感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
■よかったところ
すごく何か大事件が起こるわけではないのだけれど(登場人物たちにすれば一大事だろうけれど)ぐんぐん引き込まれる。
一体何にそんなに惹かれてしまうのだろう?
文章なのか、内容なのか…。
幽霊になってしまった万里がいつも切ない。
■悪かったところ
これといって見つからないのだけれど、しいて上げるならば日常のお話なので大きな起伏は感じられない気がする。(でも面白いのだけれど)
Posted by ブクログ
とらドラ!より展開が早い。
2巻でもう。
つか舞台が大学だと、もやっとしますね。
一人暮らししてたり、外泊も飲酒も別にOKだし
ラノベの舞台としてはやっぱり高校生活特有のあの
息苦しさ、閉塞感がぴったりなのかもしれません。
Posted by ブクログ
サブタイトル、答えはYES、ってどういうこと?
―それは最後で分かります。
このサブタイトルだけで(実は)内容が語れるのが凄い。
という訳で、ゴールデンタイムの第2巻。
過去の記憶の無い主人公、万里くんの苦悩(苦悩?)は続く。
18歳までの万里くんは、リンダに恋してた。
記憶のない万里くんは、香子ちゃんに恋してる。
この関係、どうなるんだろう?
エピソードとしてちょいちょい挟まれる、過去の万里くんと、リンダの記憶が切ない。
それにしても、答えはYES、こう来るとは思わなかったなあ。
もうちょっと一波乱あってくっつくのかと思っていたよ。
くっついてから一波乱、二波乱あるのかもしれませんが。
千波ちゃんはリア充ブラックでした。あーみんとは違った方向性だなあ。
やなっさんとはどうなるんだろう。
ところでNANA先輩、1巻で口絵にいるからてっきりレギュラーかと思ったけど、そうでもなかった。もう1回くらい出てこないかなあ。
Posted by ブクログ
最後は収まるところに収まったという感じだが、ドロドロ展開になりそうな要素がそこかしこに…。
なお、1巻ラストで思わせ振りな感じだったNANA先輩は登場せず(笑)
Posted by ブクログ
物語としては特にアクションも冒険も危機的状況もある訳ではないので、基本会話劇でできている。そしてこの会話劇が微妙だ。上手い下手ではなく話主達の空気がである。「振られた人間と振った人間」「過去の出来事をなかったことにした間柄」で行われる会話はいくらテンションが高くとも中々笑えない。ラノベチックなラブコメよりもリアルな人間関係を描いているのでギャグ要素に笑えるかどうかは読み手を選ぶと思う。これは会話劇というものはリアルに描こうとするほど読み手の経験で印象が変わってしまう所があるからだ。好みに合わなければあまり楽しい物語とは言えないかもしれない。
しかし、モヤモヤを抱えながら進めていくと読者だけではなくキャラクターも爆発する展開が訪れる。
私は竹宮ゆゆこ氏の感情吐露の描写が非常に好きだ。溜めておくのが不可能になった感情は打算のない純粋な言葉になって心を打つ。その描写が特に上手い。なので日常会話partでおもしろいと思えるかは読み手次第だが私の思う「竹宮ゆゆこらしさ」は物語の最後に爆発し、読み手のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるはず。すっきりしたはずなのに続きが気になる第2巻でした。
Posted by ブクログ
告白した万里に香子は『友達』としてと返答。
なのに。
サークル合宿と称して妙な新興宗教から生還した記念にと、万里には似合わないミラーを香子からもうら。
が、しかし。
香子は万里に惹かれているのに、それが本当かどうか迷っていた。
再度告白した万里に会えて『ノー』を答える香子。
だが、それを機会に万里は壊れた。
香子との友達も解消して。
『誰も待たないし、追いかけない』と。
リンダとの関係も、酒の席で当人にぶっちゃけ。
トイレに逃げ込む万里に、ドアの外からリンダの説明。
だが、万里に届かず。
酒の席を立って、一人で抜けようとするも、香子が追って来て。
『追いかけてくれないなら私が追いかける』と宣言。
一応、これでカップル成立…
ただ、追っかけて来てくれたは良いけど、途中チャリを奪取した様子でケーサツのお世話になる事に…
幽体離脱状態で誰からも見られない、聞こえない万里はアドバイスをするが意味無く。
これをどう料理していくのか楽しみです。