あらすじ
これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
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Posted by ブクログ
小説を読むことから10年くらい離れていたので、ウォーミングアップ気分で読めるかと思い購入。
読んだことのある方、名前だけ知っている方、まったく知らない方と、私的には作家さんのバランスが良かったです。
また短編集なので好みではない物語でも「合わないなー」と思うページ数がないのでスラスラ読めました。
ウォーミングアップに最適でした。
好みの作家さんを増やしたい人や、書き下ろされた作家さんが気になるけど長編は自信ない人にオススメしたい本でした。
好みの物語があったので、その作家さんの本をこれから読んでみたいと思います。
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他の人はどうかわからないけど、私は短編集ってあんまり読まないので、どうかなって思って買ったけど、とてもよかった。私は伊坂さん推しなので、伊坂さんの短篇が心に残った。でも、ほかもよかった。
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こういったアンソロジーは、読書のリハビリにちょうど良いと思う。私は、米澤穂信が好きだ。これまでの作品もそうだし、着眼点、不気味さ、人間らしさ、歴史etc...
今年は少し読書から離れていた。心に余裕がなくて。だから先にリハビリと使ったのだが、改めて読書が好きだと思える。本を読んでいいんだよと、勝手に許された気持ちになった。あぁ、だからこのタイトルかと、勝手に。
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サクサク読めてどれも素敵なお話でした!
それぞれの話の中に色んな夏の情景が浮かん来ました。まさに夏~夏の終わりにかけてピッタリな本だと思います!
来年の夏にまた読み返したい本です。
ウッドペッカー荘事件、真実のトランク、きっとあの日の光と同じ、が特に好きなお話でした。
Posted by ブクログ
人におすすめの本を貸したら、お礼にとプレゼントしていただいた。なんだか申し訳ない気分だ。でも、本ほど嬉しいものはない!
そして、錚々たるメンバーによるアンソロジー。
どの作家さんも好き!
梨木さんだけ知らなかった。
伊坂さん。もう短い中に伊坂さんが詰まってる感じ。面白かった。共にいた探偵が、停電の数分の間に刺されていた。え?なぜ?探偵によると話し合いが訣別して争った末だと言う。返り討ちにもしたと。そんな時間があったはずがない!?なんと自分はAIだった…
江國さん。かなりのおばあちゃん子の男の子の話。グランマザコンとでも言うのか?そして、このおばあちゃん、度を越した人見知り。人見知りゆえに夫とも同居できなかったくらい。よく子どもを持てたな…という野暮なことは置いておいて…
そんなおばあちゃんに初めての彼女が会いたがり、実家に連れていく話。おばあちゃんとぼくの関係性についての描写が弱くて、なぜこんなにおばあちゃん子なのかわからなかった。
宮部さん。夫に先立たれた女性が、弟が経営するバーのマスターをしている。その女性は若い頃、職場が倒産したことからしばらくバーでバイトをしていた。その時の話。女を食い物にする大学生2人と物静かな紳士。紳士が持ってきた不思議なトランク。人を吸い込み、出てきた時には記憶が初期化され、体も若返る。初期化された人を育てなおしをすると悪人も善人に!?奇想天外だが面白かった!
町田さん。親友に彼女ができたことで友情にヒビが入り、それなのにその彼女はさっさと親友を捨てた。恋とはなんなんだ?積み重ねてきた友情を一瞬で奪うほどのものなのか?恋がしたい!一夏の恋でもいいから…と思うおれは偶然中学の同級生の女の子と再会する。その子に引っ張られるように遊ぶ間に彼女に恋をした。でも彼女は韓国に転校するらしい。しかも、自分のことは眼中になさそう。
すれ違いながらも連絡をとり続けた2人は40超えてようやく結ばれたとさ。
米澤さん。白昼堂々、駅の通路で女性が赤ちゃんの首を絞める事件が発生。たくさんの人が目撃しながら止める人がいない。スマホで撮影している人に気づき仕方なく言葉だけで止める男性。駆けつけた警察官によりことなきを得た。赤ちゃんは熱中症と栄養失調。同じく現行犯逮捕された女も熱中症に栄養失調。
拡散された映像を見ると、赤ちゃんは泣き続け、首は絞められてなかった。
女の家に行くと物はほとんどなく、電気は止められていた。調べると、生活保護の申請をするも却下されていた。
これは赤ちゃんを助けるための演技だったのでは?
