あらすじ
これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
どれも違った面白さ。特に伊坂幸太郎さんが好きなので楽しく読んだ。伊坂さんには珍しい(?)ミステリーで、最後にはそうだったのか…となる展開の読めなさも良かった。
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頓珍漢でとっても上からな感想だけれど、短編全部おもしろい!すごい!うまいなー!と。
小説を読む喜びが5倍みちみちに詰まっている本。
伊坂幸太郎
江國香織
宮部みゆき
町田そのこ
米澤穂信
梨木香歩
恩田陸
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もうさすがとしか言いようがない
一流の作家さんばかりだものね
普段読書しない人にぜひオススメしたい!
取っておいて、ときどき読み返したいかも。
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中身のぎっしり詰まった『プレゼント』でした。
どのお話も、スッと物語の世界に引き込まれました。
特に米澤穂信さんと梨木香歩さんが良かった。
またこのような企画があるといいなぁ。
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ゆっくり読み進めて、一つのお話が終わる毎に感想を書いていたので、長々と書いてしまった
久々に読書をして、楽しめた1冊でした♪
ウッドペッカー荘事件
ミステリーは読んだことがなく、本書を読み始めて早々に 読み切れるかな? と心配になったけど、だんだんと物語に惹き込まれてラストの展開に驚き、ミステリーの面白さを初めて知ることができた
有名作家さんの物語を少しずつ味見させてもらえているような有難さを1作品目にして感じた
二つの宇宙
変わり者のおばあちゃんのことが大好きな青年のお話
目玉焼きのくだりには共感
想像力豊かな彼女と物語好きのおばあちゃん、自分の意思を強く持っている二人の女性を青年視点で描いた作品
このおばあちゃんほどじゃないにしても、誰しもが自分なりのこだわりだったり良く思われないけど曲げられないことってあるよなぁとも思ったり
真実のトランク
読んですぐは不思議な話だなぁという感想だったけど、ふと思い出して背筋がぞぞーっとなる物語
トランクの存在が不可解で恐ろしいし、行きつけのバーでそんな重要なことまで話しちゃうカミジョウさんも謎すぎるし
ラストのミゾハタさんが見たものが気になる
少ししか登場しないミゾハタ夫妻のキャラの濃さが好きでした
きっとあの日の光と同じ
町田そのこさんの 夜空に泳ぐチョコレートグラミー を読んだことがあります
青春を感じる高校生の夏
男子高校生の視点が青々しく少し懐かしい
無明
一番惹き込まれた作品でした
まるでドラマの一話を見ているような
呼吸するのも辛くなるような昨今の夏の暑さが文章で伝わってきて、赤ん坊と母親の様子がとても辛かった
こんな状況、自分は見えていないだけで少なくは無いんだろうな…
見越しのマツ
平凡な現実世界からちょっとファンタジーな世界になっていくような文章の書き方が素敵だなぁと思った
マツの子孫繁栄の力強さ、親のような包容力、存在していることの安心感が伝わってきた
(正直、前の作品の「無明」に惹き込まれすぎて本作を読む前に力が抜けてしまい、積読しそうになってましたが、読み進めるとこちらも面白くてどんどん惹き込まれていった作品でした!)
