、町田その子さんの「きっとあの日の光と同じ」。他の作品ももっと読んでみたい。
Posted by ブクログ
錚々たるメンバーたちが贈る夏の終わりのプレゼント。
ミステリ、青春、ファンタジーなど充実の内容。
「真実のトランク」
「見越しのマツ」
特に印象深い。
読みたい作家が増えて幸せ。
Posted by ブクログ
ホラー、SF、社会問題系など、いろんな種類の話が一度に読めるのがアンソロジーの醍醐味。
初めて読んだ米澤氏は何とも言えない読後感…。
一番好きだと思ったのは江國さん!オモロイおばあちゃんの話♫
町田さんと梨木さんも好みでした。
Posted by ブクログ
宮部みゆきがよかったな
設定や状況がすっと理解できて、世界に入り込めるスピードが早かった。「読ませる物語」ってそれだけでパワーがある。
町田その子の青春時代の恋愛ものも、普段積極的に読まない領域だから新鮮に感じられた。
梨木香歩のマツの話は、主人公の苦い歴史が絡んできてから面白くなってきた。植物の生に自分の人生を重ね合わせるところが面白かった。
Posted by ブクログ
夏といえば?がぎゅっと詰まった
#プレゼント をいただきました。
目玉焼き 名前がおそろしい
目玉焼きの絵が無意識に脳内に浮かんでくるけれど、
改めて文字だけで見ると、たしかに、、、
こういう言葉に出会えるのも、読書の楽しみですね。
Posted by ブクログ
読んだことない作家さんのお話をたくさん満喫できてとても楽しい一冊!とても贅沢!
二つの宇宙、無明が心に残ったので、江國さんと米澤さんの本をなにか買ってみようと思う!
Posted by ブクログ
絶対一回は名前は聞いたことある作家さんのアンソロジー+夏がテーマということで装丁も可愛くてこれは買うしかない!となったやつ
夏が終わるまでに読めてよかった!
伊坂さん、宮部さん、米澤さんは初めましてだったんだけどみんな読みやすかった
特に好きな話は町田そのこさんと宮部みゆきさんの話だった〜
Posted by ブクログ
素晴らしいアンソロジーを読んだ。
錚々たる作家陣によるもの。色々なジャンルの話があり大変楽しめた。
これはベストを選べない。全てがベストなのだろう。
Posted by ブクログ
好きな作者ばかりで、私にとっては最高の夏のプレゼント。
同じ「夏」でも、甘酸っぱい青春さや、嫌な蒸し暑さなど全然人によって感じ方が違う。でもどの作品もどこかSFの様なファンタジーの雰囲気がある。SFって好きではないけど、夏の爽やかさで読み切ることができた気がします。
個人的一言感想。
伊坂幸太郎:伏線の回収のテンポがさすが。大好き。
江國香織:お初。嫌に肌がベタつくような気持ち悪さがかるが、1つ1つの着眼点が素敵で読みやすく面白い。
宮部みゆき:どんどんファンタジーの、でも真実の世界に引き込まれて行く。
町田そのこ:友情も恋愛もずっとレモンの様な爽やかさ。夏が似合う作品。
米澤穂信:汗も出尽くしたような暑さの中で起きた事件。それぞれの温かい視点から。1番好きかも。
梨木香歩:お初。主人公のセリフが解像度高くてよかった。
恩田陸:爽やかな様で、ベタつく夏の様で、、表現し難い作品。
Posted by ブクログ
ブックカバープレゼント!とかいうので慌てて買ったけれど、よく分からなかった。
単にこの表紙のことかなあ
買ったまま本棚に並べていたのを読んだ
〈現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと不気味さ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。〉
それぞれ面白かった さすがです
米澤穂信さんは切なすぎ
それぞれの夏を堪能させていただきました
≪ 暑い夏 心が凍る 暑い夏 ≫
Posted by ブクログ