模倣犯が相次いでも何十回でも何百回でも出動する。小さな死体を検分するよりはマシだと思う刑事。思いながら仕事、家庭を守るために口にしない。理想と現実の線引きをできる、こういう人が増えると社会は良くなると思えた。
梨木さん。初。見越しの松。離婚して実家に出戻った。向かいは立派なお屋敷で、塀を越えて松の枝が張り出している。死んだ父は、それを見越しの松と言い、それが気に入りこの家を買ったのだ。
屋敷には同年代の息子がいたが、高校生になっていたのでお互い目も合わせなかった。
ある日、お屋敷の主人が亡くなり、家は売りに出され、屋敷も松も取り壊され、更地にされて家が3軒たった。若い夫婦が越してきたが、どういうわけか夜になるとレースのカーテンだけなので中が丸見えだ。見ていたら子どもがストーブに置かれたヤカンの熱湯をかぶった。慌てて助けに向かうと20年引きこもっているという隣の息子も出てきた。更地にされた時に松ぼっくりを拾ったのを目撃していた息子は陸前高田にタネを撒いてほしいと言う。自分でしろと言うと、ある日引きこもりの息子が行方不明に。同時にお屋敷の息子が訪ねてきて、陸前高田に向かうところで終わり。40代の男女3人。その歳から何か始まりそうでわくわくした。
恩田さん。恩田さんらしい話。今年のサヨコに選ばれた俺、春。なんだサヨコとは。誰にも話してはいけない伝統。卒業生から謎の鍵を渡され、匿名の手紙が届いた。そこには数々の指令が。受験生なのに。
この土地の、学校の、歴史の一部。
そういうものに巻き込まれたのだ。
不思議でちょっとヒヤッとする話。
Posted by ブクログ
短編集はサクサク読めて色々な作風を楽しめるのでやはり良い!好きな作家さんや読んでみたいと思ってるけどまだ手が出せてなかった作家さんなど、個人的に良い選別だった。どれも面白かったけど、やっぱり町田その子さんの作品はとても心温まる。コンビニ兄弟、ドラマは見たけど原作は読めてないので読んでみようと思った。
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素敵な作家さんたちの夏をテーマにした短編集。読むのとても楽しみにしてた!
ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
探偵と物書きの2人が出会う事件を描く。
ハテナが多い場面も多かったから最後の展開でいい意味で裏切られた感じ。面白かった。
二つの宇宙/江國香織
少し変わったおばあちゃんと大好きな彼女。二つの宇宙のような存在が混じり合う瞬間をえがく。一人一人のキャラクターが個性があって少し笑っちゃうおばあちゃんの行動も好きだった。
真実のトランク/宮部みゆき
開けられないトランクを開けた先には?
自分の中身を全てリセットさせてどんな病気も老いも治すことのできるいわば最強のトランク。もし自分がその被験者になったらどうなるだろう、、と少し考えちゃう。
きっとあの日の光と同じ/町田そのこ
どこにでもいる普通の高校生。恋なんてどうやってするんだろうと思っていた夏休みに偶然出会った同級生とのひと夏の恋。そこからのすれ違いの末結ばれなふたりにほっこりしたし微笑ましかったなぁ。
無明/米澤穂信
メディアから見ると都心で乳児を殺そうとした母親。
実際の彼女の背景からは生活保護を受けられず病院にも行けない。親子共に助かるためにあえてとった行動。この着眼点で物語を展開していくところも興味深い。
見越しのマツ/梨木香歩
ご近所で織りなされる一本の亡くなってしまったマツ。お隣の男の子の過去、2階から見える2人からの過去の景色。変化を経て進むそれぞれの人たちを見ることができた。
伝説の季節/恩田陸
6年前から引き継がれる伝説を受けた主人公。
誰にも打ち明けられない秘密。
サヨコを通じて出会う少女を通じてわかっていく過去。
私からしたら引き受けなくてもいいわけなのになぜか惹かれてしまうのが不思議。
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とにかく豪華な著者名ばかりで、その名の通り「プレゼント」でした。中でも宮部みゆきさんの作品は短編でもこんなに魅了されるなんて、、すごいなーとしか言いようがありませんでした。
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人生って自分の思い通りにいかないことばっかりだなーって時、立ち止まって読んでみたくなるアンソロジー
■きっと読みたくなるレビュー
新潮文庫の100冊、50周年記念のアンソロジー作品集。