伝説の季節
こちらも「きっとあの日の光と同じ」のような青春を感じる高校生の夏の物語?と思ったらまた違った少し奇妙な高校生の夏でした
このサヨコを受け継いでいく伝統を続けていくのがなかなか難しそう…とか思ったり笑
Posted by ブクログ
アベンジャーズ短編集。
好きな作家さん大集合で本当にありがとうございます、そして新潮文庫さん50周年おめでとうございます。私の文庫本デビューは新潮文庫、梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」です。
どの作品もおもしろかったですが、中でも梨木香歩さんの作品が一番心を掴まれました。
そして恩田陸さんの作品はもう・・・みんな大好きなアレです。令和に書き下ろしのアレが読めてとても幸せでした。
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毎日お風呂に入りながら1話ずつ読んだ。本当に楽しかった。今日はどんなお話を聞かせてもらえるんだろう?って思った。作者の色が出ていて面白かった。
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「新潮文庫の100冊」50周年を記念して書き下ろされた、夏をテーマにした7つのエピソード。名前は知っているけど、、という、普段選ばない作家さんもいて、新たな発見がたくさんありました。コンビニ兄弟読んだ身としては、テンダネスの再来に心が躍ったし、六番目の小夜子を知らない身からすると、くぅーっ!読んでれば更に楽しみが増したのに、、!って悔しい気持ちになったし、何より本が更に好きになりました◎
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米澤穂信さんの作品が好きなのと、他の作家の作品も発掘したかったので購入。特に宮部みゆきさん、伊坂幸太郎さんの書き下ろしが良かったのでこれから読んでいこうと思います。
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「夏」にまつわるテーマの作品が七人の作者より紡がれる短編集。まさにブレゼントにぴったりのような有名な作者と作品でひとつにとつ読み応えがありました。
さっぱりと爽やかな終わり方もあれば、じめっと夏の蒸し暑さを感じるような不気味な終わり方で締めくくられていたりと、作者それぞれの夏の解釈を感じ取れました。
個人的に好きだったお話は「真実のトランク」と「無明」
限られたページ数の中で引き込まれてするすると読み進めていったなーと感想です。どれも面白くてまた次の夏を迎えるころに思い出したいと思う一冊です!
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プレゼントにおすすめな1冊!……というには少し苦い。でも意外な番外編があるのは嬉しい。お気に入りはもちろん、恩田陸「伝説の季節」 。『六番目の小夜子』読み直さなきゃ。
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「新潮文庫の100冊」50周年記念の全編文庫書き下ろし短編集
伊坂幸太郎、江國香織、恩田陸、梨木果歩、
町田そのこ、宮部みゆき、米澤穂信
現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、読み応え抜群の短編集です。
それぞれの持ち味で展開していますが・・・
特に町田その子と米澤穂信が上手い!堪能しました。
そして十数年?いや二十数年振りに“サヨコ(小夜子)”に逢えました(^_^;)
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宮部みゆきさんの「真実のトランク」、米澤穂信さんの「無明」、このふたりは度々読む作家さんだが、やっぱりとても好きだった。ほぼ初の町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」が読後感が爽やかで良い!
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「プレゼントありがとう」
色んな作家さんの作品がまとまった短編集を読むのは初めて。
各作家さんによって特徴出てるな〜。当たり前ではあるけどテイストがここまで違うとハッキリ分かるのは短編集ならでは。おもろい。
町田そのこさん、宮部みゆきさん、米澤穂信さんは好きで久々に読むと、「あっそうそうこれこれ〜!」私の好きが詰まってました。
江國香織さんの作品は初めて読みましたが、、
好き!笑
さりげないユーモア?笑かせようとしてるけど笑かせないような喋り方?上手く言えないけど、、
ふふってなる笑
こうやって新たな発見ができて、ありがとうです。
Posted by ブクログ
3.8
なんて豪華な作家陣!
タイトルから、明るいお話なのかな?と思ってたら、作家さんごとに全然違う!
個人的には町田そのこ先生の初恋の話がよかったな、ほんわかして
逆に、米澤先生のものはやるせなくてリアルすぎてちょっと辛かった…
それぞれの先生の特徴がでていて楽しめた1冊でした
Posted by ブクログ
「新潮文庫の100冊」は今年で50周年。
キャラクターはYonda?パンダ、キュンタを経て、
今年は「ヨムム」になった。
当時、パンダグッズをもらうために
裏表紙の応募マークを必死に集めまくっていた私としては、
なんだか感慨深い気持ちです。笑
(同じって人いる~??)
そして、そんな50周年という節目の年にぴったりの一冊が、
豪華すぎる作家さんたちが並ぶアンソロジー『プレゼント』。
50年前の小冊子デザインをモチーフにした
初回限定カバーは、
タイトルの箔押しが本当に美しすぎる……!!