7人の作家による「夏」をテーマにしたアンソロジー。
どの作家さんも著名な方ばかりで正にプレゼント。
どの物語も作家さんの色が出ていてよかったですが、長編で読みたいと思ったのは、江國香織さんの「二つの宇宙」と、梨木香歩さんの「見越しのマツ」。もうちょっと続きを読ませて〜。
夏と言えば、キラキラした青春や燃えるような恋の様な話が多いのかなと期待しましたが、良い意味で裏切られたました。
読後は、晩夏の哀愁というか、少し背筋の凍るような作品もあり、夏1つとっても描き方は多彩だなぁと。
特に印象深い作品は、米澤穂信さんの「無明」。短編だけど、凝縮されたミステリーであり、読後の余韻とタイトルの秀逸さがピカイチ。
最近、短編集ばかり手に取ってしまうのは、こういう出会いがあるからかなぁ。中々、奥が深いです。
Posted by ブクログ
現代を代表する7人の作家さんが
「夏」をテーマに書き下ろした一冊
どれも読みやすく
さらっと読み終えられた
7話の中での私の一番は梨木香歩さん
二番は町田そのこさん
Posted by ブクログ
タイトルがプレゼントで、伊坂幸太郎先生が入っていたので購入。
もう少しほっこりした話が多いのかと思っていたが、「夏」がテーマだったようだ。
こういうオムニバス式の小説は、知らない作家さんと触れ合えるのがとてもいい。
江國香織先生の作品好きだった。
このおばあちゃんで1冊書いて欲しいぐらい。
もっと読みたい~!ってところで終わってしまった。
あと宮部みゆき先生の話が心に残った。
普段は「これ結局どうなったの?」が気になるタイプの人間だが、全てを分かったら陳腐な考えになりそうで、余白の残し方が好きだった。
小学校の時の読書感想文なんてだいたい皆同じこと書いてたのに、テーマを言われて書くと言うだけで、こんなにも多種多様な作品が生まれるんだから、ほんとに作家さんはすごいなと思った。
Posted by ブクログ
この新潮文庫『プレゼント』は「新潮文庫の100冊」50周年を記念して、7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編集。その7人とは、伊坂幸太郎、江國香織、宮部みゆき、町田そのこ、米澤穂信、梨木香歩、恩田陸だ。
同じ「夏」がテーマでも、作家ごとに世界観が全く異なるのが面白い。伊ミステリ、青春・文学、怪異SF、青春恋愛、社会派ミステリ…章ごとに文体含め、ガラッと変わるから頭を切り替えて活字をたどっていくのが今までにない感じで新鮮だった。
そんな中で印象に残ったのは二、三編かなあ。
町田そのこ「きっとあの日の光と同じ」 — 青春ものとして爽やかな感じがよかった。しかしながら1番面白かったのは米澤穂信「無明」かな。これは今のような8月の猛暑の中、新宿駅自由通路を歩いていた女性が突然しゃがみ込み、泣き続ける赤ん坊の首を絞めるという衝撃的な出来事が起こる。「なぜそんな行動をしたのか」が最大の謎。真実は何だったのか…衝撃的な出来事を扱った重い社会派ミステリー、貧困とネグレクトなど様々な問題を扱った話だった。
どの話とは書けないが、やはり文体やテーマを含めると全く面白くない話もあり、読み飛ばしてしまった短編もあった。作家にも、自分と合う合わないの好みはやはりあるなあ。
Posted by ブクログ
7人の作家による夏をテーマにした短編集。
個人的に印象に残った作品↓
ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
このページ数でこの面白さ。伊坂さんは長編はなぜか苦手だけど短篇なら読める。
二つの宇宙/江國香織
主人公はマザコンどころかグランドマザコン男子。女子は別れて正解である…。
真実のトランク/宮部みゆき
宮部さんは普段手に取らないけどきっと毎回、安定した面白さを提供してくれてそう。面白かった。
どの作品もさすがベテラン!でした!