今の文芸界をひっぱっている実力派&人気抜群の作家先生を取りそろえたってだけで凄いすよね。いつでもどなたでもページを開いてもらえる内容なので安心、全て短編で15分から30分程度で読める作品ばかりです。きっと自分に合った作家が見つかること請け合いですよ。
■各作品の簡単レビュー
●ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
作家の僕は白河ヨフネを探偵とした小説を書いていた。ヨフネと僕の間にはいろんなエピソードがあって…
伊坂先生らしくライトで可愛らしいトーンに包まれる。読むほどに吸い込まれちゃうようなエモい作品なんだけど、終盤に待ち受ける重苦しい展開は切なかった。
●二つの宇宙/江國香織
僕の彼女を祖母に紹介することになるも、おばあちゃんは極度の人見知りで…
人との距離感って、まさしく宇宙の距離みたいに不思議だよなって思う。悠斗と茉莉加の絶妙な会話の歪み具合が好きだなー、またおばあちゃんの徹底ぶりがさすがに驚いた。
●真実のトランク/宮部みゆき 【おすすめ】
若かりしバーデンダーだった頃の思い出、嫌な客とあるおじさんとの不思議な出来事。
ファンタジー味のある、世にも奇妙な物語のようなお話。いやー、宮部先生の天才っぷりを感じますね。組み立てが凝ってるんだけどスマート、人間も分かるし、ちゃんとエモイし、読み終わればしっとりと優しい気持ちになれるという。短編でもしっかりとその片鱗が伺えます。おもろい。
●きっとあの日の光と同じ/町田そのこ
幼馴染に彼女ができたらしく、自分も恋愛に焦がれていた。ある夏の日、同級生の女子と街で出会い、デートをすることになる…
淡い恋愛を嫌味なくストレートに描いてくる、こんなのみんな大好きですよね。私も好きです。誰しも夏と花火には思い出があるよねー、いつか大切な人と花火が見たくなった。
●無明/米澤穂信 【おすすめ】
新宿駅の自由通路で若い女性が赤ちゃんの首を絞めているところが発見される。彼女はなぜこんな行動をとったのか…
やっぱり米澤先生の短編は素晴らしい。しなやかだけどスパイスの効いてる読み味、斜めの角度から明かされる真相の切れ味。もはや唯一無二ですね、無類のリーダビリティーであっという間に読み終えちゃう。
色々とおかしな令和の現代を切り取った社会派小説、なんとかなんねーのかとモヤモヤが晴れない。
●見越しのマツ/梨木香歩
離婚して実家の戻ってきた女性の物語。隣家のお屋敷にある立派な松は、昔からある街のシンボルだった。しかし隣人が亡くなったことで変化が訪れて…
自身がこれまで生きてきた歩みを深々と堪能するお話に懐かしくも寂しい気分。子どもの頃に遊んだあの日、あの場所、あの家を憂うのです。人生って自分の思い通りにいかないもとが多々あって、そんな時に立ち止まって読んでみたくなる作品です。
●伝説の季節/恩田陸
受験を控えた高校三年生の春(しゅん)、彼は「サヨコ」という学校の怪しげな役割に任命されてしまった…
夢を見てるかのような幻想的なストーリー。テーマは家族、登場人物たちの心の温かさが伝わってきました。
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7つの短編集で色々な要素が詰まっていて面白かった。「真実のトランク」「きっとあの日の光と同じ」が好みだった。宮部みゆきひさびさに読もうかな。有名だけど普段は読まない作家に触れられるのがこういう作品の良いところよね。
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「夏」をテーマにした短編集ということで
暑い間に読み切れてよかった。
どれも面白かったけど、
伊坂幸太郎さんのウッドペッカー荘事件、
町田そのこさんのきっとあの日の光と同じ、
宮部みゆきさんの真実のトランクが特にお気に入り。
Posted by ブクログ
メンバーが凄すぎて
絶対読まねば‼︎とワクワクしながら迎えた
よくぞこれだけの豪華メンバーを揃えてくれました
ありがとう
期待が大きすぎて
裏切られたらどうしようかと思ったが
杞憂に終わった
短編なのにどれもコレも中身が濃くて
短編とは思えないくらい読み応えがあった
他の作家さんの作品名や登場人物の名前を使ったりしてリスペクトも感じるし
装丁も素敵だし
カバー外した裏も50周年仕様になってて
何もかもよかった
個人的には
宮部みゆき圧巻でした
Posted by ブクログ
読んだことないけど、知ってる!みたいな人もいる。超有名どころの作家ばかりの短編集。
さすが、新潮文庫…!
