あらすじ
これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
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Posted by ブクログ
読書感想文| プレゼント
新潮社の書き下ろし企画文庫ということで一線級の書き手を集めた短編集が本作。
サイトを見ると以下のようなことが書いてあって、本好きとしては読まなければならないという気分になった。
「これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。」
今回書き手に名を連ねているのは、以下の7人。
・伊坂幸太郎
・江國香織
・恩田陸
・梨木香歩
・町田その子
・宮部みゆき
・米澤穂信
いずれも劣らぬ達人ばかりだが、もちろん目当ては最近は一番推しの米澤穂信。今回も硬質な刑事もので、期待を裏切らない作品だった。この米澤以外にも伊坂幸太郎や恩田陸など、安定した作品を楽しむことができるのだが、驚いたのは江國香織。
彼女の作品は今から25年以上前の高校生、大学生の時によく読んでいたのだが、久しぶりに読んでみても、すぐに彼女の文章だとわかる。別に特別な文体を持っているというわけではないとは思っているのだが、物語が始まって数ページで、あ、これは江國香織だとすぐわかる。そんな世界観をずっと保ち続けられるのって、やっぱりすごいと素直に思ってしまう。
Posted by ブクログ
夏をテーマに豪華な著者たちの短編集とあってとても気になって購入しました!
“夏”がテーマということで全てのお話でその描写が鮮やかで、この季節にこの本を読めてよかったと思いました。
青春を感じる話から、猛暑による夏の厳しさを感じるもの、思わずゾッとするようなものと様々で飽きなくどんどん読めました!個人的に町田そのこさんのお話が1番好きでした。
Posted by ブクログ
読んだことある方
読んだことない方
前回読んであまり「、、、」と思った方
たぶん得意じゃない分野の方
色んな短編がぎゅっとつまってた
そのひとつひとつが
あの短いページの中で物語が作られていた
得意じゃないと思いこんでた方も
前回「あれ?」って思った方も
素直にお話の中に入れて楽しかった
単純にこの中のストーリーで言えば
町田その子さんの『きっとあの日の光と同じ』が好きかなぁ
あぁそうなんだ
って思いながら温かい気持ちになれた
総じてさすがの本だった
買ってよかった
Posted by ブクログ
限定カバーで買えて、好きな作家の本が読めてそれだけで嬉しい
読んだことのない作家さんのお話が読めて楽しいし、この人の本読んでみようかなと、ますます積読が増えてしまいそう…
夏休みの読書がますます楽しみ
Posted by ブクログ
様々なジャンル、作家さんの個性が凝縮したような短編集。
登場人物の“この先”が怖いものあり、祈らずにいられないものあり、もちろん楽しみなものあり。
「夏」のテーマでこんなにも違うものが完成されるのかと感動。
「無明」「きっとあの日の光と同じ」が良かった。
Posted by ブクログ
豪華な作家7人による「夏」をテーマにした短編集。
「新潮文庫の100冊」という夏の書店フェアが、1976年に始まったことや今夏で50周年だということにも驚いた。
だからなのか、名を連ねる作家さんたちが豪華でそれぞれの個性も際立っている。
1冊にとびきりの「夏」が、ぎゅっと詰まっていた。
○ウッドペッカー荘事件〜伊坂幸太郎
○二つの宇宙〜江國香織
○真実のトランク〜宮部みゆき
○きっとあの日の光と同じ〜町田そのこ
○無明〜米澤穂信
○見越しのマツ〜梨木香歩
○伝説の季節〜恩田陸
きっとあの日の光と同じが、何気にテンダネスにも繋がっていたことにちょっとした嬉しさもあり、爽やかな読後感だった。
無明は、言葉少ないなかでも訴えてくるものがおった。
見越しのマツは、意外な展開だったが未来が気になる。
Posted by ブクログ
装丁に惹かれ、裏表紙のあらすじに惹かれ、
「まだ先でいいかな」と思っていたのに、気づけばパッと購入していた一冊
町田そのこさんの短編がやっぱり好みで、読んでいると夏の空気を感じられた
まだ読書にハマったばかりで、今回参加されている作家さんたちの作品もほとんど読んだことがなかったけれど、これをきっかけに「この人の本も読んでみたい」と思える作家さんが増えた
短編ごとに雰囲気が違って、それぞれの作家さんの色がしっかり出ていたのも楽しかった!
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。いろんな作家のいろんな物語が不思議で引き込まれてあっという間に読み切って面白かった。これを機にこの人たちの本を読もうかな。私は真実のトランクが結構、面白くて印象的だった。結局、あの人は善い人?悪に染まった人?