『プレゼント』アンソロジー
結論だけ言います。
もう、とんでもなくレベルが高いのだ。
本当に、すべての作品が。
それもそのはず。
こんなそうそうたるメンバーが揃うことなんて、
最初で最後なのでは?!と思うくらい豪華な執筆陣。
✧
◆伊坂幸太郎「ウッドペッカー荘事件」
正直、伊坂さんはいつもはそれほど得意な作家さんではない。
なのに、このラストの衝撃と、それと同時に訪れる切なさ。
このアンソロジーの中で、
いちばん度肝を抜かれた作品だった。
◆江國香織「二つの宇宙」
江國さんの紡ぐ文章は、本当に美しいと感じる。
大学一年生の夏の夕方。
甘酸っぱさと、戻ることのできない喪失感。
どこかノスタルジックな気持ちになる物語。
◆宮部みゆき「真実のトランク」
やはり宮部さんの筆力は圧倒的だった……
冒頭から没入感がすごい。
バーで働いていた20代の頃の記憶と現代が交錯する。
ほんのりSFチックな展開が、とてもとても好きだった。
◆町田そのこ「きっとあの日の光と同じ」
短編にもかかわらず、最初の数ページで心が引き込まれる。
親友にできた彼女と、あの頃のひと夏の思い出。
あぁ、いい話だ。
後半は思わず涙腺が緩んでしまった。
◆米澤穂信「無明」
このブラックさは、さすが米澤さん。すごく好きだ。
うだるような暑さの8月。
ある女性が突然、新宿駅で泣き続ける赤ん坊の首を絞めた。
あまりにも切ないミステリ。
◆梨木香歩「見越しのマツ」
松を中心に据えるところが、自然を大切にする梨木さんらしい。
松の木が生えた屋敷が取り壊されたところから始まる、
やさしく不思議な物語だった。
◆恩田陸「伝説の季節」
やはり恩田さん、好きだ……!
『六番目の小夜子』の前日譚。
都市伝説とノスタルジーがミックスされたような作風。
未読の方はぜひ『象と耳鳴り』も読んでほしい。
関根ファミリーがめちゃくちゃ魅力的に描かれているので。
「夏」をテーマにしたアンソロジー。
「新潮文庫の100冊」50周年にふさわしい一冊でした。
Posted by ブクログ
「無明」
本タイトルにそぐわない不穏な事件から幕を開ける。
実際読み進めると中盤くらいに犯人(便宜上)の真意には気づくが、ラストで示されるのは自分なんかが想像していたよりももっと重量級で最大級の愛がこもった『プレゼント』だった。
Posted by ブクログ
あまり期待していなかったが、さすが皆売れっ子作家だけあり、どの短編も非常に面白く、満足度は高い。恋愛・SF・ミステリとバラエティに富み、それも良かった。
一番はダントツで、町田その子「きっとあの日の光と同じ」。ひと夏の爽やかな学生の恋とエピローグの多幸感。恋愛物は小説では久しぶりだったが、とても「エモい」。初めての作家だったが、非常に高い興味をもった。
梨木香歩『見越しのマツ』も素晴らしかった。静かで平坦な語り口から一転、急に突きつけられる辛辣なテーマ。抜かれた松は、本当に繁栄など望んでいるのだろうか。松からのメッセージとされる「繁栄への意思」を真美子が真っ向から否定し、自身の心情と重ね合わせる展開に深い示唆を感じた。
Posted by ブクログ
久しぶりに色んな作家さんのプチストーリー集を買いました。
正直、あまり統一感はないな…?と思いました。(こういう本がそういうものだったらすみません)
一冊の本を読むのに慣れてしまっているので、どこか物足りなさは感じてしまいますが、サクッと読むのにはとても良かったです。
Posted by ブクログ
7人の作家さんが「夏」をテーマに書き下ろした小説。どの物語も「えっ、ここで終わり?この後どうなるの?」とかこの現在に至るまでの経緯が知りたいよ、と思わせる書き方なのであともうちょっと読ませて・・・と思いました。
米澤穂信さんの作品なんてこれで長編やれるんじゃないだろうか?と思ってしまいました。
恩田陸さんの「伝説の季節」は「六番目の小夜子」に登場する秋のお兄さんが主人公で、「六番目の小夜子」の番外編をこう言った形で読めたのは良かったです。
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎 「ウッドペッカー荘事件」
ちょっとおしゃれなミステリー
江國香織 「二つの宇宙」
不思議な「ばあちゃん」のキャラ最高!
宮部みゆき 「真実のトランク」
現代物の不思議ばなし
とても好み 楽しかった!