Posted by ブクログ
真実のトランク
少しゾクッとする世にも奇妙味ある話
見越しのマツ
今までなら、切っちゃえば?って感想しか出てこなかったろうに
もうちょっと思いを寄せれる様な気がします
梨木さんか、読んでみよう
Posted by ブクログ
(個人的に)錚々たるメンバーが連なる表紙を見て迷わず手に取った本作。
特に梨木香歩さん、宮部みゆきさん、米澤穂信さんはもともと好きな作家さんで、読みやすく、やっぱり好きだなと改めて思った。
でも……"大切な人への贈り物として、お楽しみください"……?
帯に書かれていた一文と『プレゼント』というタイトルに、最後には心温まるお話なのかなと勝手に想像していたので、全然違っていて驚いた。
わかりやすくハッピーエンドが好きなわたしにとっては、正直なところやや期待外れだったことは否めない。
ただ、帯には"どの世代の誰にとっても楽しめる「読書の入り口」にぴったりな一冊です"とも書かれていた。
確かに、わたしは梨木さんや町田さんのようなポジティブな雰囲気で終わる作品が好きだったけど、不穏な世界観が好きな人たちも楽しめるのは間違いない。
Posted by ブクログ
初見の作家さんが多く、お試し感覚で読めたのがよかった。合わない文章を1冊読むのはなかなかの苦行なので、、
伊坂幸太郎 ウッドペッカー荘事件
町田そのこ きっとあの日の光と同じ
初めてのお二方だけどとても良い読後感。
世界観にもすんなり没入できた。
米澤穂信 無明
米澤さんの、私が好きなタイプの作品。
このページ数でしっかりミステリーをやってくれるのさすがすぎる。
Posted by ブクログ
梨木香歩さん『見越しのマツ』
いちばん面白かった。
マツから始めた話をそういう方向へもっていっていけるのかぁと、
小説の面白さや小説家の職人芸を感じました。
よくある住宅街という
言わば地味な舞台設定の中へ、
ちょうどいい具合でSF要素がまぶされていました。
それぞれ救われていくラストと、
気の利いたタイトルもすきです。
小説を愛する人へ贈る。
これから小説を読む人へ贈る。
というのがこの本のコンセプトなので、
そういう意味では
恩田陸さんは名手だなぁとしみじみ思いました。
Posted by ブクログ
プレゼントという題名からキラキラしたお話が多いのかと思いきや、霊感系?と思うような作品あり、社会問題系ありといろいろでした。伊坂さんの作品を読んで、もしかして白河ヨフネシリーズとか売ってるのかな?あったら読もうかな、とちょっと思いました(笑)
Posted by ブクログ
人気作家さんたちの作品を一冊で楽しめる贅沢な短編集。
作家さんそれぞれの世界観や文章の違いを味わいながら読めました。
それぞれの「プレゼント」の描き方が印象的でした。
Posted by ブクログ
夏をテーマに書き下ろされた7人の作家の一冊
印象的だったのは
米澤穂信さんの「無明」と
伊坂幸太郎さんの「ウッドペッカー荘事件」
何だか胸がザワザワした
ほっこりしたのは町田その子さんの「きっとあの日の光と同じ」
あのコンビニが出てきて、
そう絡んできたかぁ…ってニヤけてしまった
Posted by ブクログ
アンソロジーはあまり読んだことがなかったが作家によってテイストが違って面白かった。が、やはり短編なので読者の想像や余韻に任せる系のストーリーが多く、ちょっとだけ物足りなかった。好きな人は好きだと思う!個人的には町田そのこのきっとあの日の光と同じが好きでした。若い人たちの恋物語かと思いきや、その後の話もあって、花火をしている風景が目に浮かんでくる描写でとても爽やかな気持ちになれた。
Posted by ブクログ
読んだことのない作家さん、普段あまり読まないジャンルを楽しめた。
お気に入りは、「無明」。
最後の「伝説の季節」は寝る前に読んだのは失敗だったな〜眠れないかも?∽?;