Posted by ブクログ
夏をテーマにした短編集。ちょっと不思議な物語の世界を楽しめた一冊でした。もう少し続きを読みたくなるところで終わってしまうのが、私の「夏」のイメージと重なって、しばらくすると楽しかったなぁ、また読みたいなぁという感じ。
Posted by ブクログ
夏がテーマのアンソロジー
7人の作家さんの短編が一度に味わえちゃいます。
失礼ながら、梨木香歩さんは存じませんでした。ゴメンナサイ。
内容は作家さんによって様々で、初恋だったり、ファンタジーだったり、ホラーだったり。
私のお気に入りは宮部みゆきさんの「真実のトランク」
そして町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」の初な高校男子の花火の想い出。
米澤穂信氏の「無明」は社会派ミステリーかな。闇は深い。
お初の梨木香歩さんはどのジャンルに入るのだろう。知らぬ間に夢中で読んでいた。
他の作家さんももちろん楽しめます!
夏らしいプレゼントでした。
余談
えー、昨日発売予定の「永遠の記憶」を求めて本屋さんを三軒ハシゴしたけどまだ店頭になかった(^_^;) まぁ車であちこち行けたからこれはこれで良いことに。
で、本日イオンの未来屋書店へ。
店員さんに聞いてやっと分かるような目立たない平置き。特にPOPもない。ちょっと切なかった。。。
少し自宅で温めてからゆっくり読みます。
次は「ハウスメイド」一気に3冊いこうかとも思ったけど、ちょっと息抜きしてからということで、シチリ先生の新作を行っちゃいましょう(. ❛ ᴗ ❛.)
Posted by ブクログ
どの作家さんも読んだことがあるので、ワクワクしながら楽しめた。
全体的にファンタジー寄りで読む人を選ぶかなと感じたけど、著名な作家さんの集まった豪華な一冊。
江國香織さんや梨木香歩さんが好み。
夏空にうかぶ積乱雲のような、
強い上昇気流によって上空へ向かって激しく発達する巨大なもののような⋯
静かに心の中で、何かの感情が少しずつわき起こってくるような⋯
そんな雰囲気を感じずにはいられなかった夏の一冊になった。
Posted by ブクログ
現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編小説集。個人的には、伊坂幸太郎さんの「ウッドペッカー荘事件」が1番好きで、構成とかが上手く、伊坂さんらしい作品でした。次に好きだったのが、町田その子さんの「きっとあの日の光と同じ」で、青春小説の瑞々しさや、切なさが滲み出ている作品でありました。この作品は、線香花火をしたくなる作品になりました。米澤穂信さんの「無明」は、ドロドロした感じの作風でしたが、米澤さんらしい、作品構成だったと思います。
Posted by ブクログ
著名な作家たちが「夏」と「プレゼント」をテーマに紡いだ七つの物語。それぞれ作風は異なるのに、どの作品にも誰かを思いやる優しさが流れており、読み終える頃には自然と心が温かくなっていた。特に「無明」「真実のトランク」「きっとあの日の光と同じ」は印象深く、「無明」は悲しい物語でありながら、親が子を思う愛情の温かさに胸を打たれた。一冊を通して、まさに読者への「プレゼント」のような短編集だった。
さらに、これまで読んだことのない作家にも出会うことができ、自分の読書の幅が広がったことも、この本を読んで良かったと思えた大きな理由の一つだった。優しい余韻と、新たな読書との出会いを与えてくれる短編集だった。
Posted by ブクログ
「夏」をテーマに書き下ろした7人の作家の作品。
読むのが遅いので気にはなってもなかなか多くの
作家の作品に触れられない私にはまさに打ってつけでした。
プレゼントというタイトルもいいですね。
それぞれの作品に味わいがありどれが一番とか言うのは難しいですが、町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」が好きです。
Posted by ブクログ
新潮文庫の100冊、50周年。おめでとうございます。ありがとうございます。これはプレゼントです。
いったいこれは、
新潮文庫からのプレゼントなのか
買った私からのプレゼントなのか
基本的には力関係で決まるだろう
本の内容に満足したならば私への
それほどでもないならば文庫への
伊坂幸太郎「ウッドペッカー荘事件」
⸺名探偵ものは、これを最後にした方が良いかも。
江國香織「二つの宇宙」
⸺僕にとって永遠の謎、女性、それが二重惑星の様に回るのならば、もうそれは…。
宮部みゆき「真実のトランク」
⸺宮部版喪黒福造。90年代。あり得たかもしれない世界。
町田そのこ「きっとあの日と同じ」
⸺「コンビニ兄弟」が、いつもこんな普通で特別な話なら読んでみたい。
米澤穂信「無明」
⸺最後の被疑者の呟きは、空海の言葉、いわば祈りでした。検索した。
梨木香歩「見越しのマツ」
⸺なんだか、小泉八雲の怖くない怪談噺のよう。未来を見越すマツの噺。
