【感想・ネタバレ】エロイカより愛をこめて 34のレビュー

1976年から今も連載中の長寿作品。国際手配中の美術品窃盗犯「エロイカ」は、自由奔放で金髪巻き毛の美貌の伯爵。対立するもう一人の主役は、NATO軍情報部・ボン支部の「エーベルバッハ少佐」。通称「鉄のクラウス」と呼ばれ戦車のごとく暴れまわる。正反対の二人のどつき漫才が面白い。
ヨーロッパ各地の歴史的芸術品やスパイアクション、東西の対立…等。まったくもって少女マンガらしからぬ硬派な漫画。東西ドイツ統一のニュースには真っ先に「少佐はどうなっちゃうの!?」と思い、ソ連崩壊には「(旧ソ連エージェントの)仔熊のミーシャはどうなるの!?」と思い、つい現実とリンクして考えてしまう。
ストイックな少佐の筋肉美もイイヨ!(※注意:第1話はメインキャラが違ったのだが、少佐の登場で彼らは消えたので、第2~3話からがオススメ!)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

古くから続いているマンガなので、読んだ事がなくてもタイトルは結構知ってるんじゃないでしょうか?(笑)
1〜3巻くらいまでは、なかなかしんどいのですが過ぎればだんだん加速度がついて面白くなっていきます。
全巻買いそろえるのは厳しいので、マンガ喫茶などでちょっと読んでみてもらうのがいいかな…?
青池先生の知識には本当に感服です。
そしてやっぱし、少佐がオススメです。

これからも続きを楽しみに待ってまーす。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ああ、感想なんて、そんなもの書けないくらい大好き♪中学で少佐と伯爵に出会ってから、もう何○年、新刊が出るたびに買うことが楽しみの歳月。華麗(加齢ではない!)な泥棒貴族ドリアン・レッド・グローリア伯爵と、NATOの万年少佐クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ、このありえない組み合わせ、薔薇と鉄の絡み合い(当初はこんな感じだったなぁ)、単純な少女漫画世界ではありえない独自のワールド。いまだに同年の友人とは語り合ってしまう・・・あとどれだけ彼はこの作品を読むことが出来るのか。少佐と伯爵より先に逝くなんて絶対に許さないからね!

0
2011年09月18日

Posted by ブクログ

ドイツにハマきっかけになった本。
NATO情報部のドイツ人、エーベルバッハ少佐と美術品泥棒“エロイカ”こと英国人、ドリアン・レッド・グローリア伯爵が繰り広げる、ヨーロッパを股にかけたサスペンス・コメディww冷戦終結後はストーリーに緊迫感がなく、コメディ色が強くなった感が否めないが、それでも少佐は相変わらずカッコイイし、伯爵とのやりとりもとても面白いので、これからも大切な愛読書の一つであり続けるだろう。青池先生がんばってシリーズ続けてください!

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

私の大好きな漫画。
NATO(北大西洋条約機構)の情報部将校クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐と大泥棒「エロイカ」ことドリアン・レッド・グローリア伯爵の迷コンビが織り成す、コミカルハードなスパイアクション!
ヨーロッパ中を駆け巡って諜報戦を繰り広げる様はまさに壮大!
登場するキャラクターの個性の強さも魅力のひとつです。
何より主役2人が何ともカッコ良く、美しいんですよねぇ…。
物語の前半は冷戦時代が舞台で、後半から現在はテロリストを追うのが主な何でもありな展開になっています。
連載開始から30年経っているのにも関わらず色褪せない魅力は素晴らしい。
今は少女漫画としては異質な絵柄(?)かもしれませんが、初期の方の絵柄は少女漫画らしい華麗な感じです。
コレにハマるともう他の少女漫画に魅力を感じることができないかも。
ただし、2巻から読み始めるように。1巻はまだ方向性が決まっていなかった時期の話なので、物語の主旨、なんと主人公までもが違うのです。2巻からが『エロイカ』だと思ってヨシ。
精密で重厚、コミカルでハード、知的な華麗なる世界が広がります。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

エロイカより愛をこめて 34巻 青池保子 秋田書店プリンセスコミックス
ISBN4253194540 390円(税別)
2007年1月15日初版
【ストーリー】
収録内容は次のとおり。「シリウス」の爆弾テロを止めるため、少佐・伯爵・Qが各自の働きで活躍する[No.21ケルティック・スパイラル Part.3]、マダムのビデオ製作が少佐の投入でいよいよ佳境を迎える[<番外編>ケルトの幻想 マダムの妄想]。

【感想】
今回、少佐・伯爵・Qみんな活躍がすさまじかったです♪いつもここまで有能なら少佐も困らないね(笑)なんかみんなのカワイイ一面も見れて、こんなに巻を重ねても新鮮だなぁと思いました。とりあえず部長が可愛く見えてやばかった(笑)少佐の警官姿もカッコヨスw
番外編も愉快で、この巻はかなりポイント高かったですv
表紙の伯爵に胸(・∀・)キュンキュン。
個人的にQが「エロイカ」ではなく「伯爵」と呼んだ時、なんか萌えましたw少佐・伯爵・Qで悪友(腐れ縁)の輪を広げてこれからも登場して欲しいw

0
2009年10月04日

シリーズ作品レビュー

「少女マンガ」ランキング