読んだなかで、特に気になった作品を。
「真実のトランク」
カミジョウさんを待ち続けるノリコ。最期に少しゾクッときた。人間の記憶とは、それ即ち「真実」なのだ。そして、それを取り込むトランク。トランクを研究する財団。ミゾハタ夫妻から見たカミジョウさんの姿。
もしかすると、トランクは「カミジョウさん」をどんどん作っている?世界が少しずつトランクに取り込まれている?とまで考えてしまった。その「カミジョウさん」を待ち続けるノリコもまた、すでにトランクに魅入られ、いつかトランクに、望んで取り込まれる未来があるのかもしれない。
「きっとあの日の光と同じ」
NHKの番組で、著作より先に作者を知った。落ち着いた、でもウェットの効いた発言が面白く、いつか読みたいな、と思っていたところでの、この作品。
すんごく爽やかな読後感!主人公の語り口も、すごく自然で、ああ、こんな青春、いいよね。と頷いた。
「無明」
町田さんの作品からの落差よ…
爽やか青春から、茹だるような猛暑の中での救いを求める話?
気持ちが追い付かなくなる…続けざまに読むもんじゃなくない?
でも、読んでしまう。米澤さんの文。よいなぁ。
「夏」をテーマにしているのかな?
各作家さんの、個性が見事に出ていて、楽しかった!
Posted by ブクログ
江國香織「二つの宇宙」お気に入り。
いい言葉遣い、変な婆さんがいいキャラしてる。
町田その子「きっとあの日の光と同じ」
綺麗に数十年後まで描いて、ハッピーエンドで気持ちよかった
梨木香歩「見越しのマツ」
言いたいことぶつける真美子に動かされる完治、それをみて陸前高田に向かう、その先も見てみたくなる
恩田陸「伝説の季節」
新海誠の映画とかにありそうな、展開。導入の引きが強くて一気に引き込まれる。
伊坂幸太郎「ウッドペッカー荘事件」
単話でドラマにでもして欲しいな、と思った。
白河ヨフネみたいな友達欲しい
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「ウッドペッカー荘事件」 伊坂幸太郎
白河ヨフネの友を思う気持ちが切ない。
「無明」 米澤穂信
どっしりと重苦しい、夏のいやーな暑さと辛さを感じる。
「見越しのマツ」 梨木香歩
ああいった寂しさって自分にもあったなぁってしんみり。
Posted by ブクログ
夏フェアに乗っかって購入した。
短編でサクサク読めるけど時間がとれず、夏の間に読み終わるつもりが秋に持ち越してしまった。
前情報なく読み始めたので、ホラー展開になってきたときはちょっとドキドキした笑(好きだけど怖くて読まないようにしてるから)
恩田陸さんは「六番目の小夜子」の作者だったのか!子供の頃何回も再放送されてたから、懐かしい気持ちになった。夏休みの時期だったような…
Posted by ブクログ
7人の作家の7つの短編集
作家が違うので繋がりとかあるの好きな自分も別にそこは期待してなかった。
どれも50ページほどなのでとても読みやすい。
恥ずかしながら読んだことない作家さんも数名いた
新しく触れる機会にできた。
個人的に面白かったのはやはり伊坂幸太郎のウッドペッカー荘事件
Posted by ブクログ
夏がテーマのようだけど、それはあまり感じられなかったように思う。
収録作品で特に好きだったのは、伊坂幸太郎、宮部みゆき、梨木香歩の作品。
伊坂幸太郎はこういうアンソロジーにとんでもなく面白い作品を載せることがあるんですよね。今回の作品も、これを1本の長編にしてもらいたいと思うくらいにキャラクターや設定が魅力的でした。
宮部みゆきの作品は途中でジャンルが大きく変わって、「え、そっちの方向なの!?」ってなるところがすごく面白かった。
梨木香歩の作品は少し不思議な出来事が人々を繋いで、前に向かって歩かせてくれる感じが良かった。
Posted by ブクログ
書店フェア「新潮文庫の100冊」の50周年を記念して刊行されたアンソロジーです。
半世紀にわたり読書の入口を担ってきた新潮文庫の節目に、より多くの人へ文学を届けることを目指した企画で、収録短編はすべて本書のための書き下ろし作品となっている。ミステリ、恋愛、ホラー、青春、ファンタジーなど多彩なジャンルが揃った本です。
伊坂幸太郎先生の白河ヨフネ探偵の物語は、ヨフネが面白い。
梨木香歩先生の松の物語は、余韻がある。裏庭を読んだ後のような、静かな薄暗い、自然のいい香りがしそうな物語でした。
