あらすじ
姉を殺した悪霊の手がかりを追って、かつて両親が命がけで逃げてきた悪夢の島へ。【黒首島編】(くろくびとうへん)開幕!! ――姉を殺した悪霊の手がかりをつかんだ辻翔平(つじ・しょうへい)は、花岡(はなおか)隊長ら心霊探偵部の面々と共に黒首島に渡る。翔平の母の故郷でもあるその島は、恐るべき因習に今なお支配されている悪霊と悪鬼の巣窟であった……!! 1巻のギャグテイストから一転、少年漫画の限界に挑む、猟奇と戦慄の肉弾ホラーアクション!
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『ハイスコアガール』、『でろでろ』で有名な押切蓮介先生の長編アクションホラーです!
小さいころに霊に姉を殺された主人公、翔平が、霊に対する復讐を誓い、高校の心霊探偵部に入部して、おどろおどろしい悪霊や悪人と対峙する…というストーリー。
この作品の魅力は、なんといっても、ストーリーの猟奇性とギャグの絶妙な比率!!
加虐心や欲望の渦巻く展開はすっごく残酷で、そういったシーンは戦々恐々しながら読んでしまうのですが、『でろでろ』などで培った緩いギャグが適所で光るので、作品全体としては、胃もたれしないで読むことができます!
既に完結しているので、面白いマンガを一気読みしたいという方に是非お勧めです!
物語が動き出す第2巻まで、まずは読んでみてください!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新書購入
ギャグ度、まだ少し高め。
悪の本拠地「黒首島」に渡ります。
・・・・・ここで一番気持ちわるいのって本土へ「お買い物」にでかけた、口を縫われた蛇みたいなご婦人たちでは??
この人たちって、鉄の身内のお嬢さんなんだろうけれど。その後出てこない。良いお買いものができてほくほくである。 しかし、こんなのばかり、島から来たら本土の港とかですごく話題になりそうなのに。(文字通り、口封じされてお外に出る)
悪目立ち、だよねぇ??
加速してゆく
1巻のようなギャグは成りを潜めて行き、本格的に主人公の因縁の相手に対して紹介が行われるストーリーに。
部員一同で黒首島へのカチコミから、ラスボスだと思われるミダレガミを信仰する一族など徐々に明かされていく情報。
ヘタレ主人公は部長のように暴力で姉の敵討ちを成し遂げられるのだろうか。
でも、『でろでろ』好きとしてはあまり焦らずもうちょっとユルい展開でも良いんだけどね....。