町田そのこ 「きっとあの日と同じ」
短編で、すでに町田ワールド!
よかった
米澤穂信 「無明」
生活保護を却下された母
産まれたばかりの赤子を抱えた決死の母!
ツライ‼️
梨木香歩 「見越しのマツ」
梨木さんは、やっぱり植物のはなし
マツ(松の木)が自らのDNAを残すため人を操る?
ン……!
オモシロイ❗️
恩田陸 「伝説の季節」
高三の春(ハル)は「サヨコ」の伝説に翻弄される!
7人の作家さんの短編集でした
Posted by ブクログ
書店で見かけた本書。
7人の有名な作家さんにより、「夏」をテーマに書き下ろされた物語。
本の幕の内弁当みたいでワクワク。
ミステリー、恋愛、ホラーなど、多種多様な物語を一冊で楽しむことができました。
特に好きだったのは、町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」。
友情、恋愛が一つの物語に入っていて、自分が学生時代に経験した恋愛、失恋が物語と重なり、あの時のアオサを思い出しました。
Posted by ブクログ
どの作家さんのお話も本当に良かった。
初っ端の伊坂幸太郎さんから大当たりだった。
米澤穂信さんが大好きなため、期待して読んだが、今回も後味の悪さが残る悲しいストーリーが印象的だった。
これだけのビッグネームが集まった一冊を、千円以内で購入して読めることがとても嬉しい。
Posted by ブクログ
豪華作家たちの書き下ろし作品ということで購入。
純文学〜エンタメ作品まで、様々な毛色の小説が収録されているので、読書初心者さんの入門書的な位置付けになるかなと思った。
一番印象に残ったのは米澤穂信さんの「無明」で、どんでん返しが上手に決まっていてよかった。
あとタイトルの「無明」も気になるワードで、ネットで調べてみたら仏教用語で「さまざまな文脈における無知、誤解」という意味らしい。
乳児に手をかけた母親が実際には、、という展開が本作のどんでん返しで、一般の人たちは母親を犯罪者として認識している点が「誤解」というニュアンスを表現しているのかなと思った。
それとは別に母親の置かれた状況はまじでヘビーなため、無明というタイトルには「明りが無い」=「絶望」というニュアンスも含まれているのではないのかなと思った。
Posted by ブクログ
アンソロジーとしてとても楽しかった!短編で惹かれた作家さんの他の作品も読んでみたいとなるので、間口を広げるいい本だと思った。こういった企画の文庫、どんどん出てほしいなあ。
Posted by ブクログ
「夏」をテーマに書き下ろしたという7人の人気作家さんによる短編集。夏の間に読むつもりが、気付いたらすっかり秋になってしまった。
これはまさに読者へのプレゼント♪
個性が強くて本当にバラエティに富んだ短編集
こんな抽象的なお題がピッタリ!笑
以下、収録作品
「ウッドペッカー荘事件」伊坂幸太郎
「二つの宇宙」江國香織
「真実のトランク」宮部みゆき
「きっとあの日の光と同じ」町田そのこ
「無明」米澤穂信
「見越しのマツ」梨木香歩
「伝説の季節」恩田 陸
発想が面白いなぁと感じたのは宮部みゆきさん。
奇妙な話なのに温かい。不思議な読書体験だった。
町田そのこさんはお得意のホッコリ系。
まさかのテンダネスが出現。うーん、コンビニ兄弟は好きだけど別路線で攻めて欲しかった。
米澤穂信さんは、近年の酷暑で実際に起きていそうな社会問題。読後に一番重く心に響いた。
タイトルの「無明」も仏教の言葉。
どの作家さんも、初めましてではなかった分、短編の中にも作家さんの個性が光る。
短編作品は、後々記憶に残らないものが多いが、米澤穂信さんの「無明」は忘れない自信がある。
以下、「無明」本文より引用
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥し」
※弘法大師の著書『秘蔵宝鑰』の一節
Posted by ブクログ
夏の間に読もうと思って買ったのに、寒くなってきた今やっと読み終えた。伊坂幸太郎、宮部みゆき、梨木香歩の短編が好きだった。米澤穂信も面白かったけど、暗い。暗い話が嫌いって訳じゃないけども、夏というより酷暑の小説だったな。