あらすじ
本格スパイアクション! エーベルバッハ少佐が心理学の実験に参加させられる番外編「心理実験プロジェクトS」をはじめ番外編3編を収録!!
...続きを読む
1976年から今も連載中の長寿作品。国際手配中の美術品窃盗犯「エロイカ」は、自由奔放で金髪巻き毛の美貌の伯爵。対立するもう一人の主役は、NATO軍情報部・ボン支部の「エーベルバッハ少佐」。通称「鉄のクラウス」と呼ばれ戦車のごとく暴れまわる。正反対の二人のどつき漫才が面白い。
ヨーロッパ各地の歴史的芸術品やスパイアクション、東西の対立…等。まったくもって少女マンガらしからぬ硬派な漫画。東西ドイツ統一のニュースには真っ先に「少佐はどうなっちゃうの!?」と思い、ソ連崩壊には「(旧ソ連エージェントの)仔熊のミーシャはどうなるの!?」と思い、つい現実とリンクして考えてしまう。
ストイックな少佐の筋肉美もイイヨ!(※注意:第1話はメインキャラが違ったのだが、少佐の登場で彼らは消えたので、第2~3話からがオススメ!)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
番外編集の31巻。ドタバタストーリーからクリスマスしんみりエピソードまで、番外編でも手を抜かない保子センセの仕事っぷりは尊敬します!個人的には少佐が任務でストレスの実験に参加させられる「心理実験プロジェクトS」が一押し。ケーキも少佐もおいしそうv
Posted by ブクログ
(2005年3月15日初版発行)
【ストーリー】
本編(31巻)の収録内容は、先手を打って盗まれた瑠璃色のじゅうたんを怪盗エロイカが取り戻そうと画策する話「<ビザンチン迷路 番外編>瑠璃色事件」、心理学者の実験プロジェクトの被験者として少佐がケーキ屋になる「<番外編>心理実験プロジェクトS」、執事の帰郷に隠された秘密を少佐が追跡する「<番外編>少年たちの黄金伝説」。
【感想】
珍しく番外編だけで構成された息抜き的作品。少佐のケーキ食べてみたいvさすが少佐です。ロレンスは相変わらず最終兵器だった・・・・。「<番外編>少年たちの黄金伝説」がかなり良かったです。エロイカを読んでいて久々に胸に熱いものを感じました。
Posted by ブクログ
やっぱ上手いなー、青池保子は。いい話描くよ。少佐もいい! 理想の“漫画の男性キャラ”だわ。「少年達の黄金伝説」誓いの言葉と執事の涙にもらいなき。(2005-03-03)