他の先生の物語も面白いです。
小説初心者の私にも読みやすかったです。
この1冊を通じてこの先生のほかの物語も気になるな、と、他の本をどんどん手に取りたくなるきっかけになりました。
町田その子先生の書き下ろしは、あ!テンダネス!!となり、オタク心がくすぐられました笑
新規開拓だけでなく、そういった楽しみかたもあります。
読みやすくてよかったです♪
Posted by ブクログ
アンソロジーはあんまり読まないんだけど。
米澤さん(好きな作家さんだけど、テーマによっては読むのに気合いがいる)
江國さん(言葉が綺麗で若い時たくさん読んだ作家さん。けど、大人になればなるほど読後に感傷的な気持ちになるから避けてた)
伊坂さん(最初に読んだゴールデンスランバーが難しくて、それ以降手を出せない作家さん)
町田さん(52ヘルツのクジラたちは好きだったけど、それ以降ご無沙汰)
っていう、何だか個人的な訳ありで最近遠ざけてた作家さんの作品が集められてたので、「ちょっと久しぶりに読んでみようかな」くらいの気持ちで購入。
半日で読み終えられるくらい、本当に本をあんまり読まない人でも楽しめる短編集。しかも、この作家さんの本、他にも読みたい!ってなるような、ちょっと物足りない(あえて満足しきってしまわないようにしてるんじゃない?)で終わる感じの話ばかり。
私的には伊坂さんのが一番面白かった。
恩田さん、米澤さんもほかの作品読もうかなーってなったので、本屋に行ってみようと思います!
Posted by ブクログ
「新潮文庫の100冊」の50周年を記念した有名作家7名による全編書き下ろし。
7名の中で作品を読んだことのある方も、まだ読んだことの無い方もいて、今後の本選びの参考になるかも?という思いもあって読みました。
読んだことのある作家さんの作品がその作家さんらしいと思えるものだったので、初めて読んだ作家さんで好感を持った方の別の作品を読んでみたいと思いました。
どちらかと言えばじっくりと読みたい派なのでアンソロジーは苦手なのですが、こうやって作風を比較できたり、他の作家さんを知ったりするのにはいいキッカケになるんですね。
Posted by ブクログ
王道はあまり読んでこなかったので半分は読んだことのない作家さんだったけどどれもとても面白かった。ベストは人それぞれと思うけど私が一番好きなのは伊坂さんのだった。
Posted by ブクログ
普段小説を読まないけど、友人におすすめされたので
伊坂幸太郎
仕掛けがあっておもしろかった。本ならではの表現だなぁと。
江國香織
描写が丁寧で女性らしい。
夏のお花がたくさん出てきた。タマスダレをたまたまお散歩中に見つけてテンションが上がった。
宮部みゆき
文章が好きかもしれない。1番登場人物に感情移入して読んだ。他の作品を読んでみようと思った。
町田その子
1番夏を感じられた青春っていいなぁ。
米澤穂信
仏教真言宗のくだりも勉強しようと思った。暑い。
梨木香歩
面白かったけどわからなかった。見越しのマツとは。
恩田陸
夜のピクニックぶり。古い友達に会うみたいだなぁと思った。けど、わからなかった…。
Posted by ブクログ
豪華なアンソロジー。
プレゼントが共通テーマかと思いきや、そんなことはなかった。
伊坂幸太郎さん、町田そのこさん、恩田陸さんの短編が特に面白かった。
Posted by ブクログ
2026/9/5
とても豪華な作家陣による、夏をテーマにした作品集。
一冊で色々なジャンルのストーリーが楽しめてとても贅沢だった。
宮部みゆきさんの「真実のトランク」は最後ゾワゾワしたし、町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」はうってかわってすごく爽やかで良い読後感。
どうやら、コンビニ兄弟のスピンオフっぽい。読んだことないので、また読んでみたいな。
米澤穂信さんの「無明」は何とも言えない悲しい作品。
米澤さんも読んだことない作家さんなので、他の作品も読んでみよう。
1番良かったのは、梨木香歩さんの「見越しのマツ」。
ちょっと不思議で、最後はクスッと笑顔になった。
Posted by ブクログ
サラッと読み切った。 全て夏がテーマ。 全ていい話だけど一夏の思い出って感じで淡い。余韻を残す作品集ばかりでした。
追記)どうやらスピンオフが多いらしい。ファンなら嬉しいのだろうがオリジナルを期待していたので評価を下げます。