恩田睦「伝説の季節」
⸺「六番目の小夜子」は読んでいない。なんだか、取り残された感じ。
プレゼントは、私に届いた。
Posted by ブクログ
短編集はめったに読まないけど作家さんが魅力的だったので珍しく買ってみた
どの作品もなんか心にサクッとかザクッとか刺さる物語だった
私は特に無明と見越しのマツが好きでした
Posted by ブクログ
宮部みゆき『真実のトランク』と米澤穂信『無明』
著者が好きで手に取る。
短編で読みやすい、登場人物の感情にも移入しやすくまとまっていてお勧めできる。
Posted by ブクログ
『プレゼント』にふさわしい、それぞれの著者の色んなジャンルの小説を読める贅沢な本でした。色んな味わいがあり、一冊で色んな味を味わえて飽きません!あっという間に読みました!またそれぞれの著者の本も読みたくなりました。
Posted by ブクログ
「新潮文庫の100冊」50周年記念作品 実力は言わずもがな7人の作家による書き下ろし。いずれも短編なのに、余韻は深く続き、さまざまに思い描いてしまう。お盆休み、夏の休暇など旅先に持参するにも適した一冊だと思います。
Posted by ブクログ
7人の作家の短編集。夏がテーマとのことだが季節感はそれほど関係ないような気もした。夏ならではというイメージではない。
①伊坂幸太郎
短編ミステリ・救われなさはあるが、良い復讐劇だった。
②江國香織
一夏の青春だね。
③ 宮部みゆき
SCP財団かな?という印象。 続きが気になった。 いちばん面白かった。
④町田そのこ
うだうだするな!と言いたくなる。 ハッピーエンドなのは良い。
⑤ 米澤穂信
犯人の女性の最後の回想セリフがよくわからなかった。型にハマった対応しかできないの、 つらい部分があるね。
⑥ 梨木香歩
この短編集、取り返しのつかなくなった関係性が多いような…?切られた松の子孫は芽吹くのだろうか。
④恩田陸
これはホラーなのか…?
感覚で読むせいか全然理解できずに終わってしまった。
Posted by ブクログ
豪華な作家たちの書き下ろしプレゼント。
とにかくこんな豪華な人達で新潮社の50周年記念がよめるとは。
個人的には町田その子さん大好きで他にも実は読んだことないけど気になっていた作家さんがあったのでいい機会になりました。
宮部みゆきの真実のトランクが好み合いました!夏のちょっとスッキリするような、人の繋がりが暖かいような、でもゾッとする部分もあって…
Posted by ブクログ
有名だけどまだ読んだことがない作家さんも名を連ねており、とっても贅沢な「プレゼント」だと思い購入!
伊坂幸太郎さんは相変わらずの世界観、大好き!
江國香織さん、米澤穂信さんは初めて読んだけど好きでした。
オチに私の理解が追いつかなかったのが恩田陸さん。
また夏に読み直そう。
Posted by ブクログ
7人の著者がいて誰の書き方が好きか比べることができる。
面白いものもあればなんだったんだ?と終わるものもあり、ジャンルも様々で読んでてあっという間に時間が過ぎてしまった。
淡々と読みやすいので普段本を読まない人でもおすすめできそう。
Posted by ブクログ
なんて豪華なアンソロジーなんでしょう!
一番心動いたのは「きっとあの日の光と同じ」だったなぁ、可愛すぎて。ニヤニヤしちゃった。夏って色んなスイッチが入るよね。
夏の茹だるような暑さを覚えたのは「無明」だったし、エッと思ったのは「真実のトランク」だったし。
夏といっても十人十色だなとつくづく思う作品だった。私の夏はなんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
豪華な著者による「夏」が舞台のアンソロジー。
少し不思議な世界観の物語で引き込まれた。なんで夏って、不思議な出来事や怖さが似合うんだろうな。
私の好きな作家さんばかりで、贅沢な本だった。
伊坂幸太郎の話が一番好きだった。
伊坂幸太郎『ウッドペッカー荘事件』
伊坂さんらしいSFの世界なんだけど、意外にも最後は感動する話。
江國香織『二つの宇宙』
おばあちゃんと僕の関係性がほっこりする。自分の大切な人と大切な人が繋がるのって、嬉しいよね。
宮部みゆき『真実のトランク』
カミジョウさんは何者だったんだろう。真実が分からないのが余韻があって好き。
町田そのこ『きっとあの日の光と同じ』
平凡だと思っている初恋の話。本人はそう思っていても、他人から見ればドラマチックなものなのか。高校生の甘酸っぱい恋の始まりを見て、こんな風に単純に人を好きになれたころの自分を懐かしく思った。
米澤穂信『無明』
まさに今の酷暑と貧困の問題の中で、こんな事件が起こっていてもおかしくない。母親の「生きて」が切ない。
梨木香歩『見越しのマツ』
「そんなに産みたかったら自分で産めば。」と元夫に言ってしまうほど、追い詰められていたんだというのが可哀想だった。
恩田陸『伝説の季節』
六番目の小夜子の話なのかな?